前回のベイファール八王子&平塚合同イベント”秋のツーリング大会”にご参加下さった90M3オーナーさんがIRPシフターを即決ご購入下さいました。E9系への取り付けは今回が初めてでありまして、装着状況確認の為ベイファール八王子店にて密着取材を決行!メカニックの杉井さんのお手伝いをしつつ、軍手で支え、ネジを回し、セブンイレブンの牛丼(お昼)を食べて、シャッターを切り日が暮れました。事件じゃないけど現場に向かわないと解らない事がありまして、今回の収穫(装着情報)はとても大きかったです。90M3オーナー様、メカニックの杉井さんに感謝!ではレポート開始です。
現場(ベイファール八王子店さん)に到着したら既にこの状態でした。シフトコンソールパネル&SW&ブーツオフ+純正シフターオフ+マフラー、、オフ汗。4リッターV8つまりM3はマフラー下ろさないと装着出来ません。6発ならクリアランスに問題なさそーなのでOKだと思います。でマシンは白のM3サルーンで一見”旦那仕様”のようですが、サーキット走行計測器ステーが装備された隠れ硬派な感じです。
検証続けます。盗撮的アングルは出来ごごろではなく、証拠写真でありまして、純正シフターのアルミ鋳造メインフレームが残っておりまして、プロペラシャフトを抜かないと?と思いつつ、前側にひねりながらプロペラシャフトを無事逃げて摘出完了。これはE8系、E9系共通だと思いますので今後の装着アドバイスになりました。
外した純正シフターとシフトフレーム(リンケージ)。86よりシンプルな創りで同じくアルミ製。36時代の片持ちからダブルジョイントに変更されてシフト剛性感UP。ダブルジョイントの受け側は残りますのでIRPシフターに交換してもその恩恵は残ります。
IRP-V3シフターに90M3純正のベローズ(ゴムブーツ)を移植して装着準備。4点留めのボルト&ナットは付属されておりませんので、販売店様でご用意お願い申し上げます。
最適な穴あけ位置(装着位置)を探す事約40分。ワイルドな外見の人ほど繊細で理想的な神経質。初めての作業はホント慎重に慎重に、、杉井さんのメカニック流儀に私も納得。「次からは見ている方が不安になるほどサクサク出来ますよ!」と杉井メカニック談。
やっと、、装着。私も変速させて頂きノブの位置+シフトストローク+フィーリング+リバース解除ボタン作動全てチェック完了。いい感じです。
どっぷり日が暮れまして。
見た目”旦那仕様(実は踏みます)90M3”のIRPインストールコンセプトは出来るだけ目立たなく。インテリアへのダメージを最小限に抑える事、、でこちらがほぼ完成状態。90M3純正レザーシフトブーツをかぶせればOKです。灰皿のフタは開閉可能(ワンプッシュオープン>ロック、ファンクションは純正通り)ですが中の灰皿は取り外し、シガーソケットのみ残せました。E8系、E9系のコンソールトリム周りはほぼ共通だと思いますので、装着検討中の皆さんのご参考になると思います。実は、このコンソールトリム&灰皿内部の削り&フィッティング&シフト干渉チェック、16回やりました。削ってははめて、動かして、外して、、メカニック杉井さん、趣味も含めてw凄いよ。
漢の仕事場っ!完成(ブーツつければ)。どーですかお客さんっ!ラッキーストライクの匂いが沁み込んだハードボイルドスポーツサルーン然とした佇まいにうっとり。90M3オーナー様、ベイファール八王子店メカニック杉井さんっ、今回はホント勉強になりました!ありがとーございました。次回は杉井さんのプライベートマシンに是非っ!オーストリア産のグロックのスライドと同じ兵器の匂いのするIRPシフターを引き続き宜しくお願い申し上げます。
ベイファールさんWEB
IRP-BMW