SACHS P-C-O 000299/14R

某日のネッツ東埼玉、浦和美園店ブルーエリアさんの作業風景。86用SACHSパフォーマンスコイルオーバーの完売開始から数か月後の試乗会にご参加頂き、「時期を見て装着します!」と嬉しいお言葉通り、今回ご購入&装着して頂きました。女性の感覚的な(直観的とも言う)買い物と違い、オトコの買い物のは”様々な理由付け”が必要だと思ってます、、自分がそうなんです(笑)。モノ選びは先ずセンス。自分の知識と経験値から性能と対価を照らし合わせ、その製品が本当に必要なのか?またその性能を使い切るスキルが自分にあるのか?そういった自己問答の中にあっても既に答えは”欲しいから買う”と天の声(笑)に導かれているように思います。ほぼ気持ちが決まったら、次は”何時買うのか?”なんですよね。これは千差万別、、自分の場合はアレコレ考えている内に生産終了になったり、限定品故完売と手に入れられなかった製品が沢山あります。こーゆー時はくやしいですね、、嫁に八つ当たりできるはずも無く、あーと。話は戻りまして、今回の14R+SACHSパフォーマンスコイルーバーユーザーさん、ご自分のタイミング(&マスタースタッフ高木さんのオススメもあり)無事装着で自分も嬉しいです。ノーマル86より操舵感覚が優れた14RでどーかSACHSパフォーマンスコイルオーバーを楽しんで頂ければ幸いです。シルバーのボディーカラーを選ぶセンスも素晴らしいと思います。

SACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリア14Rに装備されたリアディフューザーはアームのリンケージ部分に接合され(強度保持)サスペンションの分解の手順を間違えるとパネルを壊すことに、、とマスタースタッフ高木さん談。トヨタの車両を完璧に熟知しているスタッフさんの安心作業で見ていても安心です。

SACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリアSACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリアSACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリアSACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリアで、こちらが装着完了風景(光学アライメント風景は割愛ささせて頂きました)。マイネッツ浦和美園店ブルーエリアオススメパッケージ”TRD製強化ゴムトップ前後マウント+SACHSパフォーマンスコイルーバー=車高は-8~15mm以内の下げ幅”縮み側、伸び側のストローク、各アームのディメンションからサスペンションの稼働率がもっとも良い(良く動く)状態を最優先すると、このような綺麗なシルエットが完成する訳ですね。トヨタテクノクラフト社のスタッフがハンドメイドビルドで仕立てた14R!その細かい作業内容はベースの個体毎の状態(あたりまえですが新車です)によって異なるらしく、ライン製造では許容範囲の精度をしっかり補正した仕立ては、やっぱりノーマルの86とは違いますね。製品単体税別価格¥286,000-のSACHSパフォーマンスコイルオーバー+スペシャルな86(14R)素敵な組み合わせだと思います。正直、、この組み合わせで自分も欲しいです。

SACHS PERFORMANCE COILOVER 86 BRZ 14R WERNHER ブルーエリアさてさて、今回撮影した中で唯一ピントが合っていたサスペンション画像です。なかなか見られないフリー長(ストラットが伸びきった)状態です。ダストブーツでカバーされていてこの画像からは見えないのですが、リア側のダンパーも倒立式です。当初は?なんで?と思ってましたが乗って納得。オーバークオリティの応力剛性は乗っていて気持ち良くレスポンスします。前職でR56MiniにSACHSパフォーマンスコイルオーバーを装着したデモカーに乗ってまして、R56Miniも86と同じ同じフロントストラット&リアーマルチリンク+ストラット(コイルオーバー)でユーザーさんの評価が物凄く高かった製品ですからSACHSではスタンダードのディメンションなのだと思います。ドイツ人は必要のない事(効果がない)は一切しませんのでこれがSACHS正解!ラリーでも行けそうな余裕の剛性感は高負荷のドライブ中の安心感にもつながると思います。で、話は戻って14R+SACHSパフォーマンスコイルオーバーのユーザーさん、、最近増車したらしく、次のマシンにもSACHSの、、Racingを、、と風の噂で聞いております。Racingダンバー、、つまり14R60用でありまして、目下セッター兼販売元マイネッツ浦和美園店マスタースタッフ高木さんの試行錯誤もほぼ終わり、後はアネブル蘇武さんによる現状測定と、打ち合わせで製品化の予定ですので今しばらくお待ちください。

■今回装着して頂いたSACHS車高調整

■86&14R&BRZ用SACHS車高調整のアップデートと、その上の製品

荷捌き

SACHS PERFORMANCE COILOVER  ザックスサスペンション 車高調整SACHS PERFORMANCE COILOVER BMW M2 M3 M4 000484 ザックスサスペンション 車高調整本邦初公開?群馬、伊勢崎倉庫内部画像です。自分の退社から数か月、、武蔵浦和のハンズ事務所兼倉庫が分離して、事務所が美女木、倉庫が群馬県の伊勢崎に移動となりました。訳は、、謎ですが製品の管理場所が県内にある(近い)って事はとても嬉しいですね。製品に携わるって事は売るだけではなく、商品の入荷管理を経てお客様の手元に渡る>ご購入装着>以降製品装着されたクルマと過ごす時間だと思ってます。責任の意識も常にそう考えてます。利益を得るって事はそーゆー事じゃないと。独立してから特に意識してい事が昔からの商習慣”3方良”発売元、販売店、ユーザーさんの3者が”よかった!”と、思う商売(ビジネス)を常に心掛けています。さてさて、明日もここに通い(笑)新製品の寸法測定です。今静かに話題のVWポロ&AudiA1用SACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバーのリアダンパーが凄い件、この目で見てきます。

SACHS PCO 000484 / M2,M3,M4

SACHS PERFORMANCE COILOVER 000484 BMW M2 M3 M4 ザックス車高調整 サスペンションセットドイツZFレースエンジニアリング社製、SACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバー(通称PCO)の新製品が入荷してきました。数日前にアネブル蘇武さんにお願いしていたダンパーレート、勿論18段の伸び、縮み双方の減衰展開バリエーションとスプリングレートを測定したデータを頂いたので、もーすぐSACHSパフォーマンスコイルオーバー品番000484のページが完成予定です。このパフォーマンスコイルーバー、実は今年で10年目を迎えるロングセラー製品であります。10年前、、ドイツサイドの体制変更でSACHSのスポーツサスペンションの突然の生産終了がありまして、今まで頑張ってきたのは何だったのか??、、悩んだ末に”仕事がなくなったのなら辞めよう!”と決意していた矢先、このパフォーマンスコイルオーバーのプロジェクトが始まりました。、、ああよかった!まだ仕事があるじゃん!と、現在は会社は変わりましたが、ほぼ同じように製品に携わる事が出来ております。この製品に関しては、呼ばれた、、自分が指名された。と、今でも思ってます。ZFに統合の中、唯一のSACHS(ザックス)本家、ドイツシュヴァインフルトでハンドビルドされた本物ですから、大事にして、終わらせないように自分なりも努力で頑張ってゆきますね。KW、Bilsteinはとっくに製品をリリースして、もしかしたら輸入車チューニング市場のM3&M4サスペンション需要は一段落かもしれませんが、戦いはこれからです。他社メーカーチューニングサスペンションを装備済みでも付け替えてまで欲しい性能なはずですから。ぜひぜひご期待くださいっ!詳細は後ほどっ。

VELOX CLUCH -Fork & Pivot

VELOX CLUCH FORK 86 BRZ ヴェロックス WERNHER 米国VELOX(ヴェロックス)モータースポーツ社のスポーツクラッチ対応のクラッチフォークとピボットが入荷しました。先ずは2セットだけ、、お試し販売分(関係者需要、、よろしくです)ですね。上記画像は製品設計時のCGのようで、もーこーゆーの見ると欲しくなっちゃいます(汗)性能の目標とそれに向けた開発、鋼材の選定、要求強度の演算と造形。すべてが”ピシッ”とした感じ、これまた美しいんですよ。クラッチフォーク、、装着してしまえば見えない(リフトアップすれば見えます)製品ですが、気持ちが落ち着く、安心感も製品特性かもしれません。
VELOX CLUCH FORK 86 BRZ ヴェロックス WERNHER

で、こちらが入荷した実製品。チューニングエンジン用クランクシャフトや、ハイスペックBMX用ホイールハブ等、耐熱&高負荷動力部に採用される4140クロモリ鋼材をビレッドにて成形した逸品。表面には耐腐食ブラックコーティング加工を施してあります。で製品単体の応力(踏力)容量は何と1000ポンド(約453kg)まで対応。ノーマルのスチールプレス成型クラッチフォークは当然純正クラッチ(のダイヤフラムスプリング)に併せて設計されているので、強化クラッチに換装した86&BRZユーザー皆さんには是非とも装備して頂きたい逸品です。

VELOX CLUCH FORK PIVOT 86 BRZ ヴェロックス WERNHER

で、クラッチフォークの付属品としてセットアップした同じくVELOX社製クラッチフォークピボットです。クラッチフォーク内側のへこみ部分にスプリングを介してマウントされます。クラッチを踏み込む”踏力支点”となりますので、ここも剛性バランスを考えプリハードン銅鋼材を採用。成形はマシニング。ピボットの半球部分にVELOXロゴが刻印されておりまして”良い物”のオーラがプンプン(笑)です。フォーク同様、装着してしまえば見えない製品ですが、クラッチを踏む度、硬質でソリッドなペダルタッチの安心感を感じられるはずです。換装する意味と意義のある製品です。

■VELOX製品ページ

24h Nurburgring 2011/ GOLF35GTI

24h Nurburgring 2011 VW 35GTI SACHS WERNHER

おはようございますっ!探していた画像がよーやくっ見つかりました!2011年、VWゴルフGti誕生35周年記念に3台(+1台?)のみ製作されたニュル24エンデュランスマシン!残念ながらリザルトを残す事が出来ませんでした(全車リタイヤ)が当時現場に居たジャーナリストのヤマモトシンヤ先生曰く「序盤は凄く速く、このまま行くんじゃないか?」と、思われたそうな、、。ま、SACHSレーシングダンパー実装備でボディデザインも超格好いいのでOKです。で、このマシンの画像をですね、カタログに掲載するらしいので、モロモロ準備致します。※バンパーのナンバープレート部のステッカーは24Hエントリー車両全車添付の義務(レギュレーション)から貼られているだけで、BILSTEINダンパーは装着されておりません。

oettinger

vw bus カラベル エッティンガー 忌野清志郎 wernher oettinger

前職の輸入車専門チューニング&ドレスアップパーツサプライヤーだった頃、一番身近なチューナーがエッティンガーでした。倉庫に行けばブランクのコンプリートエンジンや各種パーツが整然、、じゃなくゴチャゴチャに置かれていて、コンプリートカーと言えば麻布の沼地に立つ水没寸前の某ビルF1車庫と、移転前のオフィス駐車場に整然と並べられておりました。当時は全て見なかった事(訳あって)になってましたが、その無骨でいかにもドイツ職人が造形した構成パーツに萌えた記憶があります。VW本体より先にGOLFに16Vヘッドを搭載した天才エンジニア。その後即、VWがそっくりのヘッドとマニフォールドをリリースして初のGti-16Vが誕生。当時のエッティンガーとVW社の関係は?のままですが、エッティンガーの創立者兼社長のゲアハルトエッティンガー博士はまぎれもなく”好き者の天才”だと思います。画像は、、多分当時のフライヤーから抜粋されたカラベル用チューニングパーツ構成。清志郎さんが愛したポルシェのエンジンを搭載した最強のVWバス!ボディパーツ(前後スポイラー&サイドパネル)に始まりタイヤ&ホイル+ブレーキアップデート、6気筒エンジン構成パーツとペダルレス変速(スポルトマチックコンバート)、で、注目して頂きたいのが赤いダンパー!勿論SACHS(ザックス)です。エッティンガー別注の特別セットアップで勿論専用品番でした。思えばVWのスポーツモデルにSACHSダンパーが標準搭載される以前からエッティンガーが採用して居たんですね。天才は目利きでもありました。さてさて、新生エッティンガージャパンがスタートしたようなので、陰ながら、昔の約束通り気付かれないように(笑)応援したいと思います。現代のVWにはもうこの画像のような大掛かりなパーツ構成は全く必要ないと思いますが(ノーマルで十分速く、必要なのはアップデート過給機とそのECUの調律+マフラーで500PSつー車両もあるそうです)サスペンションはまだ伸びしろがあるように感じます。DCC(VWに標準搭載される電子制御ダンパー)は優れたセットアップではありますが、高負荷での応力とレスポンスは機械式(オリフィス)には敵いません。また従来からのクルマの動き(揺れ方)を良しとする多くのVWエンスージャストの方々にも機械式、つまりSACHSパフォーマンスコイルーバーの自然な動きの気持ち良さを体感して頂けると考えております。今の私のポジションであれば、当時のようにエッティンガー専用のダンパーセットアップ(専用品番)SACHSパフォーマンスコイルオーバーのプロデュースも可能なのでエッティンガージャパンさん、その際は宜しくお願い申し上げます。

■エッティンガージャパンWEB

SIMONINI

SHIMONINI MOTO SACHS WERNHER

SIMONINI(シモニーニ?)1970年代後半のダートレーサーでありまして、ご覧の通り、搭載される空冷2stエンジンは”SACHS(ザックス)”製であります。当時のドイツSACHS社はダンパー、クラッチ等の自動車部品サプライ(純正供給とサードパーティーへ)を行いつつ、ヨーロッパのオートバイと小型自動車(メッサーシュミットやBMWイせッタ等)のエンジンマニュファクチャラー(開発&供給)としての一面もありました。この2stエンジン開発の派生から現ロータリー(旧ヴァンケル)エンジンの開発に居たりました。ロータリーエンジンもSACHS(子会社ヴァンケル)が世界初です。エンジン部門の最初のプロダクツは2stの50ccで製品名Saxsomat、、だったと思います。この小さなエンジンを自転車に乗せて売ったら大ヒットだったようで、「ソレ、、HondaのCubと同じじゃないすか?」と、思いますよね。同じですがHondaより20年以上前のプロダクツですから元祖はSACHSです。今は引退されたドイツ人みたいな私の尊敬する日本人”ミスターK(マンネスマン時代から1人日本で戦ってきたSACHSブランドの重鎮)”はHondaとの会合(OEMでの会議?)でよく衝突していたらしく、その都度「お前らがカブ作って売ってる20年前からこっちはやってんだ!」的な言い合いだったそうで、、ブランドを保つ事、そのブランドを扱う上でプライドを持つ事。今も肝に銘じております。

TOYOTA-WRC

TOYOTA WRC YARIS

18年ぶりのWRC復帰で2位(ラリーモンテカルロ/10号車)。弊社のトヨタ関係のクライアント皆様はホント大喜びでよかったですね!!って感じではあります。自分も嬉しいのでありますが、一位、、デビュートゥウインが果たせなかった事がちょっと残念。理想の勝利はもう少しお預けのようです。で、、で問題のダンパー(サスペンション)チョイスでありますが、公式見解として、ZF-SACHS-RACEエンジニアリング社製じゃなく、BOSエンジニアリング社製ダンパーがデフォルト設定でサブでSACHS、、。各ニュースを見てもどのダンバーを搭載して、、なんて書いてないのでアレなんですが、気になります。SACHSだったら1位になれたんじゃないか?、、そう思わせてください。11号車画像はモンテカルロ現地(パルクフェルメ待機)の知人より拝借。ありがとー。

8BIT

8BIT 86 BRZ 診断機 8ビット アトラクション

Toyota-86&SUBARU-BRZユーザー皆さん待望の新製品案内ですよ?、、、と自分では納得の製品ではありますが、同じような製品が沢山あるようなので、少しだけご説明を。あ!この製品き限りデザインとか趣味性は一切ありません。車両搭載のダイアグノスデーターを日本語の項目通りにOBDを介して(性格にはBluetooth)モニタリング&フォルトチェック(消込み)が可能。専用の”ソフトウエアを搭載”、、ココが最大の製品性能となります。クルマが言っている言葉(故障コード番号ではなく文字で伝える)をそのまま表示します。ストレスフリーです。メーター加工の為メーターケースを外す、またステアリング交換でを外すと警告灯は点きませんがフォルトとして車両データに残ります。8Bitがあれば再度接続しました。直りました!のチェックを入れてフォルトを消す事が出来ます。下記webリンク(ヴェルナーホームページ、8Bit)に検証項目の一覧を明記してあります。是非ご覧になってみて下さい。、、、因みに製品名は私が考えました。総発売元(後輩の会社)株式会社アトラクションと言う名前も私が考えた結果、、2月中旬頃25セット入荷するみたいです(買わされました、、汗)。

■専用アプリケーション搭載でサクサク診断、フォルトチェック!