峠活=ワインディングワークス

TRD14R 86 トヨタ86自宅から数分、東榛名のホームコースはご覧の通り緑が眩しいミニ”グリーンヘル(森のサーキット-ノルドシュライフェの別称)”状態。ワインディングも楽しめるサスペンション-ドイツ製ザックスパフォーマンスコイルオーバーは86車高調整市場最弱のバネレートと、86車高調整唯一の前後倒立式の仕立て。車高の下げ幅も15mm前後なのでホイールストロークも十分。スムースに伸びて縮んでイメージとしてはラリーターマックのセットアップに近いかもしれません。低&中速域でもしっかりロールが出るので気持ち良く走るセットアップとしては100点だと思います(個人的見解)。しかし、、気持ち良さにお金を払える人って物凄く少ないですよね。工業製品の買い物における言い訳にならない、、と、自分でも思います。道具としての気持ちのイイ使い心地、、これはアリな言い方か?一方、スペック(ドイツ製+F1&WRC&ポルシェカレラカップ技術投入+前後倒立等)で買ってもらえるのか?答えはノーでしょう。FIA基準のハイスペックが想像出来ない方が大半。と、言う感じで現在打ち止め状態のザックスパフォーマンスコイルオーバー(次の一手は更なる値上げかも)。もー売れないから嫌になっちゃった(笑)って事にはなりませんのでご安心を。

ザックスパフォーマンスコイルオーバー 86SACHS(ザックス)ブランドは自分のライフワーク!SACHSバイシクルパーツ部門を日本で引き継いでロックショックグループ傘下のSRAM-Japan(スラムジャパン)日本総代理の経営者になり損ねた自分の今出来る事、つまり製品を自ら楽しむ事が大事。<自分に言い聞かせ。 日々精進

SRAM EAGLE TECHNOLOGY

本日の一冊(スタッフロール-深緑野分)

スタッフロール-深緑野分ワクチン接種でダウンしている間に一気に読んでしまった。約640ページの長編で、読み終わった後に”そーいえば、これは小説(作り話)だったんだ。”と気が付く緻密なディテールとリアリティに圧倒された感じ。以前に読んだ”戦場のコックたち”も同じような印象。個人的な”知への欲求(by立花隆)”を十分満たす内容で、デザイン界のマスターピース”ストームトルーパー(スターウォーズ)”のヘルメットを生み出したデザイン&クレイモデラーの話、2001年宇宙の旅の猿人の仕組み等々。自分が最も興味を持った内容が「100%のデジタルモーション(人物や動物の動き)には違和感を感じる」と言う事で、CGで作成したなめらかな動きをあえて数コマ飛ばして多少ぎこちないアナログ表現に近付けて仕上げているんですって。人は動いているモノを見ると最初に見た映像を0.0数秒引っ張って(動いている事を認識しない-脳が休んでいる?)意図的に映像のコマ飛をばしていると読んだ事があります(動体視力とは別の話)。人間の視覚認識に併せる作業はクルマの操作系統の仕立てにも似ている気がします。「深緑野分-スタッフロール」はモノづくりに関わる全ての人々にお勧め出来る作品。

スタッフロール-深緑野分内燃機関の自動車か?電気自動車か?と言う選択にも当てはまる感じの帯。さて、スタッフロールを読んで個人的な興味と知識が積み上がりまして、この知識を今後の”既婚者OKの合コンのネタ”とかに生かして行きたいです(笑) 日々精進