WIND TUNNEL EXPERIMENT BY NACA

NACA NASA WERNHER 株式会社ヴェルナー1920年代の風洞実験風景、載せられた機体は複葉機のプロペラ動力。今から約100年も前からこんな事をしていた技術集団がNACA(現NASA)。その頃日本はどうしていたか?と言いますと、1889年世界に先駆けて発明した”飛行器(この言葉も発明した)の開発者、二宮忠八”の進言(軍事転用)を誰も理解出来ないで居たようです。ここら辺の話は現ドイツZF帝国の祖、グラフフォンツェッペリン(ツェッペリン伯爵-飛行船の開発者)が当時同じドイツ人から”アホ伯爵”とあだ名されイロモノ扱いされたのと似ています。因みにツェッペリン飛行船に搭載されたヴァンケル(現ロータリー)エンジンはSACHS(ザックス)製でした。開拓者、先駆者の苦悩は何時の時代も同じですね。※Michael Gorn-NASA The Complete Illstrated Historyより転載。

NACA NASA WERNHER 株式会社ヴェルナー時代が進み風洞のデザインも一新。WW2時の実投入機P51もご覧の通り風洞実験実証機。対する日本のゼロ戦、、開発と実運用された諸先輩の苦労は文字にするまでもなく、ただひたすら感謝のみです。クルマの仕事に関わる方、クルマを趣味とする方の中には飛行機が好きな方が多く、私も普通に飛行機が好きですし、やはり最先端技術を凝縮した戦闘機に(詳しくはないですが)興味があります。ここで性能の話(戦闘機イコール戦争の道具>人を効率よく殺す道具)をすると不謹慎極まりないのですが、現在のモビリティにおける自動運転技術を含む制御機能や、骨格構造、ボディドラッグ解析もココの副産物である認識は”ホンモノを扱う業者(弊社)”として心がけております。戦争に負けない唯一の手段は戦争をしない事。終戦日の今日、諸先輩皆様に感謝。日々精進※Michael Gorn-NASA The Complete Illstrated Historyより転載。