ラジエターシュラウド

Lloyd Brothers Motorsports WERNHER造型は性能が決める。と言ったのはオーストリアのポルシェ関係者だったか?建築家だったか?ですが自分もそー思います。目標性能の為のカタチ、そして少しでも格好良く!<実は一番大事な要素だと考えております。クルマのパーツは勿論ですが、バイクのパーツはデザイン構成の要素がほぼ100%パーツのデザインに依存しますので、一つでも不調和があると全てご和算になります。画像はL型エンジンを少し持ち上げてV型搭載した水冷ドゥカティ。注目頂きたいパーツがサイドマウントされたラジエターシュラウド(カバー)。格好いいんですっ。曲面構成の使い方、、優れたアメリカ人(笑)のデザインが感じられます。何となくaFe-TAKEDAのデザインに通じる”格好良さ”。ヨーロッパの人々はこのような造形感覚を持ってないように思います。理由はWW2の戦闘機を見比べれば一目瞭然です。

Lloyd Brothers Motorsports WERNHERバイクの全景。V型マウントの為に新造されたオリジナルクロモリフレーム(クランクケースDUCATIロゴが傾いている分エンジンが起きてます)。コンパクトパッケージで理想のサイドバーンレーサー(ダートレーサー)です。直進する時間より旋回中の時間の方が多い(ハズ)のがダートレースの特徴であり、サイドマウントラジエターの優位性もそこにあると思います。前面投影より右斜めからの流入効果を狙うんですけど、左右非対称って事にも萌えますよね。(趣味の話)

Lloyd Brothers Motorsports WERNHERで、こちらがサイドバーン風景。190km/h前後のストレート速度からオーバルコーナーに侵入。想定される侵入速度は140~160km/h?側面シュラウドのデザイン効果が発揮されていると思います。

XT500のモディファイプラン

XT500 WERNHER DESIGNXT500が手元に来る前からモディファイ(改造)プランを考えておりまして、手帳に挟んでおいた画像メモが出て来たので掲載。XT500に現代風スクランブラーのテイストを!と考えフロント21インチから19インチへ。ショートフェンダーと大型ドラムブレーキ。ステアリングを低く短く、そしてシートを低く。マフラーは純正のコブラ式をそのままで。絵的には”いい感じ”でしたが実際にはどれも採用することなく、1977年製造当時の状態を維持しております。シートの高さが変わるとですね。重心が変わりますので設計理想から外れてしまいます。たかがシート高、、バイクは繊細なんですね。

XT500 WERNHER DESIGNで、こちらがフロント21インチのまま&SHOWA倒立フォーク&ディスクブレーキを装備したXT500.オフロード性能のアップデートとしてはアリかとメモ的に掲載。

ストリームライナーアンベイル

W196 GP魅惑の直列8気筒&手計算で最適化された機械式インジェクション(メカニカルポンプ)クロモリを主とする謎のパイプ鋼材をマグネシウムの板金ボディを被せた通称ストリームライナー。マグネシウムなのでよく燃えたんですね。

W196 GPフロントの直8から伸びるプロペラシャフトをまたぐような独特のドライビングポジション。当時の最先端メルセデスGPマシン!因みにSACHSダンパー実搭載です。ホンモノ画像がこちら↓W196 GPW196 GP