冷静と情熱の間の物欲

TRD86 カーボンドアトリム30年以上モノを売る仕事を続ける中で、どうしたら売れるのか?を常に考えてきました。高卒なもんで、経済学を学んでいればエリートセールスマンになれたのかも?の考えから、当時進学したかったドイツゲッチンゲン大学の権威”マックスウェーバー”の専門書を5~6数冊購入。数ページ読んで挫折(笑)、、経済/市場原理の昔話は自分の役に立たない事が判明。で、考えた結果、マクロじゃなくミクロ>個人的な消費欲、自分の物欲を解析してセールスを促進する手法を確立したいと考えてます。前置きが長くなりました。上画像は先の東京オートサロンTRDブースの展示製品で86のドアインナートリム。お値段左右ペアで24万(&44万ドライカーボン)でロールケージのクリアランスを配慮した競技車両ユーザー向け製品。乗用装着する場合スピーカー左右2つ外す必要があるのですが、それでも欲しいと思います。ここから自分の物欲思考の解析>(情熱)24万を越えるクルマのドアトリムが欲しい。ポルシェ964RSから続く簡素なスポーツカーインテリアを86に搭載出来る幸せ。>反動の(冷静)あれ?今24万あれば京都のハンドメイド自転車(650Bホイール付きマルチロードレーサー)が買えるよね?86のトリム買って付けるにしてもスピーカーもナビオーディオも全部下ろして2DINパネルの穴もふさいで、、>結局どちらも手つかず。86乗ってる皆さんがTRDカーボンドアトリムが欲しいとは思いませんが、欲と制の攻防戦はおおよそアタリじゃないでしょうか?そう考えると自分が戦っている相手が恐ろしくて仕方ありません。

TRD86 カーボンドアトリムさて、話戻りましてTRD製カーボンドアトリム。オートサロン会場では2種類の材で製作された実物の重さが確認出来まして、インフィュージョン成型品よりドライカーボン品(44万!)が遥かに軽かった、、その1kg(片側500g)差に対する対価(価格差)24万、、、怖いですね。

BMW M4CE M4GTS ドアトリムこちらが超軽量ドアトリムが標準搭載されたBMWのM4-CS&GTSの内装。目標とする景色のお手本として 日々精進