応力剛性

86 BRZ SACHS PERFORMANCE 000299 パフォーマンスコイルオーバー ザックスサスペンション世界中の乗用車が性能基準とする”フォルクスワーゲンゴルフ”、現行モデルは通称7.5と呼ばれておりまして、つまり7代目のフェーズ2であります。時は遡り、ゴルフ3からゴルフ4へちょうど切り替わった頃(1998年)旧SACHS社主導の汎用プラットフォーム”通称PQ34”がスタートしてシャーシ性能が飛躍的に向上しました。今で言うトヨタTNGAシャーシセクションの凄さって感じですね。さて当時の新シャーシPQ34を搭載したゴルフ4のフロントショック(ストラット式ダンパー)の取り付けが横ネジ2本留め(サイドクリップマウント)から、ナックルアームに直接差し込む構造になった事で「これでフロントサスペンションはサイドフォース(応力負荷)から解放される!&倒立式サスペンションの応力剛性も不要になる!」、、、と言われ続けて20年。今だ倒立式が存在するのは優位性があるからで、私も乗って解りました。旋回中の外輪フロントの圧倒的な存在感覚、言葉にすると”クルマがロール旋回移動して突き進む中、どーんっと外輪フロントに柱が建っている感じでステアがセンターに戻るまでその感覚が続く(私的感覚)”、明確なインフォメーションが得られました。多分、技術的見解においてナックルアーム差し込みストラットの倒立式は不要(&構造的に正立式よりフリクションロスが多いので)でも数値に出ない人間感覚では絶大な感覚性能って事かもしれません。86&BRZは皆さんご存知の通り横ネジ2本留めのフロントストラットでゴルフ3同様で古い、、とか思いますが、車幅と搭載エンジン(水平対向)のワイズを考えたら今の最適設計なのでしょう。その横ネジ2本留めストラットを搭載した86&BRZは、やはり応力剛性を受けやすく多くのオーナーさんが感じている部分であり、中央発條SASC(サスシー※中央発條の登録商標/応力剛性をいなすコイルスプリング)が売れている&評価されている事からも改善の欲求(需要)があると考えておりまして、、話が長くなりました、、弊社独占販売中の86&BRZ用SACHS-Performance-Coilover(ザックスパフォーマンスコイルオーバー)は前後共、4輪倒立式であります。フロント倒立式の恩恵は前記の通りで、リアー側に至っても、旋回挙動ブレーキからアクセル、荷重の移動と共に前後の外輪の柱的インフォメーションがきっちり伝わってくる感覚は、安心で気持ちが良く、マシンが自分の体に近い感覚はドライビングプレジャーの神髄だと思います。この感覚は86&BRZ用ザックスパフォーマンスコイルオーバーユーザーさん(現在60名弱)だけの特権です、、がTMRの86も4輪倒立なので、ダンパーは別銘柄ですがトミマキネンとモリゾーさんもこの感覚を楽しんでいる(実際にはラリーでの必要剛性から)に違いありません。ストリート中心のセットアップながら、サーキット、ジムカーナまで(ラリー転用も可能)対応可能な市販製品唯一の4輪倒立式サスペンションセット”ザックスパフォーマンスコイルオーバー”を宜しくお願い申し上げます!別件、だったらザックスパフォーマンスコイルオーバーに中央発條のバネを組んだら更に凄い事になるんじゃないの?と思っておりまして目下誠意設計中、、って私は技術者じゃないので(数学も弱く)知人で唯一サイドフォースコントロールの計算設計が組めるアネブルの蘇武さんが知恵熱出しながら頑張ってます。一時試作のショット上り次第テスト装着予定です。現ザックスパフォーマンスコイルオーバーのユーザー皆さんと、ご購入検討中の方々に”発展性”のご提案を続けて日々精進

SACHS Performance Coilover 86&BRZ