6WAY FORCE ADJUSTABLE FOR FOMULA-E

6WAY DAMPER SACHS ZF RACE WERNHER FOMULA -E宇宙に行けそうな勢いを持つ製品画像と、新世代を感じるシックスウエイフォースアジャスタブルの掛け声。製品の刻印はZFのみですが、ドイツシュヴァインフルトSACHSブランドの根幹がコレであることに間違いはありません。フォーミュラE用6Wayレーシングダンパー。電子制御の介在は無いように見えますが、また例の如く”見て1人考え書く”1日を埋めるブログ行為ですので情報の精度は?です。「SACHSブランドって凄ーーぃ。」って思って頂ければ幸いですし、弊社からSACHS製品をご購入下さった各ユーザーさんに”ブランドの今をお伝えする事と、ブランドの進化を可視化する”義務感からであります。

■画像提供 SHコーポレーション橋本社長様 ありがとうございます。

6WAY DAMPER SACHS ZF RACE WERNHER FOMULA -E上画像のフォーミュラE用6ウエイダンパー全景図をフリーハンドで描いてみました。大きさの比較がないので何ともですが、推定全長300mm(ブラケットtoブラケット)ってところでしょうか?スリムなフォーミュラに搭載するので質量軽減が鉄則。ダンパー本体部分はスーパーフォーミュラ用ダンパーと同じ位のサイズだと思いますので大きくは外してないかと、、。6ウエイの減衰展開(調整位置)は①~⑥?製品プレートの説明には2つの減衰調整(伸び側&縮み側x2=計4)+2つのドロップオフ(減衰停止)合計6つの制御って意味で納得。製品プレートを見る前はBMW-S1000RRやHP4(共にSACHSの電子制御)に搭載されたゼロポイント(減衰基準点)を動かせるのかしら?と思ったらハズレ、、ワーゲンポロWRCのジャンプから着地&即加速で「どうなってるんですか?」の効果の一つとされる減衰放棄(笑)>ドロップオフ。何もしない、けど、それを意図的に選択するから制御と言い切るのがドイツ人ですね。

6WAY DAMPER SACHS ZF RACE WERNHER FOMULA -Eフォースアジャスター(減衰調整位置)部拡大。裏面にもダイヤルが3つ配置されているんじゃないでしょうかね。

6WAY DAMPER SACHS ZF RACE WERNHER FOMULA -E続きましてドイツZFレースエンジニアリング社製フォーミュラE用6ウエイダンパーの減衰展開図をフリーハンドにて”さささ”と落書き。縦軸>下が伸び、上が縮み。横軸>速度。基準点は一番左の縦横交差位置です。※図上中速度(時間)は右に進んでいます。①縮み側の低速域 ②縮み側の高速域 ③伸び側の低速域 ④伸び側の高速域 。①~④における減衰バリエーション(レート変更範囲)はてきとーに書いてます。あと2つのドロップオフ機能ですが、考えずに⑤⑥置いたのですが、WRCのようなホイールトラベル&ジャンプが無いフォーミュラE、、しかも乗用車に近いタイヤサイズですよね。レスポンスの為に減衰を抜く、、もしかしたら伸び側の低速の早い時期に使えば乗用車のスカイフックみたいになるのでしょうか?、、?の回答は来シーズンのスーパーフォーミュラに搭載された時、プロのエンジニアリングジャーナリストさんが解説してくれると思いますので、それまでのお楽しみっ! 日々精進

追記:13年と4日前!にもロケットみたいなダンパーの記事を自分で書いていた事が判明↓、、、”ぶれない姿勢”と言えば格好いいのですが、、汗。

ウイリアムズの内製