歯車を切られたら世界一(アネブル松田社長談)。ドイツドレクセラーデファレンシャルの滑らかでスムースな動作性能は、やっぱり綺麗に切られた歯車の精度があるからだと思います。ちょっと昔は”100万デフ”と呼ばれていた時もありますが、今では少しお買い得?になったような気がしますが、やはり高いって事に変わりはありません。ドイツではどうかのか?ニュルブルクリンク-ノルドシュライフェを趣味として走るプライベーターの多くは100ある予算配分を70にデファレンシャル+30にサスペンションと言う比率は今でもスタンダードなようですので国内ではそこそこのシェアを持って居るようですよ。性能はと言えばスーパーフォーミュラからAMG乗用車(標準搭載)までの実装着がありますからやっぱり、、と思います。問題は価格ですが、これに変わるモノが無いので高いも安いの無いのかもしれません(汗)。私もいつかは手に入れたい、、と憧れ続けてはや10年以上。使えるお金が出来たら買う、、物欲が推進力で日々精進 追伸:シロッコRとTTRSのドレクセラーご商談中のオーナー様っ。ライカ(のボディ)約1台分で手に入る旋回応力推進装置(ドレクセラー)。考えてみてください、、今お乗りのマシンが身を自ら身をよじるように、生き物のように綺麗に旋回する姿勢を、、。これしかありません。
月別アーカイブ: 2017年11月
SOLID-STATE BATTERY &TECHNOLOGY
SOLID-STATE BATTERY(ソリッドステイトバッテリー)!固体バッテリーの事でありまして、トゥルッコ川口の橋本社長にグラッパを頂きながら”充電満タンで800km走行&充電1分で完了(固体バッテリー搭載フィスカーの話)!”を聞いたのが2週間前。で、昨日ドイツBMWグループが正式発表したのが、この画像”BMWバッテリー・セル・コンピテンス・センター”の様子。その投資額2億ユーロですよお客さんっ(‘Д’)本気ですよ!BMWは本気で電気でクルマもバイクも動かすんです。モーターを主とした新しいパワーモジュール(ミッション&パワーアウトプット系統の統合ユニット)通称”第5世代”を2021年までに稼働&供給。で、その5年後の2026年にSOLID-STATE BATTERY(ソリッドステイトバッテリー)、、固体バッテリーを搭載した製品の供給を開始と、、、。話ズレますが”固体バッテリー”って言うより”ソリッドステイトバッテリー”と言う方が断然現実味を感じるのは私だけじゃないはずで、頭の中にはYMOの名曲が鳴っていると思います。子供の頃、衝撃を受けたあの音と共に感じた未来が今、現在進行形です。話戻りまして、SOLID-STATE BATTERY(ソリッドステイトバッテリー)の各メーカーさんの実運用スケジュールは、BMWが2026年、フィスカーとトヨタが2020年、テスラも同じく2020年?、ダイソン(スタッキングシステム=独自の電流移動システムかと、、)も2020年。当然VWグループも2020年フォーカスでしょうし、何たって売る売る騒いでいたAUDIがDUCATIの売却を中止してDUCATI-E-MOTO構想を発表しましたから(日本のメディアから聞こえてこないのが謎、、興味ないんですかね?)。で目下のSOLID-STATE BATTERY(ソリッドステイトバッテリー)における課題はセル間の連結における電流移動にロスが出ると(ダイソンが開発中の件だと)言う事ですが、そのパフォーマンスはスニーカーの箱2つ分で4ガロン/130kwのパワーモジュールって事なんですが、、解りますか?、、容積が圧倒的に小さい事は解りますので、これはバイクが楽しみですよね!ライトウエイトスポーツカーだって断然楽しそうです。実用目標800km走行はあくまでも実用車/乗用車の話で、趣味のバイクやスポーツカーは燃費を削ってでも軽量化や出力への変換をして”楽しい乗り物”としてリリースして欲しいですね。その前に、この一連のSOLID-STATE BATTERY(ソリッドステイトバッテリー)の波を乗り越え、生き残る術を今考えております。SOLID-STATE-SUVIVORで日々精進
SACHS INSIDE
インサイド、、装着車両方面ではなく、ZFレースエンジニアリング社の内部事情方面でありまして、先のPMWケルン会議に参加してバーミンガム経由で帰国した刈谷レース部隊こと、アネブルの松田社長と蘓武さんにお話を聞かなくちゃ!と言う次第であります。現在、レース(FIA)向け製品構成において”次の一手”がドイツZFレースエンジニアリング社からリリースされず、結果他メーカー(主にオーリンズ4way)にボリュームゾーンであるFIA-GT3用供給をざっくり持って行かれてるような状況です(私にはそう見えます)。国内のGT500は世界統一戦(DTM&インディ)に向けてダンパーはマルチマチック(旧ダイナミクス)社のワンメイク規定中であり、私の興味から外れました。ですのでFIA-GT3(GT300クラス)とGT4(スーパー耐久)への装着がなにより大事でそんな中、来季から運用予定のNSX-GT3にZF-SACHSレーシングダンパー実装備されるそうで嬉しい限り。GT戦に3台程投入されるNSX-GT3に搭載されるダンパー画像を見ましたが、ブガッティヴェイロン限定車用とそっくりで4way+1fanction(計5つの制御)で期待のダンパーです。Wウイッシュボーン車両向けの決定版になれば嬉しいです。レースセクションのモロモロは実販売とは関係ないように思えますが、レースシェアってやっぱり大事で、なにより私のマインドと、製品をご購入下さった各ユーザー皆さんのモチベーションにも依存すると思います!頑張れZFレースエンジニアリングの本業っ!一方チームパフォーマンスことハンズインターナショナル、ハンズトレーディング、SHコーポレーション各三行皆さんは12月初旬からエッセン経由、シュヴァインフルトでパフォーマンスコイルオーバーと次期新製品の会議らしく、そちらの結果報告も楽しみにしております。えー私は留守番ですw。でもその間、ハンズトレーディングさんの次期試乗車BMW-Mini2.0ターボF55のライドワーク(ノーマル状態のチェックから製品装着後のインプレッション)の宿題を頂けそうなので、長距離走行がてら出張ですかね?中部方面の皆様宜しくお願い申し上げます。日々精進
CL450
ホンダのCL450。スリムなスタイリング&サイドアップツインマフラーなど個々のパーツ造形が恐ろしいほど格好いい単車です。私的に一番シビレルデザインは何と言ってもツインカムヘッドの造型。メカメカしい感じっすね。一時期(XT500を手に入れる前)中古車を探したのですが、結局ご縁がなく断念。一気筒あたり225ccのDOHCですので、良く回り普通に速いとオーナーさん談。ピカピカのナイスマシン。世紀の造型、まさにマスターピースですね。
アスリートエディション用4PODS
86&BRZ用16インチ対応ブレーキセット”ATHLETE-EDITION(アスリートエディション)”にセットアップしたアルミモノブロック(一体鋳造成型)キャリパーです。製造メーカーは台湾のARMA(アルマ)社で、通常の17インチ対応(ローター径330mm)のM4キャリパーに比べ非常にコンパクトで軽量。通常のM4キャリパーとの区別としてAE4(アスリートエディション4ポッド)と呼んでいます。搭載するパッドはM4と全く同じで対有効摩擦面積だけで考えれば制動力はM4キャリパー同等&交換用のパッドもアルマジャパンさんに常時在庫がありますので安心して使い続ける事が出来ます。キャリパーカラーは私の独断で黒のみとしました。因みに重さはキャリパー+パッド合計で片側約2.6kgでした。ABARTH124Spyderのフロントなどに純正装着されるブレンボ組み立て(サンドイッチ+ネジ留め)式4ポッドより約600g程軽いようです。キャリパー側面のロゴを削ぎ落したライトウエイト性能と無骨な黒い塊感が”ストイックに性能を追求する”アスリートのイメージに繋がる、、この感覚が86&BRZ各16インチユーザーさんに伝われば嬉しいです。製品詳細はコチラ↓初回限定5セットの内1セットは毎度お馴染みネッツトヨタ東埼玉浦和美園ブルーエリア店さんにて展示中ですので宜しくお願い申し上げます!
M4GTS
BMW M4GTSのフロントアンダーのフラップ(画像オレンジの板部、リップ)プレートがどんな風(造形と予想強度)なのか?メモ的に掲載。純正パーツカタログを見たところ、左右にL型ステイ&センターにスタッド(かな?)と比較的シンプルな接合。まさか本気のコアサポート貫通ステーとかは使ってないよね?とは思ってましたが、フラップ面積に対する強度のお手本になりました。
図中3×2(左右)+4(中央)で留めてます。1のフラップがスライド調整式って事も初めて知りまして、ユーティリティの高さは流石のBMWと言うかメイドインジャーマニー。勉強になりました。これを参考にして日々精進
GR86
数日前に正式発売開始となったGR86。気になるお値段”税別¥460万”。仕立ての内容(&アップデートパーツ&追加装備)をみれば納得価格の完成車。もちろんTOYOTA-GR仕立てのSACHS-Performanceダンパー(純正形状)が標準搭載されておりまして、個人的にも超~興味のある一台です。先の東京モーターショウに展示されていたようですが発見できず。12月の富士スピードウェイTGRFには展示されるらしいので、まだ見ぬ実車に今からワクワクです。詳細は下記リンクご参照願います。
SACHS PERFORMANCE COILOVER
今回は本職と言いますか本業の話で、ズバリ86&BRZ用SACHS-Performance-Coiloverであります。弊社、株式会社ヴェルナーは上記ザックスパフォーマンスコイルオーバー(車高調整の意味)の販売拡張が主要業務でありまして、実装着(ご購入)して下さった各オーナー様の満足度が会社(ほぼ私)の推進力っ!前職で自ら製造元ドイツZFレースエンジニアリングに提案して出来上がった製品ですから愛着と責任がありまして常に在庫を心がけておりましたが、今回の入荷までに半年以上の納期遅延がありました。その間、他の製品を販売しながら商いを続けて(各クライアント様のご厚意で食いつないでって感じです)きましたが精神的には”まるで無職”でしたし、なによりご予約頂いている数名の86オーナーさんに申し訳なく思っておりました、、お待ち頂いた分楽しみが増えますねっ。て言うのは単なる言い訳で、今回もGRコンサルタントの橋本さん(トヨタカローラ中京GR-Garege豊田元町店)に助けて頂いた感じです。いつもありがとうございますっ!下の2台の86はトヨタカローラ中京GR-Garege豊田元町店にてSACHS-Performance-Coiloverをご購入&装着して下さった素敵なマシン(画像はGRコンサルタント橋本さんの許可を得て掲載させて頂いております)。各オーナー様に感謝!
こちらの白い86が納期遅延で、長々お待ち頂いたオーナー様の86。この度は本当にありがとうございました!サスペンションの制御が変われば見える世界(おおげさかもしれませんが、振動制御で視界が変わります)も変わってくると思います。”安全に快適に速く。”このいっけん矛盾する三要素のバランス化は実際体感した人でしか理解できないと思いますが、SACHS-Performance-Coiloverが実装された86でドライブする度に納得して頂けると感じております。今後とも宜しくお願い申し上げます!
一方こちら、ブルーの86のオーナー様は高めのスプリングレートを組んだサスペンションセットからのアップデートでした。当初はピロボールマウント&SACHS-Performance-Coiloverにセットされるスプリングレートの約1.8~2倍のストレートスプリングに組み替えをご検討だったようですが、先ずはベーシックのセットアップを体感して、足らなかったら組み換えを検討と言う事に収まりました。多分なのですが「車高調整サスペンションなのにバネレートがこんなに弱くて大丈夫なの?(※SACHS-Performance-Coiloverの前後純正アッパーマウント対応付属スプリングレートはフロント約3.8kg、リアー約4.2kg)」って思われたような気がします。車高調整市場最弱かもしれないスプリングレートは120年以上続くドイツのダンパー屋としての自信の表れであり、バネ反力に依存しないリバウンド(伸び側)レスポンスを備えているから可能なセットアップです。GRコンサルタントの橋本さん曰く「シャーシセッティングに興味のあるお客様」との事で、今まで使われていたサスペンションの半分以下のスプリングレート&ダンパー主導の制御、、これまた”新しい世界”的な体感かもしれません。旋回ロールは比較的多いけど、イン側(伸び側)のハイスピードレスポンスの恩恵で4論の接地感が格段に向上、つまりロールによる不安感がない。高速道路のハイスピードカーブでのレーンチェンジでも圧倒的な安心感(ついてくる感じ)、ワインディングでは気持ちよく曲がる、、けど全体的に柔らかい(乗り心地感、あたりの穏やかさ)、、こうやって言葉を書き並べると都合のいい理想論のように聞こえますが、だいたい、、こんな感じなんですね。先ずは楽しんで走り込んでみて下さいっ。この度はありがとうございましたっ!引き続き宜しくお願い申し上げます。86&BRZ用SACHS-Performance-Coilove製品詳細はこちらへ↓。只今在庫有〼 日々精進
街道レーサー造型検証
数年前の群馬伊勢崎競艇場にて市長公認の大集会がありまして、会場にて撮影させて頂いた数枚。カワサキ改ビモータ。現地でiPhoneで撮影した画像を即イタリアのビモータクラシックに送ったら”日本は凄いな!”と、激しく喜んでましたのでこのマシンには正解があると思います。自分の経験値にはない造形感覚はPORSCHE911同様、違和感を覚えつつも惹かれる何かと美しさを感じます。またこの集会のおかげで舟券を買って、おでんとカレーを楽しむ大人な趣味も少し覚えましたw。更に、こーゆーマシンを撮らせたら自分の画像も結構イケてる感じで日々精進
アニョキングリコメンドのPPT
弊社のFA20ECUチューニングテクニカルパートナー”ドライヴィジョン横浜店”さんにてオーストリアのインタースター社チューニングスロットルコントローラーPPTのフェアが開催中です!簡単接続&簡単操作&3モード(スポーツ、スポーツ+、フィュエルセーブ)の各7段階調整。物が売れない時代にあって、今でも月販300~500ケ売れている(主に欧州車用)ようですよ。国産車ユーザーの皆さんは、もしかしたらスロコンにネガティブな気持を持っていらっしゃるかもしれませんが、PPTに至ってはモロモロのネガティブ要素はまず無いと思います。国産車よりはるかに繊細なECUを搭載したBMWや各ドイツ車に装着しても不具合や警告灯の灯火もありませんでしたし、何よりアクセルを抜くときの踏力カーブをでしっかり補正しているので、クルマの動きがギクシャクするような事はありません。M/Tの86&BRZユーザーさんで遠出のツーリングを趣味とする方で、渋滞時の1-2速ホールドのろのろ速度時にフューエルセーブモードを使うと、アクセルリリース時の挙動も穏やかになり(ギクシャクしない)渋滞も楽に通過する事が可能ですよ。フェア詳細は下記緑文字リンクをご参照願います!製品詳細は更に下です。年末進行日々精進