窓ナシ

XT500 WERNHERシンプルな単気筒エンジンがバイク全体の造型中心に置かれ、そのバイクが格好いいのか?格好良くないのか?もう超個人的な趣味なのですが、私の場合エンジンが先ず一番に来ます。冷却フィンは絶対なので空冷&エンジンが隠れてしまうラジエターは要らないのでやっぱり空冷。これをクルマでやろうとすると旧ビートルとか、993までの911で可能ですが、今の自分には重すぎで、、ですのでこのバイク1台で様々な機械と造形に感する欲求を満たしているのだと思います。タイトル”窓ナシ”ですが、ヤマハSRのエンジンに標準装備されるピストンの上死点位置確認窓がXT500にはなく、ヘッド周りもシンプルです。上手にキックしないと永遠にエンジンが始動しないってところも超個人的な趣味です。仕事の製品であれば絶対誰にもオススメ出来ない使い辛さですが、それ故仕事のストレス(売れない理解されない)から逃れられる唯一の大事な存在です。そーいえば、弊社テクニカルパートナーアネブルの蘇武さんも旧車(昔のカローラでしたっけ?)を購入して、最先端精密振動制御のストレスから解放されているらしい。最先端職業病の反動の向かう先は安らぎのあるヴィンテージ。 日々精進