PCO用の中発スプリング続報

先ずは下記ムービーをご覧ください。

SACHSパフォーマンスコイルオーバー装備の86で、コイルスプリングは中央発條製の試作品に換装されたロードインプレッションです。えー残念ながら何を言ってるのかは解りませんが、ハイスピードにも関らず”笑いが出るほど良いレスポンス”って事と、市街地での減衰ダイヤル位置が12段目(最弱から12+へクリック)で山道(ワインディング)でのダイヤル位置が15段目(最弱から15+へクリック)って事ですかね?ムービーを見た瞬間、高い減衰位置を使ってる動きでしたので、多分そーゆー事なのでしょう。後期モデルのリア側の対策剛性を考えれば、快適性能も保持しているかと思います。コイルスプリングの違いはありますが、全体的な雰囲気(クルマの動きとキャビンの揺れ)は吊るし状態の86&BRZ用SACHSパフォーマンスコイルオーバー(品番000299)と全く同じです。クイクイ入るノーズで旋回のストレスゼロ。ステアが始まった瞬間からリア側が沈む>レスポンスの良いトラクション。つまり速度に関係なく気持ちのいいコーナリングが実現。路面のうねりに対して車体を押し上げキャビンがフローティング状態にあるうちにサスペンションが仕事をこなす(その間0.数秒の出来事)いわゆる”伸び側のハイスピードコントロール”性能。これで国内在庫ラスト2台の買わない理由が一つ減りましたよねっ!で、話は中央発條製サイドフォースコントロールスプリングに戻りまして、上記ムービーを掲載した方が本件のメインクライアントさんなんです。日本で乗った(テスト試乗した)のは私とアネブルの蘇武さん。開発前からモロモロの問題点とターゲットとするスプリングレートもほぼ同意見でしたので、問題なない、、と思いますし、ムービーのテスター先生(現地では有名な方のようです)もご機嫌ですからそろそろ量産開始だと思います。以前お電話で”中央発條製SACHSパフォーマンスコイルオーバー用スプリング”のお問い合わせを頂いた方、、ブログをご覧頂いているか?ですが、現状こんな感じです。因みにスプリングレートは前後共約1k上げてあります。日々精進

SFC SPRING KIT

ドレクセラーデファレンシャル

BMW M2 M3 M4 ドレクセラー LSD デファレンシャル

お盆休み前に各BMW専門店さんへご案内させて頂いた新製品。BMW用ドイツドレクセラデファレンシャル。今回はM2M3M4M5(リアデフ)用の日本国内新規投入でありまして、先ず最初の一つが今月末~9月初旬の入荷で、ご予約頂いたBMW専門店さんのご協力の元フッテンングのチェックを開始致します。ドイツでは既にドレクセラデファレンシャルを搭載したクラブマンレーサー(プライベーター)がサーキットを楽しんでいるらしく、物理的に装着は可能と言う所まで解りますが問題は電子制御の方、BMWに標準搭載されたデファレンシャルの電子デバイスをどうキャンセルするのか?ドイツからの正式回答を待っているのが現状です。一方で、レーシングカーM4GT4はどんな制御をしているのかが気になりますので、関係各位にご指導承りたくお願い申し上げます。

BMW M2 M3 M4 ドレクセラー LSD デファレンシャルで、気になるお値段ですが税別定価¥389,000-、トヨタ86&スバルBRZ用ドレクセラデファレンシャルと同じ価格設定となります、、汗。その対車両価格でありますがBMWの適合車両平均(M2~M5の税別車両価格における平均)が¥1,250万(M4Competition同等価格)で車両価格の約3%。対する86の適合車両平均(GR86~Gグレードの税別車両価格における平均)が¥379万(GR-Sport同等価格)で車両価格の約10%に達します。トヨタ86ユーザーの皆さんが気軽に買える金額ではありませんが、ドレクセラデファレンシャルが標準搭載されたトヨタ車(LFA)の好例もありますので、弊社の目指す市場に引き続きジワジワとアピールを続けたいと思います。話はBMW用に戻りまして、ドレクセラデファレンシャルのスペックを掲載>イニシャルトルク0(ゼロ)。ランプ角60°/85°(クロスピンの組み換えで65°/85°に変更可能)となっております。世界最高峰の歯車切削技術を持つドイツドレクセラデファレンシャル、サスペンションのセットアップはほぼ完了した方への次なる提案”完璧なトラクション性能(路面追従性能プラス推進性能)”を手に入れて下さいね。製品が到着次第、セットアップ&対策レポートは随時掲載して行きます。確実なフィッティングが完了次第、製品ページに掲載致します。日々精進