FA20 DRIVISION ECU V2構想

FA20 ECU TUNING 86 BRZ 14R 14R60 ドライビジョンおかげさまで”FA20ECU”と言う文字をGoogleで検索すると弊社のWebがTOPに(文字&画像)出てきます。※試しに検索してみて下さいねっ!ご協力お願いします。でFA20ECU-Tuningと言えば我が総統アニョキングこと、ドライビジョンの今市社長(&エンジニアの馬博士)の渾身の作品を扱わせて頂いておりまして、弊社の役目はディーラーモデルと呼ばれるLEA86V1(速度と回転リミットをノーマルのままに設定)の専任販売です。モデルLEA86V1は現在ブルーエリア(ネッツ東埼玉浦和美園店)さんのホボ専売製品となっておりまして、マスタースタッフの高木さんから「LEA86V1ユーザーさんの為のアップデートプランを検討してみて下さい」とリクエストを頂き、ドライビジョン今市社長にお伝えして待つ事数か月。プロトタイプ完成のご連絡を頂き、つい先日横浜にて弊社の試乗車にインストールして頂きました。さて、ここからが本題であります。LEA86V1チューニングプログラムは多くのユーザーさんに評価された”秀作”であり、自分もこれが最善と考えておりました。FA20特有の3,000回転付近のトルクの谷を解消して、低回転の初速からトルク感が感じられる。運転が楽、使える6速とユーティリティーの高さはNA版ダウンサイジングターボと言った感じでした。楽に運転できる回転を上げなくてもクルマが前に進む。つまり優等生でした、、まるで自動車メーカーのエンジニアが目指したような完成度で。スポーツカーでも環境性能を問われる時代のあるべき姿(チューニングの指針と方向性)だと思います。ただ、自分はドライビジョンFA20ECUの創成期から幾度となく数セットのプログラムを体感させて頂いており、LEA86V1の高い完成度ゆえ、楽しみ(アクセル踏んでわーってワクワクする感じ)は少なくなったように思います。プログラムV3相当(レブ&速度解除)からLEA86V1に換装した際には寂しさも感じましたから、、。知らなければ感じない、、現LEA86V1ユーザー皆さんは全く不満なくチューニングプログラムを楽しんで頂いていると思います。でも私は知ってしまいました、、LEA86V1アップデイト版を、、アップデイト、、ウインドウズのソレとは全く違います。ドライビジョン今市社長の「アップデイトの域じゃないです、、コレが真のGENESIS!!!!」FA20 ECU TUNING 86 BRZ 14R 14R60 ドライビジョン アニョキングと、ここまで書いて一晩考えました。LEA86V1アップデイト版のインプレッションです。今市社長から「まずはコレで高回転テストね。」と一回目のインストールで試乗へ。2速のレヴリミット(回転制限付き)から3速へ。クルマの挙動が変、、汗。ダンパーが良く効いた(SACHS車高調整が装着された)デモカーなのでホイルスピンもトラクションコントロールも入り辛く、つまりどんなに踏んでもキッチリ路面追従&接地性能が自慢(故に速く感じない面も)だったのですが一瞬”ズルッ”と。3,800rpm付近からのレヴまで続くパワー感、盛った感じはすぐに解りました。ファクトリーに戻り今市社長が再度プログラム調整&試乗へ。戻って来た今市社長「これで体感10psアップね。しょうちゃんの完成!あとは距離と回転域、速度を変えてインプレッションヨロシク!」とアップデイト版を預かった訳ですが、もしかしたら1回目のインストール後の試乗エンジン履歴を検証して調整しているのかな?と。アクセル速度とエンジン回転等入力から”その人に響く環境に最適化”しているように感じます。ドライビジョン今市社長は常に「チューニングはそのクルマのオーナーにとって最適じゃないと意味が無い。一番時計(ECUチューニングによる最高出力>ダイノテスト環境用)はいつでも作れるけどダイノの数値よりオーナーのマインド数値を大事にしたいよね。パワーの感じ方は人それぞれ。自分にはそこの気持ちに併せて行く事が出来るから。」前から聞いていた話でしたが、これって全く新しいチューニング概念ですよ。、、だからGENESISIなんだ、、と、今気が付く私。横浜を後にして一般道路で約70キロ走行。渋滞のストップ&ゴーも常時2速スタートで問題ナシ。トルクの増加(バックギアでも体感できます)による使い辛さは全くありません。高速道路のETC開けダッシュはwwwwwwな感じで笑っちゃう程速くなりました。巡行速度95-100キロ、エンジン回転数2,500rpm、6速、OBDから読むアクセル開度指数16~19(因みにアイドリング時は14を示します)この状態が高速走行の凡例だと思います。ここからちょっと加速したい場合はアクセルを少しだけ(アクセル開度指数20~22)踏めばクルマはすーっと加速します。シフト操作は不要です。巡行速度状態(100キロ、6速2,500rpmアクセル開度指数19)からアクセル全開(最大指数90、ドライビジョンECU搭載により実際は100)を数回繰り返し検証した結果。LEA86V1より全然速い。クルマの動きが違う。高回転の気持ち良さが楽しい。楽しいので踏んでしまう。巡行速度域や普段使いのユーティリティーは更なるトルクの増加(感)により更に使いやすく、踏まなければ燃費もほぼ同じかと思われます。以前インストールして頂いたV3よりも自分には好印象でありました。新時代、新世代のドライビジョンECU-GENESISI(LEA86V1アップデイト版)その性能の根幹は人と人との理解、コミュニケーションによって組み上げられます。GENESISIは一つのプログラムでありながら、個々のオーナーさんのドライビングスタイルに合わせた専用設定が可能。、、もー少し走ってまたインプレッション致します。あとはコストですよね。