ドイツSRE社によるPORSCHE包囲網、いよいよストリートマシンにターゲットフォーカス!弊社でもポルシェケイマン用RS-1(1way減衰調整式サスペンションセット)の正式リリースを目論んで、準備中の矢先にお客様からオーダーが入りました!「偶然のような巡り会わせ、、、」と、僕は思ったのだけれど、ポルシェケイマンオーナーにとっては「必然の選択だった」ようです。ドイツでの販売開始から遅れる事8ヶ月。日本で1番最初のケイマン用SRE製RS-1オーナーは、何と!08年カレラカップエントリーチーム関係者でした。
08年PorscheCarreraCupエントリーNo18、TeamMetavision/Shinsei(パイロットはMichaelKim氏)がケイマン用RS-1オーナーの所属と聞きました。SRE製SACHS(ザックス)ダンパーを装備したカップカー(997GT3CUP)のポテンシャルを間近で体感しているオーナーにとって、RS-1の選択は”必然である”と言うのも頷けます。また製品に関してもオーナー自ら調査を展開されたらしく(詳しいです)イタリアにて開催されるケイマンのワンメイクレース”CaymanCup”にもSACHS(ザックス)ダンパーが採用されている事や、ケイマン用RS-1の開発パートナーに”ドイツチューナーSpeedART社”が関与している事までご存知でした。プロダクツの成り立ちを知れば知るほど欲しくなって仕舞うのが目利きのサガ、、、。オーナーからは「期待通りの製品、基礎セッティングも全く問題なし!僕はお買い得だと思うよ」とコメントを頂きました。今後ともインプレッションのご協力、宜しくお願い致します。
市街地、ワインディング、アウトバーンルート、そしてニュルブルクリンク旧コースでのハードドライヴィングを1台のクルマで全域に渡り、接地性の向上と動体性能の向上を目指した製品RS-1。ポルシェケイマンと言うミドルスポーツカーにあえてSRE社がターゲットラインナップしたか?と言えば純正のフットワークに対して(電子デバイス式>Bilstein社製、ノーマルオリフィス式>ZF-SACHS社製)勝算があったから、、、ただそれだけだと思います。勿論SRE社TOPからの”ストリートチューニングでもPorsche包囲網”と言う、大号令の下のプロダクツですから開発陣営にも気合が入った事でしょう、、これは想像に過ぎませんが(多分当たってます)開発メンバー、現場主任オファフシュバイヤーさん(70年代のグループB&CポルシェチームのフットワークをBilstein社で担当)、RS-1設計主任マークスラインハウト(現ZFAG勤務)+ガラディ社(ノルドシュライフェ前線基地、SRE社よりポルシェSuperCup関連業務受諾)+チューナーSpeedART社(アドバイザー)と豪華キャスト(なんですよ)で、お届けする製品です、、、と書いていて自分でも”説得力ないな、、”って、思ってますから心配しないでくださいね。実装備インプレッションは写真下部の右端に映っているオーナーさん(ちょい盗撮)からしっかりインタビューさせて頂きますから!
撮影協力 COCKPIT21SETAGAYA