「VW」カテゴリーアーカイブ

VAG MQB 55mm

SACHS PERFORMANCE COILOVER 000301 MQB55mm フォルクスワーゲングループMQBプラットフォーム55mmストラット径用ザックスパフォーマンスコイルオーバーの国内在庫があと数台あります。「売り切れたら買わなければいい&KWを買うからOK!」ってご意見もあるかもしれませんが、現在の製品価格はとても魅力的だと思います。何せ以前の定価より¥73,700-も安くなってますから。さて、弊社業務の50%はドイツ車(半分はトヨタのスポーツカー)ですので、30年近くやってきた者としてワーゲン+ザックスパフォーマンスコイルオーバーを推す理由とポイントを少々。先ず世界中の乗用車のベンチマークとされるゴルフの魅力は”道具としての完成度”。トヨタ86のような趣味性能を搭載する隙が一切ない仕立てです。その性能の50%以下しか使わない(必要としない)多くのゴルフユーザーさんはサスペンションのアップデートなんて考えないですよね。一方、性能の50%以上を使うサーキット派ユーザー皆さん(SACHSブランド信奉に感謝)には既に減衰変更等のサービスと共に製品を楽しんで頂いております。残る50%以上の性能を使う方は”仕事でゴルフに乗り長距離を走る人(仮説)”。これは自分の経験ですが1日の移動距離が300~500キロを超える日が3日以上続くと”もうクルマに乗りたくない”衝動が起きます。目的地まで運転してビジネス商談をまとめて次の目的地へ、、。人間の体感感覚は不思議なモノで、短時間では快適に思えた乗り心地が時間(&距離)の経過と共に不快に感じてくる場合があります。ザックスパフォーマンスコイルオーバーに換装する事その疲労軽減対策が可能。走り続ける限り揺すられる車体を抑えつつ、どんな状況下でも高効率の路面追従を実現。ワーゲンゴルフの長距離ユーザーさんにご検討頂ければ幸いです。レカロのメディカルシリーズシートの次はザックスパフォーマンスコイルオーバー!宜しくお願い申し上げます。 日々精進

CHANGE THE WORLD

フルーダンパー クランクプーリー米国ヴァイブラテックTDV社製フルーダンパークランクプーリーを自前の2号機86D型TRD14Rに装着しました(自分で買うシリーズ)。FA20、EJ20、RB26DET-Fe1&Fe2、FC20&FC22(ASM専売品)等々、多くのスポーツカーユーザーさんにご好評頂いている製品で、よく考えたら全てエンジンが縦置きレイアウト。弊社にてフルーダンパークランクプーリーの取り組みを開始した5年前の構想では”エラストマー減振式のVAG-EA888(GOLF7R等)エンジンにこそ必要で各販売店さん&ユーザーさんに買ってもらえるかもしれない”と、何度かトライしましたが”かもしれない”は、、ありませんでした。組成のいいハイパワーエンジンEA888-GOLF7Rに換装するだけで数馬力のパワーUPとトルクが上る性能と、なにより寿命(エラストマーの経年硬化>裂開)がある純正クランクプーリーのウィークポイントを何とかしたいんじゃないかな?思っているのは自分だけだったって事です。残念な話ですが、自分の86にフルーダンパークランクプーリーを装着して解った事がひとつ、フルーダンパークランクプーリー本来の性能、エラストマー(硬質ゴム)を使わないので消耗しない、メインテナンスフリーでエンジンの耐使用年数以上の性能を発揮する事。クランク振動を軽減してクランク回転パワーに還元してパワー&トルクを上乗せさせる。ハイチューン(ROM書き換え、タービン交換、過給機搭載)による増大したエンジン振動を軽減して耐久性能と増大したパワー&トルクを更に上乗せ。ここまでは縦置きエンジンでも、横置きエンジン(EA888)でも、純正プーリーからフルーダンパークランクプーリーに換装するけで手に入る性能です。で、買って&付けて解った”もう一つの性能-気持ちの良さ”は残念ながら横置きエンジンでは体感出来ないように思います。縦置きエンジンレイアウトの場合、クランクプーリーがトップエンドとして、駆動回転はボトムエンドのデファレンシャルまで一直線上にあります。推進エネルギーを生み出すクランク回転がスムースになった事で”クルマがストレスなく前に進む”ように感じました。あくまでの個人的見解ですが、クランク軸から伝達されるミッションのイン&アウトットシャフト回転もスムーズで、結果、変速シフトが入りやすくなりました。対する横置きの場合、EA888は左にクランクプーリーを配置してクランクエンドからミッションにかけて回転方向が90°変位します。この距離が短い故に人間感覚の”気持ち良さ”は感じない、、かもしれない。さて、フルーダンパークランクプーリーの実性能+気持ち良さ(感覚性能)を搭載した2号機86ですが、換装したファーストインプレッションを一言で言うと”すべてが変わった”です。 日々精進

年末の洗車風景

wernher 株式会社ヴェルナー年末の青空洗車風景。ドイツ人から見たら”明らかな違法行為(ドイツ国内では自宅での洗車が法律で禁止)”でビックリだと思います。環境問題のゆるい日本で良かった。

wernher 株式会社ヴェルナー自宅前の駐車スペースでクルマを移動しながら3台ジャージャー洗って

wernher 株式会社ヴェルナー日が傾いてきました。

wernher 株式会社ヴェルナー日々精進

JUNIOR CUP / UP-GTI ONE-MAKE RACE

UP GTI RACE JUNIOR CUP MRDたまにはドイツ車ネタも書かなくちゃ!って事で、ドイツツーレンワーゲンジュニアカップ/VW UP-Gtiワンメイクレース用フロントストラット画像を掲載。自宅にある見慣れた素のUP-Gtiのストラットとは全然違って、つまりレース屋さんの大技です。素(ノーマル)のUP-Gtiフロントストラット(ダンパー)はナックルアーム差し込み式ですが、上レース用はサイドマウント式ナックルアーム(6Nポロの純正部品)に換装されています。レースキャパシティを満たした倒立式ストラット(ダンパー)を装着する為の苦肉の策って感じで絵で見てても凄っ!って感じを受けます。ナックルを換装した事でトップマウントの位置がズレますから(キャンバーとキャスター)オフセットした設計なんですね。で、レースカーの説明書を読みましたらエンジン搭載位置が20mm下がってまして、FFですからエンジン下がればミッション&ドラシャの位置も下がるんですね。厚めのトップマウントはそのかさ上げにも一役買ってるのかも。コレを真似てみよう!何て気は全くなく、そもそも欧州のワンメイクレースカーはFIA-GT3やGT4と違い、若手教育プログラムも担ったレースですので(このジュニアカップは15歳からエントリー可能)往々にして”乗り辛くセットアップ”されている(ハズ)。イコールコンディションじゃないとレースは成立しません。参考にならない参考です(すいません)。

UP GTI RACE JUNIOR CUP MRDレース&車両の概要はVWファンサイトでバシバシ書かれていると思いますが、ジュニアカップにおける個人的に気になるポイントを少々。その1)コスト、、お高いんでしょ?ってセリフが出そうですが比較的リーズナブルです。車両代金27,500ユーロ+レース登録(チームクレデンシャル&レース毎のホスピ&ケータリング等)7,999ユーロ。1シーズンで使えるタイヤの本数も36本と規定がありますので、お財布にも優しいですね?年間8戦。ニュルGPコースやオッシャーズレーベン等を転戦。もちろん日本人も参加可能ですよ。次の気になるポイント2)車両製作は何処なのか?、、この話は他の人からみたら”マニアック過ぎ”で、webメディアなら”VWレーシング社製”と、簡単説明で終わるかもしれませんが自分にとっては一番興味のあるポイントで、カプリコン社(991CUP製造/仕立て請け負い)かな?と、モロモロ念入りに調べましたら製造元MRD社、、、あの無冠の名車(予選一番時計を獲得しつつも3台全てリタイヤ)VW-Golf Gti35ニュル24レーサー製造元でした。身近なクルマがレーシングカーになってちょっと嬉しかった。 日々精進

STTV(SINGLE TUBE TWIN VALVE) TECHNOLOGY

ZF RACE SACHS STTV DAMPER 2WAYFIA規定のレースカーテクニカルマニュアル2束。一介の卸業小商い(弊社)が保持するには重たい情報の1例。下のGT3Cup-MY2011は言わずと知れたPorsche Carrera Cup997GT3-CUPテクニカルマニュアル。前職での仕事(レースサポートと言う名目の野次馬行為)でしたので、もしかしたらトヨタ86より詳しいかも。で、上がセアトレオンクープラMY2015TCR。念の為に書きますが、マニュアルデータはすべてGoogleで入手。自分の信奉するPWシンガー(民間人でありながら最も超最先端技術に近い存在)曰く「機密とされている最先端科学/軍事情報のほとんどがGoogleに詳しく掲載されている」との事なのでレース関係も同じくであります。さて、2015年にダウンロードしたクープラTCRマニュアル!ご覧の通り”メモ用紙直前(笑)”ですが、思う所がありましてリサイクル。事の発端はスペインから「あなたそろそろクープラTCR2~3数台買いなさいよ!」と、猛プッシュされている星名さんの話を聞き、レースの運営&プロモーションと、レオンのクープラシリーズ限定で国内販売するベストプランを考え、、じゃなく!レオンクープラTCRに標準搭載されているZF-SACHSレース用ダンパーのインナーパーツを使って、乗用市販製品ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションを2wayにアップデートが可能と言うビックニュースに反応した次第であります。実際には採寸>マウント方法とパーツ>車高のバランス>といった作業が必要ですし、相当なコストも必要とされますので弊社からご提案出来る方は約1名のユーザーさん(累計4セットのザックスパフォーマンスコイルオーバーをご購入下さったY氏)限定プランになるかもしれません。しかし、現在まで第2世代(製品番号3ケタが000で始まる適合、BMW-M2/M3/M4&86&BRZ&MQB-GOLF7等)のザックスパフォーマンスコイルオーバーをお使いのユーザー皆さんと、ご購入検討中の皆さんにとっては製品の更なる可能性/ポテンシャルを感じ取って頂けると思います。どうせ買うならFIA規定のレース直系(TCRレースダンパーパーツ互換性)です。

ZF RACE SACHS STTV DAMPER 2WAYTCR用フロントストラットダンパー。上(Bump)と下(Rebunp)にお馴染みの(市販製品と同じ)調整ダイヤルがセットされた2way制御。鳴り物入りで開発されたSTTV(シングルチューブツインバルブ)搭載!セアトレオンクープラの他、VAG-MQBプラットフォーム車両のTCR(GOLF&A3)が適合。伸び側減衰と縮み側減衰が各独立して調整が可能です。※市販のザックスパフォーマンスコイルオーバーは1クリックに対して伸び&縮みが同調します。

ZF RACE SACHS STTV DAMPER 2WAY減衰展開とバリエーション。左がフロント(Bump10段/Rebump20段)、右がリアー(Bump&Rebump20段※リアーのダンパーは1way)。減衰展開は弊社記載とは逆の上がRebump、下がBumpの展開図。ダンパーは縮むだけじゃなく、伸びる精密振動制御部品です。

ZF RACE SACHS STTV DAMPER 2WAY見え辛いですが2Way制御の優位性を可視化。上下異なる減衰曲線(減衰特性)を造れる事が最大の目的です。画像の定規位置の速度域はツーリングレースカー(箱車)の通常旋回負荷想定域(個人的見解)。自分でも良く解らなかったのでプロに聞きましたトコロ、0.2M/secの具体的なシチュエーションが「鈴鹿のS字を通過するスーパーフォーミュラがそんな感じ」と。この事から乗用車が使う減衰速度域(横軸)は限りなくゼロに近いと(各自動車メーカー指針は0.0125M/sec程?後で自社製品のレート調べてみます)。、、、あんまり話を伸ばすとボロが出そうなのでここら辺で。 日々精進

ZF RACE SACHS STTV DAMPER 2WAY9/10追記:2wayにおける減衰特性を解りやすく可視化しました。↑

ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション価格改定

ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション SACHS ドイツZFレースエンジニアリング社製ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションが価格改定され、お求めやすくなりました。例えば上画像のVAG-MQBプラットフォームVWゴルフ7!旧税別定価¥315,000-が価格改定により税別定価¥248,000-となり旧定価と比べ¥67,000-もお安くなりました。下記製品ページリンク(品番をクリックすると製品詳細ページが出ます)にてご確認頂ければ幸いです。事実上の欧州車用製品全般大幅値下げ、、ですが弊社の86&BRZ用は数年前に価格改定(値下げ)済ですので今(現状税別定価¥286,000-)より下がる事はありませんし、もー限界値です。今回の価格改定、総発売元のハンズトレーディングさん相当頑張ったと思います。ドイツメーカー主導による国際販売価格を現地(ドイツ)価格に近付ける事でユーザーさんが1人でも増えれば嬉しいです。 日々精進

SACHS Performance Coilover

ブースタープロ

ブースタープロ DTE3月末までキャッシュバックキャンペーンを展開していたドイツDTEシステム社のサブコン”ブースタープロ”。実はキャンペーン終了後の先月も凄い出荷台数だったようで一安心。ハイスペックチップを搭載して、ご注文後に最新のプログラムをインストールして発送。このサービス体制と、今どき価格の税別¥48,000-!欧州車過給機付きのエンジンであればほとんどのラインナップが揃っていると思いますので、先ずは下記リンク、ハンズトレーディングさんの製品ページにてご確認してみて下さい。勿論弊社からもご用意可能ですので何卒よろしくお願い申し上げます。 日々精進

DTE ブースタープロ

 

VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020

VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020をサササっと視察。上画像、TCR(レース車両)ではなく乗用車でビックリ!ドイツエッティンガー社のTCRストリートボディkit。横幅を抑えつつも側面のメリハリがくっきり映える優れたコンペティション由来のリバースデザイン。取り付け&ペイント含め結構な金額になると思うのですが会場には3台ありました、、、屋根の長いワゴンボディにも似合うと思いますのでRワゴンTCRとと格好いいと思います。もし自分に予算があったらオールトラック(ゴルフ7ワゴン4WD)にボディkitを組んで車高を更に上げ&BFグッドリッチMTタイヤで超ご機嫌ワーゲンを楽しみたいです。

VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020弊社クライアント、石川県の専門店シュポルトさんにもお会い出来ました。いつもありがとうございます。当日のベストラップ1‘57.672、、、速くてビックリ。COX+SACHSレーシングダンパーの優位性ですね。クランク振動軽減と、デファレンシャルの更なる精度UPのご相談は随時承りますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020同じく弊社クライアント、鈴鹿のストラーダーさん。ご無沙汰でスイマセン。お会い出来て良かったです。ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション改ユーザー様にも感謝。いつもありがとうございます。

VW AUDI FUN MEETING IN FUJISPEEDWAY 2020主催のアルファラインさん、アドバンスステップさん、出展皆さんに感謝。もろもろミニ会議させて頂き勉強になりました。ご来場下さいました皆様に感謝。 日々精進

VAG MQB-000301改

000301 SACHS PERFORMANCE COILOVERドイツZFレースエンジニアリング社製パフォーマンスコイルオーバー改造メモ。VAG-MQBプラットフォーム/55mmストラット車両に向けたスペシャルを限定で製作しておくべきか、否か?弊社のクライアントさん(VW専門店)の多くは既にこの手法(スプリング変更&基礎減衰変更)でゴルフR(7R&7.5R&7.75R)に装着して各ユーザーさんのニーズに応えて頂いております。ザックスパフォーマンスコイルオーバーにセットされる純正アッパーマウント対応のアイバッハ別注コイルスプリングが悪い訳ではないのですが、最初からアイバッハERS装着を前提としてユーザーさんの使い方でスプリング&ダンパーレートを組んで行く手法、、、新型ゴルフ8も同じMQBプラットフォームなので取り組み案件ですかね? 日々精進

SACHS Performance Coilover 000301&000355

ID-R / SACHS DAMPER INSIDE

VW ID R SACHS RACING DAMPER ZF 昨晩、アマゾンプライム”Motorsport-TVチャンネル”にて、2019Goodwood-Thursdayのビデオをビール飲みながら見ていましたトコロ、上のフォルクスワーゲンID-Rがグリッドに並んでまして、コクピットを覗くカメラにフロントスクリーン直前に配置されたセンターダンパーが写り込んでました。見覚えのあるシェルケース一体型4つのダイヤルモジュールを装備したソレは間違いなくドイツZFレースエンジニアリング社製、SACHS(ザックス)レーシングダンパーで一安心。パイクスピークス世界新記録の一翼を担うトラクションコントロールがSACHSで嬉しい!さて、ダンパーの配置は上の通り、フロントセクションはリンケージを介して3本のコイルオーバーダンパーで制御、対するリアは1本(もしくはリアも3本)の豪華仕様(笑)。、、正直、今までSACHSダンパーが装着されている事を知りませんでした。ドイツからは一切案内来ないので知られたくないのかもしれませんね。アフターマーケット(チューニング市場)で仕事をする私にとって、BMW同様、フォルクスワーゲンも大事な”食い扶持”。内燃機関搭載のレーシングカーは今後一切行わないVWにあって、新機軸ID(BEV)のクリーンなブランドイメージと、戦後のTyp1から標準搭載されたSACHSダンパーの近未来にチョット期待出来そうです。鳴かず飛ばずのSACHSパフォーマンスコイルオーバーサスペンション(車高調整)とは裏腹に、各自動車メーカーの誰もが欲しがるSACHSダンパー、、更なるコントラストですね(涙) 日々精進

VW ID