「VW」カテゴリーアーカイブ

VW GOLF5Gti RS-1,オーバーホール。

SACHS GOLF オーバーホール

岡山のVW専門店Mouf(モウフ)さんからお預かりしたVW用RS-1のオーバーホールが完成致しました。作業の分解、洗浄、オイル交換、ガス注入、組み立て、作動チェック、使用するSSTまで全てドイツザックスレースエンジニアリング社認証のアネブルさんに依頼しております。担当の蘇武さんの技術も当然、ドイツSRE基準です(念の為)。オーバーホールの副産物として、減衰ダイヤルの1クリック(+&-)に対してのレスポンスが格段に向上します。これは入れ替えるオイル(S/GT用ダンパーにも使われるフックスタイタンVio)特性によるもので、結果、リフレッシュしながらチューニングの精度が向上します。RS-1ユーザーさんの中で「もうそろそろかな?」と思われた時が”その時”ですからね、、メインテナンスしながら永く使い続けて欲しいです。また、今回はシールとブッシュ(スリーブ)も交換させて頂きました。この単品パーツはポルシェカレラカップカー997GT3Cup用のダンパーパーツをそのまま使用しています。コンペティションマシン用のダンパーと、パーツの互換性を持つRS-1が、レース由来、レース派生商品である証拠です。語らなくてもいい事かもしれませんが、何も語れない(背景を持たない)製品よりユーザーさんのマインドとプライドは格段なはずです。RS-1ユーザーの特権として知っていてほしい。Moufさん&RS-1オーナーさん!ありがとうございました!

VW POLO-R WRC(SACHS RacingDamper Equiped).

VW POLO-R WRC SACHS WERNHER VW POLO-R WRC SACHS WERNHER VW POLO-R WRC SACHS WERNHER

ホンモノをこの目で見てきました。見えないけれどザックスのレーシングダンパー(ラリー)が装備されています。ロゴの添付もご覧の通り!VWワークス御用達ブランドがSACHSです。リアー側のダンパー(ストラット)の取り付けがスピンドル(ホイル中心)よりかなり下げられ、更に後方にオフセットされた形で装着されております。「”ホイルストローク以上にダンパーを動かそう。”フリクションはその分増えるのですが、容量増による放熱効果も期待できますね。フォーカスWRと同じ手法。」とは蘇武さん談。究極の追従性能を要求されるWR!来期のデヴューに向けて詳細調整中のようですので皆さん期待していてください!※業務連絡/SAFカメラマン宇留野潤君(プロ)と、言うわけで来期からのWRC!このマシンを追かけて欲しい!宜しくねー。

シュポルトさん主催のVW&Audiミーティングに参加!

VW SPORT SACHS シュポルト 石川県 ヴェルナー

北陸のVW&Audi専門店”SPORT(シュポルト)”さん主催のミーティングイベントに参加してきました。TT8N+RS-1オーナーさんに遭えずに残念でしたが、ご来場の皆さんの熱意にびっくりしました!皆さん”自分のマシンが今どうなっていて、これからどうしたい!”と、言った目的意識の高い方ばかりで嬉しかったです。

VW SPORT SACHS シュポルト 石川県 ヴェルナー VW SPORT SACHS シュポルト 石川県 ヴェルナー VW SPORT SACHS シュポルト 石川県 ヴェルナー

弊社の至ってシンプルな展示。玄人好みのJetta5withザックスレースエンジニアリング+VWモータースポーツGTRホイール+もうすぐ発売のCSC5!?

VW SPORT SACHS シュポルト 石川県 ヴェルナー

合同展示出展させて頂いたCOXコーポレーションさんご一行!いつもありがとうございます!お疲れさまでしたー。

ニュル24H、35Gti指摘見解。

24h Nurburgring 2011 35GTI VW GOLF

納得がゆきません!何故に3台揃ってリタイアだったのか?僕ら、、と言うか僕個人的に“絶対に優勝するハズ!”と確信していたのですがねー。ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製のダンパーが装備された数少ないマシン!しかもVWワークスでGti35周年記念車両!!鳴り物入りだったのに、、、本当に残念でなりませんっ。公式見解では「このままでは終われない」と、次に続けるニュアンスですが、来年?GOLF7出ますよね。よってコノVWR35Gtiは今回のワントライで終了、、、なのかなー?と思っております。また走りきれなかった原因(私的見解)は、ニュルシロッコ&ダカールレーストゥアレグ(共に常勝)もっと言えば今年のニュル24時間耐久ウイナーマンタイさんのエンジンを組んだ仕立て屋Capricon社が35Gti開発運用に関与していないからです。(8speedの茂木さんのfacebookで発見しました)うーん、それにしても、、結果はリタイヤだったけど、このマシンとVWR社のニュル耐久、、もー少しフォーカスされてもいいんじゃないでしょうか?僕だけでもこのブログで”35Gti!かく戦いけり!”と、特集を組む予定です。皆さん応援宜しく!

Golf4Gti+SRE/RS-1.

GOLF4  SACHS ザックス サスペンション

某日の秦野中居COXコーポレーションさんにて、ゴルフ4GtiにRS-1を装着!先ずは画像を頂いたCOXカスタマーセンター佐藤さんに感謝!ありがとーございます。RS-1の新製品ラインアップにゴルフ4が出ましたよ!そんなフレンドリーな言い回しじゃなかったけど、ドイツからの案内には確かにゴルフ4!と書いてありました。何故?今更?売れる予感が全くない中、秦野中居COXさんにてGOLF4Gtiのお客さまIさんと遭遇しました。航空管制制御に携わり機械制御においては非常に深い理解を示された方でしたので、Iさんなら買って下さるかもしれないなー。と思い、秘密裏に(あはは)1台在庫しておきました。その後COX佐藤さんからの連絡を待つこと半年!無事ご購入&装着して頂きました。25万キロ弱を走破して、大掛かりなリフレッシュと共に4Gtiに組み込まれたRS-1。装着後2千キロ走った感想は「想像以上に運動性能が上がった!」と。評価頂きました。

GOLF4  SACHS ザックス サスペンション

一方コチラは2003年まで運用していたナツカシSachsデモカー(試乗車)4番のGtiです。マニュアルミッション+ワイヤースロットル!ホントの初期モデルで約5万キロほど走りました。思えば”VWのイロハとFFドライブ”をこのクルマから全てを教わった気がします。FR2シーターしか所有したことの無い僕にとって”全く??”のフロントドライブ、、最初の頃なんて、フロント左右のタイヤ感覚しかなくて、、あれれ?と思ってましたが距離と時間を共にする事でフロアーパネル(ドライブシート後方)感覚とリアー左右ホイル&タイヤの動き(&アーム)までハッキリ見えてきました。各部の剛性感とドイツプロダクツをじっくり体感しながら学べた訳ですから僕の先生だったんですね。仕事は超ハードだったけどいい勉強になりました。500km/h走って次のお客さんまで200km/h!明日の帰路は400km/h、、、ザックスのサスペンション(当時はスポーティングセット)を装着して移動距離を稼ぐ中”この性能以上でも疲れるし、これ以下では走れない事”を身を持って体感しました。製品価値の為だけに”変えた感(大胆な減衰設定やストローク変更)”を演出する事は一切せず(皆忘れていると思うけど、当時は硬いのが受けていたんですよー)ただひたすら”使う側のユーティリティをシャーシに沿わせる事”を当時から目指していたSACHS!そのぶれの無い開発指針は今でも、この先の変わる事はありません。このゴルフ4Gti、、サスペンションセットを3セット使い倒してホボ全国(西は鹿児島~東は秋田)走り回って営業したんですよ、、当時僕と現社長の2人で。もっともっと更なる可能性は見えていたのですが次のマシンが待っていたのでさよならしました。でも、この続きと思われるチューニング&乗り続けるユーザーさん(上画像)に会えたので嬉しかった。航空管制制御関係に従事するRS-1(ゴルフ4Gti)オーナーさんっ!今回はありがとうございました。

ナツカシのVWデモカー、、こんなのありました!

何か、、この画像出す度に、、顔が消えてゆく気がする。

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僕らの人員は減る一方ですか(現4名で頑張っています!)このマシンはこのままの姿で今も現役です!初代GtiカップカーSACHS+COX+Hans号(当時のVWワークスが採用したSRE2WAYレーシングダンパーを装備)。オーナーさんこれからも宜しくお願い致します!

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これも懐かしい。小倉さんから引き継いだゴルフ2の8V!左ハンドルマニュアルミッション。ポカール直系のザックスレーシングダンパーを装備!レースに向けてショウジが黙々とやってましたがレース参加前に断念。結局このマシンも僕の教材でした。

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2004年頃に導入した中古のビートルCupカー!数ヶ月の思い出の訳は、、筑波サーキット最終コーナー空けに某車両と正面衝突。

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ゴルフ6ヴァリアント1.4Tノーマルデータ取得。

SACHS ザックス サスペンション SACHS ザックス サスペンション

ゴルフのデモカー(試乗車)を導入するのはこれが2回目です。初回は10年前、ゴルフ4Gti(M/T、ワイヤースロットル、懐かしー)!やっている事に変りはありませんがクルマの基本性能と、僕らの製品における性能差は非常に接近しております(BMWなんか如実です)。製品の持つ性能を感覚的に言葉で表現すると同時に”じゃあどれだけ違うのか?or違わないのか?”製品と純正データを対比して近々ご案内いたします。同時進行のR56+RS-1デモカーでもデータ公開を致しております。意外に僕ら真面目に取組んでいるんですよ。販売力は最下位かもしれないけど志は高く!計測結果は思った通り、ハイレベルな路面追従性能。スカイフック(現乗り心地論)効果を狙う”あえて減衰を抜く”レートの谷間も深くありませんでした。スポーティカーのようなグラフ、、車格的にはBMWE90Mスポーツくらいの高い数値が出ましたが乗り心地もしなやか(ドイツ車に乗りなれている人の感覚で)。恐るべしゴルフ6ヴァリアント1.4T!ノーマル車両のバランスは絶品です、、、と、書いている僕自身も思いますが「お前なんかに語られたくはないよ!」と、VW開発陣営は思っているハズです。”ドイツ製品におけるベーシックの意味は最善の最適化”である事は十分理解していましたが、これだけ快適だと”コレでいいんじゃないの?”って事に成りかねないのですが”ダンパー(ショックアブソーバー)と関連ゴムマウントパーツは消耗品です!”VWである絶対性能をスポイルすることなく、フットワークのリフレッシュメント&ファインチューニングにザックスパフォーマンスPLUS!こんなアプローチで進行します。ゴルフ6ヴァリアント1.4T純正フットワークデータはパフォーマンスプラス装着後のデータと同時比較で近々公開致します。因みに純正装着されていたダンパー銘柄もSACHS(Mexco)でした。また同門同士の戦いです。

 

35Gti(VWMotorsport)勝てなかったけど負けてない。

VW GTI35 WERNHER

てっきり(と言うか確信してたんですが)勝てると思ってました、、2011年ニュルブルクリンク24時間耐久レースのVWワークスGti3台!ザックスのレーシングダンパーを実装備した大注目のマシンだったんです。まさか3台揃ってリタイヤなんて、、。実は、、優勝を確信していた僕は”VWR35GtiウィズSACHSの優勝キャンペーン”と、”勝利宣言広告”を考えておりまして、スタディ鈴木さんのニュルシンジケーション(現地撮影部隊)にお願いして相当数の画像(ワークス35Gti)を購入してモロモロ準備しておりました。35Gtiに搭載されるザックスダンパーに組み合わされるH&R社スプリングのインポーターさんにも声を掛けて「小林さんっ!一緒に勝利宣言広告をimpさんに打とうよ!!」と。リタイヤしてしまったので広告はナシです。タイムスの健さんとimpの熊崎編集長、、代替考えます。んで、H&Rインポーター、アドベントの小林さん、、これに懲りずに次(まだ内緒のB社のDTM)宜しくお願いします。さて、ここからが本題。勝てなかったから負けじゃない!VWワークスが認めたSACHS(ザックス)ダンパーの優位性。本物だからこそ語れる事実。ビジネスの為だけに組み上げられた製品とは一線を画す、レース派生製品がザックス!悔しかったらニュル24に出場してリタイヤしてみろよ~って勢いで各VW専門店様にご案内状を発送致しました。どうか封筒が届きましたらご一読下さいます様、宜しくお願い致します。

2011年ニュル24ザックス実装着情報(ZFオフィシャル)と、VWR35Gti関連情報は後ほど。