在庫していたスバルEJ20用フルーダンパークランクプーリーを売らなくちゃ!と、思い撮影した当日にご注文を頂き無事発送。ご注文下さったEJ20オーナーさん、販売店さん、取り次ぎ店さんに感謝。いつもありがとうございます、、と言う気持ちと、うらやましい思いがあります。非力なFA20エンジン乗り(トヨタ86)の願望と、純粋に優れたエンジンへの憧れですかね。因みにEJ20エンジンを積んだクルマには一度も乗ってません。あえて避けてきた感もあり、、”きっとイイんだろーなー”みたいな感じ。クランクプーリーをご購入頂いた各EJ20ユーザーさんに自分の憧れをリアルで体感して頂き、濃ゆいクルマ人生を楽しんで欲しい。EJ20のハイトルク&ハイパワーを受け止める超合金(質量と剛性)ケースのフルーダンパー。その超合金ケースに内蔵されたシリコンオイルとカウンターウエイトの効果はとてもシンプル。クランク振動を軽減してエネルギー(トルク&パワー)に還元する事。エンジンクランクの回転ロスを軽減する効果はトルクアップやパワーアップと言うより、元々の設計されたエンジンスペックに近付ける事。エンジンバイブレーションが軽減する事の副産物は様々ですが、速度が上がるほど”目視速度と実速度が違って見える/自分が思っている速度より20~30キロ実速度が速く感じる”>振動が軽減され視界がクリアになる感じです。エンジンに負荷をかける事をしないでチューニングが成立するってチョット嬉しいですよね。全国のEJ20オーナーの皆さんにお勧めです。 日々精進
「SUBARU」カテゴリーアーカイブ
FA20フルーダンパー装着感
自前の2号機86TRD14Rにフルーダンパークランクプーリーを装着して数ヵ月。そろそろ販売元としてのインプレッションを出さねば、、と言う事で、米国バイブラテックTVD社製FA20フルーダンパークランクプーリーの個人的な装着感です。その前に、フルーダンパークランクプーリー性能を装備する為には確実な取り付けが絶対条件です。プーリー止めボルト&オイルシールは換装時に純正新品を使用する事。取り付けはプラスティックタイトニングメゾット(塑性域締め付け-ネジが伸びきる付近)厳守!取り付けが不安定だと全てが台無しですよ。さて、米国防省研究機関DARPA(ダルパ)の技術認証を保持した兵器のようなクランクプーリーの装着感(インプレッション)は下記の通り。
86&BRZ用FA20フルーダンパークランクプーリーの減震(ダンパー)効果 |
1)車両全体的な振動とノイズの減少を感じた。エンジンクランクの回転振動を軽減制御した事で、その減振効果はクルマ全体に波及しているように感じる。スピーカーから出る音もクリアに聞こえる気がします。 |
2)機関音(エンジン音)+排気音が変わった。フルーダンパークランクプーリーに換装後、エンジンスタートして気が付く最初の変化。エンジン音が変わった。エンジン周辺の振動が軽減された結果、音(空気振動)にも変化がありました。静かになったと言うより、エンジンの機関音がクリアに聞こえる感じです(イメージとして、エンジンオイル交換した直後のクリアな機関音)。排気音にも変化がありました。アイドリング時には低音が強く、エンジン回転の上昇と共に高音が盛られる気持ちのいいサウンド。確かに「エンジンが喜んでいる(マルマン・モーターズさんにてフルーダンパークランクプーリーをご購入装着して頂いたユーザーさん談)」ように感じました。 |
3)スムーズな変速。シフト時の各ギアポジションへの変速が非常にスムースになりました。エンジンクランクの振動が軽減された結果、クラッチに接続されるアウトプットシャフトもブレずに回転しているようです。 |
4)アイドリング状態でドライビングシートに座ると以前に感じた微振動が半減(50%強)したような静けさ。ステアリングに伝わる振動も軽減されます。ロングツーリング&デートカー性能も向上か? |
5)高速走行時の視界がとてもクリアになった。これは予想外の効果でした。メーター読み巡行速度に対して、体感速度が20~30キロ遅く感じます。高回転時のエンジン振動をきっちり抑えると。見える世界も変わってきます。自分でもちょっとびっくり。 |
6)アクセルレスポンスの変化。一定速度から踏み込んだと同時にクルマがグィっと前に出る。(クラッチを繋いだまま)アクセルを離せばエンジン回転降下も以前より速い。エンジン回転レスポンスは間違いなく向上しました。 |
7)実際フルーダンパークランクプーリーに換装して速くなったのか?低速&中速域は確実に速くなりました。エンジン回転の上昇と速度が乗るにつれて減振効果も大きくなりますので高速も確実に速くなります。 |
8)総評/86&BRZ用フルーダンパークランクプーリーの買いだと思う事。エンジン回転によるクランク振動を軽減して回転エネルギーに還元する機能。メーカーのバイブラテックTVD社では”ハーモニックバランス(調和均衡)”と呼ぶフルーダンパークランクプーリーの性能特性。回転エネルギーを受け止める高剛性炭素鋼超合金ケース+ケース内にオイルを充填してカウンターウエイトをフロートマウントした構造は米国防省研究機関DARPAが運用する大型兵器の機関制御に使われています。その国と人の命を守る技術をスポーツカーの動力性能に転換したフルーダンパークランクプーリー。エンジン振動とパワーの根源である”クランク回転”の振動制御による最大の恩恵は上7項目に集約されます。その全てを同時に体感する事で、86&BRZの新しい走りが生まれます。スムースに回るクランク回転はクラッチ>ミッション>プロペラシャフト>デファレンシャルまでの同一回転にまで波及します。FRスポーツカーにおける気持ちの良い走りを生むツールとしてもオススメです。 |
以上が自分が実際体感(個人的見解)したフルーダンパークランクプーリーの性能です。その性能、お値段以上!尚、86&BRZ-FA20用はそのままWRX-S4やレヴォーグ2.0Tに装着が可能です。 日々精進
エネルギーの還元
FA20エンジンのクランク&コンロッド画像。自分にはかなり華奢な感じに見えました。86&BRZに搭載されるFA20エンジンはピークトルク回転時と、ピークパワー回転時にエンジン振動が最大になります。過給機を搭載した場合、振動は更に大きくなります。エンジンの振動はクランク回転エネルギーをスポイルして結果パワー&トルクのロスとなります。エンジン振動を吸収してクランク回転エネルギーに還元するフルーダンパークランクプーリーなら純正プーリーと換装するだけで性能が得られます。カタログスペック200psになのに実測170ps前後の86&BRZ用FA20エンジン、、失った30ps前後のロス(パーツ精度、組立公差)の推定最大50%をエンジンに追加負荷を与える事無く取り戻す還元性能。86&BRZ用フルーダンパークランクプーリー累計装着販売実績全国ナンバーワンのマルマン・モーターズさんにてフルーダンパークランクプーリーを装着ご購入下さったユーザーさんから「エンジンが喜んでいる」と言う素晴らしインプレッション頂きました。ノーマルクランクプーリーからフルーダンパークランクプーリーに換装した事による振動軽減はエンジン音(空気の振動)の変化、ステアリング&シートから伝わる振動の軽減、エンジンレスポンスの変化と様々、その現象全てが”元々の、86&BRZ用FA20設計/理想スペックに近付いた(ように感じる)”=エンジンが喜んでいる。その喜びはドライイビングプレジャーに還元されます。機械と操縦者の共鳴(ハーモニー)を創り出すパーツって考え方もアリな気がします。 日々精進
施工会御礼
昨日の日曜日、GRガレージさいたま中央さんでのドライヴィジョンECU施工会にご来店下さいました皆様に感謝!ありがとうございました。通算12回目、今年最後の施工会が無事終了。と、同時に来期に向けた86&BRZ(FA20用)の新しいドライヴィジョンチューニングプログラムのテストを開始。
師走の風吹くさいたま新都心、GRガレージさいたま中央店。久々にチームドライビジョンECUメンバー”ラボメン”として参加。
ヨーロッパでも話題騒然!GRヤリスに試乗したドライビジョンECU今市社長曰く「エンジン&エキゾーストサウンドが素晴らしい!高度な燃焼制御をイメージ出来るサウンドチューニング(私も同感)だけでも買いですよ!で、、ホボドイツ車ですね。ボディシェル&プラットフォームの剛性感はトヨタ車至上最高!ポルシェ964ターボとほぼ同じディメンション、基本トヨタ車なのでメンテ&ランニングコストも格安!それで居て富士本コースのラップタイムはGT3RSに迫る勢い、、、ああっ欲しいっ。」と。
続きましてホームコース筑波1000のドライビジョンECUツカサ女史も試乗に。
準備万端。GRガレージさいたま中央スタッフ皆様に感謝。
クリスマスツリーと赤いGRヤリス。午前中は何時も通り静かな感じで今市社長ことアニョキングとモロモロ談義。現行アストンマーティンヴァンテージのボディデザインと86のデザインの関連性+初代ガンダムの動力詳細と手足がある優位性(はじめて知りました)+映画インターステラーにおける基本的なテーマ”起こり得る(あり得る)事は起こる”>人間原理論的思考質量への見地+孤高のロッカー”フィルライノット(シン・リジィ)”の遺作19(ナインティーン)はコロナ禍(COVID-19)の予言ではないか?+東京都の小池都知事が出した2030年エンジン車両の都内販売禁止条例の打開策+ドイツZFも採用するAIエンジンメーカーエヌヴィディアの優位性+安倍政権時代と吉田松陰+若返りのDNAの存在、、等々。人はいくつになっても勉強であります。
お昼は名物カレーを頂きました。止まらなくなる魅惑の味は健在。
後期の86(MT)でご来店頂きまして、早速ドライビジョンECUプログラムをインストール。オーナーさんとドライビジョンECUツカサ女史の試運転の後、微調整。
新車で走行距離1,000kmの後期86マニュアルトランスミッションにドライビジョンECU&カスタムインストール完了!人生初のマイカーが新車の86って羨ましい限りでこの度はありがとうございました。86のECUに標準装備された自己学習用域はそのまま動作しますので、オーナーのドラビングスキルと共に成形され日々アップデートされる楽しみもあります。
GRガレージさいたま中央の高木さんとドライビジョンECU今市社長。来年に向けての展望会議の様子
1台ご来店頂くと続く説の通り、以前インストール施工させて頂いたドライビジョンECU搭載の白い86がご来店。ドライビジョンECUをインストールして約1年、その間の不具合は全くなく至って快調と聞き嬉しい限り。今回はプログラムの微調整のご依頼です。
オーナーさんのリクエストにより「トルクとパワーバンドをもう少し高回転に寄せる」そのプログラムを現場で作成>一度デリートした上で再度インストールして完成。ドライビジョンECUはフル制御(一部の上書きによるノーマルECUとの連動制御ではありません)なので全て書き換え。数回の試乗&調整でご満足頂けたようでよかったです。この度もありがとうございました。
本日ラストのクルマがこちら。「外から見ても隙が無く、恐ろしく速いマシンに感じる」とはGRガレージさいたま中央の高木さん談。モノトーンで統一されたWRX-StiはドライビジョンECUバージョンアップのご依頼を承りました。遠方よりご来店ありがとうございました。
日が暮れて見ると、長かったようで短く濃ゆいドライビジョンECUワンデイ施工会も無事終了。あらためましてご購入下しました皆様に感謝!12回目と継続的に開催して下さるGRガレージさいたま中央の皆様に感謝!ドライビジョンECU今市社長、ツカサ女史に感謝!ラボメン任務完了!群れない馴れない”ルパンとその仲間達”のように作戦の度に集まり、速やかに任務遂行。完了後はさささと速やかに各自撤収(素っ気ないビジネススタイルですが、コロナ禍の今なら理解して頂けると思います)。次回の施工会までにはテストプログラムのお披露目&リリースが出来るように仕込み開始しましたので、何卒よろしくお願い申し上げます。 日々精進
緊急対策!限定特別施工価格
GRガレージさいたま中央さんでのドライヴィジョンECU施工会(2020年12月20日/日曜日)が迫って参りました。今回で12回目を迎えるブルーエリア(現GRガレージさいたま中央)さんでのドライヴィジョンECU施工会に日頃の感謝と、コロナ禍に負けないスポーツカーへの情熱に応えるべく”当日施工6台限定-特別価格”をご用意致しました。インストールするプログラムは全て最終(最新)の通常価格モデルと同じ。インストール後の微調整施工&オーナーさんの細かなリクエストにも対応致します。通常価格から10%~30%OFF!今年最後のチャンスをお見逃しなく! 詳細は下記↓リンクにて 皆様宜しくお願い申し上げます。 日々精進
12回目のドライビジョンECU施工会
12月20日、さいたま新都心のGRガレージさいたま中央さんにて開催するドライヴィジョンECUワンデイ施工会のご案内。2016年3月から定期的に開催させて頂き、今回で12回目となりました。ご購入下さいましたユーザー皆様に感謝。数値上の評価(ピークパワー&トルク)を追う事を止め、実用性能を最優先に設計された”新しいスポーツECUチューニングの在り方”にご理解下さったネッツ東埼玉ブルーエリア(現GRガレージさいたま中央)スタッフ皆様にも感謝。2020年、ドライヴィジョンECUを手に入れる最後のチャンスです。皆様宜しくお願い申し上げます。
従来、NAエンジンのスポーツカーECUチューニングは”趣味性能の追求(多少のユーティリティーを削ってでもパワー&トルクを得る)”であり、その代償の”乗り辛さ”も趣味の積み上げる事のように感じてました(個人的に)。MAXアウトまでの狭い高回転域を維持するよう意図的にクラッチ踏みシフトとアクセルを操りクルマを前に進ませる、踏み切ったらエンジンブロー、、。極端かもしれませんがECUチューニングに対してネガテイブに考える人達の思考ってこんな感じ?個人的にはソレも趣味の一つですからアリだと思いますが、商品として多くの皆さんにオススメは出来ません。ドライヴィジョンECUの性能は全てオーナードライバーの為に設計されています。一定条件下の測定結果じゃなく、不確定要素下の一般道路での様々なシチュエーション(上り坂/渋滞/夏場の高い吸気温度/法定速度/複合要因によるエマージェンシーモード)にフレキシブルに対応し使いやすさを損なう事はありません。トルクの谷を解消しつつダイナミックな回転感覚とパワー感。実用性能と、スポーツカーらしいエンジンフィーリングがドライヴィジョンECUの魅力です。当日はドライヴィジョンECUの今市社長(上画像)が自らインストール。オーナーの好みに併せてプログラムを微調整してセットアップを行います(追加費用ナシ)。オートマ車の場合、トルク指令(トルクを上げるプログラムの一つ)をオーナー車両のキックダウンポイントに配慮してバランス化します(こちらも追加費用なし)。
ではでは皆様、12月20日の日曜日、さいたま新都心のGRガレージさいたま中央でお待ちしております。下記緑文字リンク↓もご参照頂ければ幸いです。 日々精進
ドライヴィジョンECU施工会
12月20日、さいたま新都心GRガレージさいたま中央店さんでのドライヴィジョンECU施工会のご案内です。コロナ禍の状況ですので検温>消毒>マスク着用&ソーシャルディスタンス厳守で準備しております。86&BRZの前期後期、MT/AT全ての車両とGRMN86専用プログラムも用意致しましたので当日施工が可能です。スバルはレヴォーグ(先代モデル)とWRXが対象車両となります。物理的に手にする事が出来る製品ではありませんが、その情報量は施工するECUのプログラムの100%です。何らかの要因でエマージェンシーモードに切り替わってもクルマが動かなくなる事はありません。ドライヴィジョンECUは全階層対応ですのでエマージェンシーモードもしっかりプログラムされています。使いやすさを追及した実用的なドライヴィジョンECUチューニングは、スキルを問わず多くの方にオススメ出来る逸品です。何卒よろしくお願い申し上げます。 日々精進
在庫補充しました
86&BRZ&レヴォーグ2.0T&WRX-S4等FA20用ハイスパークイグニッションコイルの在庫を補充しました。水平対向故、プラグの交換に併せて交換する事をお勧め致します。エンジンの低回転時から安定した高い電圧を発生するドイツ製コア(独自のチューニングコイル)の恩恵は静止状態からの動き出しが非常にスムースで軽く感じます。この軽さを伴ってエンジン回転の上昇と友にトップエンドまで気持ち良くふけ上るマルチな特性を持ったコイルです。純正部品同等価格&メーカー保証付き。換えない理由を探すために”ハイスパークイグニッションコイル-デメリット”と検索したところで製品自体のデメリットは出てきません。メーカー指針として、「プラグ同様、イグニッションコイルも消耗品ですから、積極的に交換出来るよう価格を出来るだけ抑えました。」って感じだと思います。お買い求めは下記リンク、販売店舗の皆様には業販可能ですのでお気軽にお声がけ下さいます様、お願い申し上げます。 日々精進
CDC(コンティニューアスダンピングコントロール)
CDC!コンティニューアスダンピングコントロール?正確にはコンティニューアスデバイスコントロールでしたっけ?兎に角、常に先行く次世代型物理制御の名称で、ZFに統合される以前のザックス!旧MANNESMANN-SACHS(マンネスマンザックス)時代の大発明。約25年前にメルセデスアクトロスに向けて開発&供給された”次世代”を謳う製品は、常に進化を続け、誰も追いつけない現状に感じます。何の話かと言えばスバルの新型レヴォーグSTIスポーツに搭載された電子ダンパーを含む統合制御で、つまり新型レヴォーグにZF(SACHS)電子制御ダンパー&システムが搭載されました。と言う事です。商業車用技術のCDCを乗用車(Ferrari-F360)に標準搭載してから20年目の今年、進化の加速度もそうですが、各欧州車への普及率によるコストパフォーマンスと、なにより長年蓄積した安定感を伴った技術力が採用に至った要因ではないでしょうか(勝手な想像)?。詳しくは上画像、交通タイムス社SUBARU MAGAZINE30号をご覧頂ければ幸いです。で、このZF-SACHSのCDC搭載新型レヴォーグSTIスポーツをどう思うか?でありますが、欲しいクルマです。乗ってませんがイイに決まってます。今までZF-SACHSのCDC電子ダンパー&統合制御を搭載したスポーツワゴンを買おうと思うと税込み1,250万(Audi-RS4)+諸費用を払わないとイケなかったのが、その価格の約32%で最新のシステムを搭載した安心の日本車(スバル新型レヴォーグSTIスポーツ)が買えるって事は結構凄い事ですよね。最新の制御を日常で常に体感して楽しめる事=これだけでも買う意味があるクルマです。一方、純正搭載された電子ダンパーはどうしますか?チューニングパーツの可能性は?と誰からも聞かれていませんが、先に答を出しておきます。SACHS由来のCDC搭載車両に向けたチューニングダンパー&アップデートOS開発は不可能(ZF中央研究開発センター実動部隊ドイツZFレースエンジニアリング社の見解)。この答をもらう為だけに”ドイツ往復渡航&滞在費を前の会社に払わせた”私(汗)。10数年前、BMW E92M3用ザックスパフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整)にBMWのDCC(CDCのBMW名称)&OSと100%マッチさせる製品テストがあったようですがコチラも立ち消え。その後懲りずにFK8(シビックタイプR/ZF-SACHS CDCダンパーシステム搭載)やる?とか聞き続けましたが一切ノーでした。何でも出来る環境にありながら、なにもしない、、って事はないんでしょうが、ドイツZFレースエンジニアリング社が製作するザックス車高調整(パフォーマンスコイルオーバー)が実に古臭く感じる反面、従来からの電子制御を使わない”純機械式(オリフィス制御)”ダンパーの可能性を更に積み上げ、機械式ならではの”気持ちいのいい作動/趣味性を伴った振動制御”を創り上げる姿勢はまさに”3歩進んで2歩下がる(By水前寺清子)”。進化過程を一度戻る、その技術の円熟度だけは世界一だと思います。ワンツーパンチでザックス車高調絶賛発売中 日々精進
物理要素とプログラム
EJ20ターボエンジン&6速マニュアルミッションを積んだ4WDスポーツセダンWRX-STI。全国的には登録台数が少ないのかもしれませんが、群馬ではよく見かけるクルマです。個人的なイメージは”大人のスポーツカー”。自分も大人になったら(笑)似合うのかしら?と、50を過ぎたおじさんが言うのもアレなのですが、自分にはWRX-STIオーナーに必要な資質が全く足りてない気がして街中を走り去る姿をただ追うだけの日々。例えるなら、国際線の欧州航路における成田-フランクフルトアムマインの13時間弱を、家畜のように扱われるエコノミーシートに慣れた人間が、カーテンの向こう側から餌(機内食)の時間じゃないのに香ばしい醤油の匂い(多分エコノミーにはないラーメンかと、、いつでも好きな時に好きなモノを食べられるようです)が漂うビジネスクラス以上の席に憧れつつも、”ビジネスに座ったら後戻り出来ない(乗り続けないといけない)”と断固拒否し続ける気持ちに似ています(笑)。つまり、それを継続させる資質が自分にはないんですね。個人的な勝手な思い込みですので気にしないで下さい。でも、それだけ自分はWRX-STIをリスペクトしているって事を理解して欲しいです。さて、WRX-STI!所有する事が出来なくても、動体性能のアップデートはご提案出来ますので、下記2件のご案内。
その1)メイドインニューヨークの超合金製フルーダンパークランクプーリー。60,000PSIの引張強度を保持する特殊炭素鋼超合金ケース。そのケース内にオイルとカウンターウエイトがフローマウントされた構造によりエンジン回転振動を吸収軽減(DARPA-米国防省技術特許)。エンジン回転振動がクランクの回転運動におけるロスである事は誰でもご理解頂けると思います。振動でロスった分がそのまま回転運動に上乗せされる仕組みです。エンジンに負荷をかける事なく、無くした回転パワーを取り戻すパーツがフルーダンパークランクプーリー。エンジンは違いますがVAG製、直4気2リッターターボEA888を積んだVWワーゲンゴルフ7R&7.5R&7.75Rに装着するだけで7PSのパワーアップ&15N/mのトルクアップと言うデータがあります。何度も書きますがエンジンに負荷をかける事なくパワーとトルクが手に入る事、これが最大の製品優位性です。
その2)ドライヴィジョンECU/WRX-STI。税別¥13万で手に入る次世代性能(Torque486.1N/m4,400rpm Power345ps6,400rpm)と、既存プログラムを基にオーナードライバーのリクエストに応える細かなオンデマンドセットアップ。コロナ禍で大々的な施工会は出来ませんが、個別対応にて施工可能です。
上記2件、導入ご一考頂ければ幸いです。 日々精進