自称(弊社と開発元ドライヴィジョンさん)”文系ECUチューニング”と性能表現しているドライヴィジョン製FA20ECUチューニング。文系、、つまり上げ幅数値(ダイノパック等)にとらわれない実用性能、誰でも使いやすい乗りやすい、気持ちのいいエンジンフィーリング、環境性能(排ガスと燃費)と走りのバランス、安全性能、この複合要素を満たす事が重要で、結果測定してもドラマティックなパワー数値が出ないんですね。勿論トルクのグラフは現欧州車のトレンド”ダウンサイジング”エンジンのような低回転からトルクが乗る仕立てです。当然「6,800rpmから勝負でエンド(7,800rpm付近)まで使い切って走りたい!高回転でパワーを!」って方には全く向いてない製品で、あくまでも実用域を中心にプログラムをチューニングしました。スキルを問わずだれでも使える、体感出来る性能。登りのワインディングも淡々と登り、ロングツーリングでも高回転を使わなくてもスイスイ動くタフネス性能。エンジン回転数1,800rpmもあればギアポジションが6速でもそのままアクセルを踏めば加速します。普通の86&BRZと比べて明らかに使うギアポジションが変わって”ひとつ上”になると思います。この楽する性能(柔軟でトルク許容範囲が広い)はスポーツ走行でも良い結果が得られると思います。弊社の86にインストールしたドライヴィジョンECU-ジェネシスV2は速度リミット、エンジン回転リミット、エンジン回転速度リミット全て解除していません。それにGRMN86専用ECU解析により追加されたジェネシスV2ファイナルの要素(高回転域の演出)の一部が追加されたプレメニューですが同乗走行で双方の優位性をご理解頂けると思います。メーターの動きと外の景色を見比べれば、ノーマルとはあきらかに違う静かな加速性能にニヤリとした方が今まで多数いらっしゃいました。 日々精進