昔に見た新型

株式会社ヴェルナー ディフェンダー今回の台風で思い出した一枚の画像。撮影場所はドイツフランクフルトアムマインIAA会場。日本の残暑を抜け出し、ドライな秋を先取りする事が9月初旬のドイツ渡航唯一の楽しみでした。ドイツの水が私に合っているって事もあり、ぐだぐだしながら成田に向かい、エコノミーの12時間半をひたすら耐え、到着して荷物を待つ間の一服(アムマイン空港内バケッジクレームにキャメル印の喫煙所がありました)でくらくらしながらリモワを引きずり涼しい夕暮れと共に体がスッキリと!私、前世はドイツ人だったのかも?とモロモロ思い出します。そんな7-8年前のIAA会場に展示された一台がコチラ、International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies仕様のディフェンダースタディモデル。洗練されつつもタフな道具感を感じさせる造形は流石の逸品で、そろそろ販売開始なのか?お蔵入りなのか?、、話は台風に戻りまして、この画像を撮影して数件の打ち合わせの後、再び機上の人となりドイツから一路日本へ。通常航路なら往路より2時間速い10時間で成田着ですが、当時の台風で成田着陸が出来ず千歳へ迂回-無事着陸>フランクフルトからここまでの時間13時間。千歳臨時税関で飛行機から降りられると考えてましたが甘かった。千歳機内待機6時間つまり缶詰です。台風をやり過ごし再び成田へ。合計20時間以上かかりました。千歳待機中、私含むエコノミー軍団へ”カニ飯弁当一つ”が配られまして、客室乗務員に投げつけたい感情を抑え泣きながら食べた記憶があります(笑)。午前3時半に本郷の実家に辿り着き、朝から本牧へ出勤。ご苦労様と打ち合わせの手応えもつかの間、数か月後にその企画が頓挫&担当辞任(SACHSブランドと全国BOSCHサービスセンター&販売店における国内販売流通の提携が頓挫)。昔の失敗を糧に日々精進