今どき無線って言い方もアレなんですが、WiFiを使って車載ECUと通信してクルマの健康状態をチェックしてみました。使うツールは勿論弊社取り扱い製品の”8Bit(命名私w、因みに8Bit総発売元の会社名も私が名付けました)。この小さな筐体をステアリングコラム左下のOBD2ポートに差し込んで診断します。税別定価¥33,000-ってちょっとお高いんじゃない?って事も聞こえてきますが、汎用16ピンOBD2(GM主導の表階層メイン)診断ツールとは比較にならないほど専用製を持った診断ソフトがインストールされています。言語、名称、項目、表示の全てがディーラー診断機通りに表示されます。スタート画面で車両を選ぶのですが86&BRZ or GRMN86(GRMN86のECUは別なんですね)と表示されます。個人的に、起動して直ぐ完全専用品の信頼感が感じられる嬉しさがあります。、、、OBDの概要が解らなくても全く問題なく使えます。診断ボタンを押せばOK!全ての項目を自動解析してフォルトを洗い出します。フォルトを消す>実行>消えない場合は物理的に故障している。と言う可能性があります。今回弊社の試乗車86をチェックしましたが、出たフォルトは一つ”スロットル開度異常”で原因はオーストリアのスロコンを搭載して久々スイッチを起動した為だと思われます(どーしても燃費を伸ばしたくてフュエルセーブモードで走ったから)。で、表示されたフォルトを消し込んで作業終了。これは故障ではないのですが、フォルトが蓄積されると複合要因で故障になる可能性があります。ドイツ車ほどシビアではないと思いますが、電装系のチューニングを施しているユーザーさんはマメにチェックした方がいいと思いますよ。後はDIYでステアリング交換やメーター交換を行う方にもオススメです。
で、表示項目の一例。エンジンのライブモニタ。ご覧の通りモロモロ見れます。数値が普通の86と違うのはもしかしたらドライヴィジョンECUジェネシスのコマンドが実行されているからかもしれません。気筒休止等のテストも可能です。診断ツールとしては、ほぼ完ぺきな装備です。
8Bit診断機の別メニューにカスタマイズと言う項目もありますが、これはあくまでも86&BRZのECUに書き込まれた機能を使う(例えば速度警告音とか、シートベルト注意喚起とか)です。※ECUの書き換え、数値の置き換えなどは出来ません。製品詳細はコチラ↓お買い求めは常時在庫のブルーエリア-ウエブショップさんでお願い申し上げます。