昨日、ドイツZFレースエンジニアリング社オフィシャルテクニカルパートナー”アネブルの蘇武さん”と、ネッツトヨタ東埼玉浦和美園店ブルーエリアMS高木さんの3人で”ブルーエリアオリジナル14R60専用SACHSレーシングダンパーkit”の最終仕様(実製品版)の検討会議を行いました。完成まであと数回のモロモロがございますが着実に開発は進んでおります。詳細は次号の交通タイムス社XaCAR別冊86&BRZマガジンにて掲載して頂けそうなので、先ずそちらをご覧いただき、掲載後にフォローさせて頂きたいと思います。さて、画像はSACHSレーシングダンパーではなく、SACHSパフォーマンスコイルオーバーのスプリングを外し、H&R社製ダストブーツを外した、、つまり抜き身の図であります(貴重な画像かもしれませんよ)。で、これを売る事が弊社の本業でありまして宣伝のblogです。昨日浦和美園店の高木さんから「この前SACHSパフォーマンスコイルオーバーを見に来られたBRZのお客様がいらっしゃいまして、、在庫残りわずかの情報を聞き悩んでいたようで、、。」とユーザー候補者の有力情報を頂き、その方の為にご提案です。※買い物の後押しとかアドバイスとかで考えて下さい(笑)。ドイツH&R社製ダストブーツを外したダンパー、左側がフロント用、右側がリアー用でどちらもご覧の通り”倒立式”となっております。86&BRZ用ダンパーで前後倒立、、珍しいセットアップ&リアは正立でもいいんじゃないの?、、と自分でも思ってましたが実はこの前後倒立式SACHSパフォーマンスこいるおーばー製品ラインナップにいおて前例がありました。BMW-MiniタイプR56、、前の会社のデモカー(SACHSパフォーマンスコイルオーバー装着)として3~4万キロ乗った記憶があります。おかげさまでユーザーさんの評価は高く未だ指名注文が入ったりする逸品です。リア倒立式の優位性、、”圧倒的な応力剛性でFFなのにリアにトラクションがかかっている”ような(感覚的に)不思議なライドフィール、、山では負け知らず(時効案件)でした。下の画像はBMW-MiniタイプR56サスペンションレイアウトです。進行方向は前後とも左となります。どーですかお客さんっ!86&BRZのレイアウトに似ていると思いませんか?(86&BRZレイアウトはお手持ちの資料をご参照下さい、、関係者ですからお持ちですよね、、ニヤリ)左セクションがフロント。⑮にナックル(スピンドル)アームが接合されます。ダンパーは差し込み式(86&BRZはサイドクリップマウント)ロワアームの向きを反転させれば見慣れた感じだと思います。一方のリア、86&BRZのダブルウイッシュボーン改4アーム?に対しR56は3アームマルチリンク。ダンパーはスプリングと共にロワアームに接合されます。R56と86&BRZ、、リアの稼働率(作動量)R56の方が良く動きます(と思います)。応力剛性の恩恵は先にお伝えした通り、Mini-R56での実績を86&BRZに伝承した。と私は考えます。もちろんFF/FRの相違はありますが、どちらも出力200PS前後+重量1200前後(+ホイルベースは86&BRZの方が105mm長い)シャーシに対してのZFレースエンジニアリング社の最善策です。ですのでリア倒立は突然変異ではなく、前例と、同社がワークスチームに供給するハイスペックラリーダンパーの技術転用だと考えて下さい。他のメーカーが倒立を使いたくない理由はフリクションのロスだと思いますがSACHSパフォーマンスコイルオーバーのシールはレース用RDダンパーとの100%の互換性(※第二世代品番000XXXが該当します86&BRZ用品番は000299ですので該当製品です)を持つ宇宙仕込み(スペースエンジニア生成)です。さてさて、長くなりましたが私の知る限り2台の後期BRZイエローエディションにSACHSパフォーマンスコイルオーバーを装着して頂いているユーザーさんがいらっしゃいます。その1台はドライビジョン西日本、西村社長率いるドライブイグニッションさんのデモカーで先日頂いたファーストインプレッションは「純正SACHS(ザックス)同一線上にありながら、奥深く、底なしの(笑)ポテンシャルを感じる。慣らし運転(3000キロ位まで動きが少し渋いです)が終わったら減衰のバリエーションを試し、本格的にセットアップして行きますよ。」とメール頂きました。純正SACHS(ザックス)を楽しんでから同じ銘柄でアップデート、、ありだと思いますが、純正SACHS(ザックス)のコンディションがいいうちにSACHSパフォーマンスコイルオーバーに換装。3万キロ前後のオーバーホールの時、純正SACHSをブランクとして使う方を今はオススメ致します。赤いBRZのユーザーさん、、マイネッツ浦和美園店マスタースタッフ高木さんがモロモロ相談OKらしいので、もう一度訪問されてみては如何でしょうか?何卒宜しくお願い申し上げます。