BMW E90/92M3,RS-1(022)

BMW SACHS

BMW90/92M3用RS-1のログも22回目を迎えました!今回のM3用RS-1オーナーのマシンはチョット違うのですが無事装着完了です。今回M3用RS-1を装着したマシン(1M)のフロントストラットです。ラベルにSACHSの文字は一切見当たりませんが、正真正銘ドイツZF-SACHSがBMW-AGに供給している製品です。ノーマルでも十分凄いこのマシン(1M&M3)、、このフットワークを更にチューニングする意味と意義を正しくご理解いただく為に、僕らの掲げた目標はただ一つ!「Beyond the Genuine(オリジナル性能を確実に超える事)」を掛け声としてきました。ACシュニッツアー社と全く被っていた、、って事は今になって知りましたが撤回するつもりは全くありません。ノーマルの超絶動体性能と、F1を担保するSACHS基礎技術を知った上で真面目に取り組むと考え方も手法も”近いモノ”になってくるのは仕方ありませんよ。

BMW SACHS

BMW純正SACHSアルミストラットと、ドイツSER社製RS-1ストラットの対比。

BMW SACHS

M3用RS-1装着後の姿勢はこんな感じです。静かな高性能を感じさせる佇まいですね。1Mオーナー様、今回はありがとうございましたー。

岩田先生のA4B7再び。

SACHS WERNHER

実に、3年ぶりの再会(マシンのみ)でした。数年前に”惜しまれつつも完売”したSRE製RS(減衰固定式)サスペンションセットのオーバーホールを、クルマごと(凄)お預かりしました。今回のA4B7&RSサスペンションセットのオーナーさん、製品がセットアップされて直にご予約頂いた一番最初のユーザーさんでありまして、思い出も一入。既に21万キロ!(凄)を走破したマシンのリフレッシュメント(マウント&一部アーム交換)と同時にダンパーオーバーホール、、過酷な状況にありましたがアネブル蘇武さんの手で完全再生されました。そして作業はアデナウさんにてお願いしました。

SACHS WERNHER

SACHSロゴステッカーとアデナウさんCUPカー(997GT3CUP)。その共通点がどちらもザックスレースエンジニアリング(SRE)社製のレーシングダンパーを搭載しております。更に細かく言えばB7の前後ダンパーと997GT3CUPのリアーダンパーは同じ構成部品でセットアップされています。

SACHS WERNHER

A4B7用のRSダンパーは、ドイツSRE社のRD(Racingdamper)シリーズを部材とした100%レース用パーツで構成されています。タフでなければレースで勝てませんし、そもそも使えません。タフなハードウエアで繊細なソフトウエア(緻密な減衰設定)を超スムースに動かす事。これがRSダンパーの真髄でしょう!岩田先生っ!鹿児島から島根に戻られたのですね。次回は松江でお会いしましょう!!今回もありがとうございました!