Schweinfurt004(SACHS-Headquarters).

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

WW2の爆撃を奇跡的に逃れたF&S(旧社名、フィツテイルウントザックス)の煙突、、シュヴァインフルトの平和を願うシンボルとして市民に親しまれています。WW2当事の戦略として「機械、部品工場を徹底的に破壊せよ」の下、激しく壊された街にあって煙突だけ残ったそうです。あとは壊滅だった、、。と聞くとですね、同じ敗戦国同士相通じる感情が込み上げてきます。積み上げてきた設備と技術と多くの技術者を失いつつも、戦後間もないWGPで活躍した無敵のW196(直噴直8のレーシングメルセデス)がドイツ国民のプライドと希望だった事を聞くと、SACHS(W196にSACHSダンパー装着)も希望の一端を担っていたん事になりますね。因みにW196の基礎(W25)設計はポルシェ博士だったと思います。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

社屋前景、、じゃなくて玄関の一部です。工場ツアー4回、R&Dセクション視察3回も経験しておりますが社内は全て撮影禁止の為、画像は一切ありません。今回はザックスレースエンジニアリング(SRE)社のファクトリーにも潜り込んでいろいろ見てきましたが全て機密であります。唯一の文字で書けるニュースとして、秋頃から、某ドイツのポルシェチューナーとテストを繰り返しているコイルオーバーサスペンションセット”RS-1”のポルシェ用新製品が来年中に僕らからもリリース出来るかもしれない、、と。997GT3CUPの運用期間があと一年ありますから、僕的には早くーと言った感じで見守っております。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

重厚なドアノブにはシュヴァインフルト(SACHS)の紋章がレリーフにされております。鷹なのか?鷲なのか?と聞いたらAdler(ワシ)と教えてくれました。伝統と意味があるこの紋章が僕は好きです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

エントランスにディスプレイされたSACHS社ヒストリーの一部。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

2代目のウイリーザックス氏画像です。奥様はオペル財団の令嬢。当然後に続く3代目が居るのですが、、SACHSの公式社歴からは抹消されていますが、、何故か?(偶然)自宅の本棚にSACHSの3代目であるギュンターザックス氏が数多く掲載されたビジュアルブックがあるんですよ。この出会いは自分でも怖くなりました。3代目ギュンターザックス氏に関しては次回までのお楽しみでお願いいたします、、凄いですよ!

Schweinfurt003(Stadtgebiet).

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

故郷でもないのに懐かしくて安心する街。ドイツ、シュヴァインフルト1895年にSACHSブランドがスタートした街です。ウィキペディアで「シュバインフルト」と調べると、WW2で最も被弾した街と出ます。狙われたボールベアリング工場は勿論旧Sachs(F&S)なんです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

Sachsの指定宿、メルキューレホテル前に流れる運河とボート。この手のボートとクルーが凄く格好よくてですね、時差で眠れない夜の楽しみ(ぼーっと眺める)であります。本牧付近のダルマ船にも憧れていましたが、自走出来るって事でこっち(ドイツ運河運搬船)に軍配が上がります。で別件、、ドイツ観光に詳しい方に個人的な質問があります!ドイツ運河(確かライン川)で夏季シーズンに開催される”テクノボートでわっしょい(船上でテクノミュージックガンガンかけてビール飲みまくりツアー)”に僕、、DJとして参加したいので、詳細詳しい方はショウジ宛に是非ともご連絡下さいませ!何卒宜しくお願い致します!

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

こちらは旧市街の目抜き通り。この先には教会があります、、ドイツの小さな街は何処も同じレイアウトです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

街路案内の看板。タイポグラフィ先進国ドイツならではの風格。超格好いいですねー。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

商店街の外れまで歩いてみました。カメラを向けた瞬間、M3のドライバーが綺麗なブリッピング(シフトダウン)音と共に駆け抜けて行きました。シュヴァインフルト製のフットワーク(BMW純正のSachs)は勿論、シュヴァインフルトの街に溶け込んでいました。

某日、Studie神戸さん訪問。

WERNHER

年末押し迫る先週の某日、神戸六甲アイランドセンターに在るスタディ神戸さんに訪問。年末、年度末のバタバタ時期に限って”ササッ”とお伺いするのが僕の手法でありますが(皆さんスイマセン)今回のスタディさん訪問は純然たる表敬訪問でありました。作戦途中ではありますが当該目標を超えそうな状況に感謝いたしております!遠藤さんもメカニックの皆さん!引き続き宜しくお願い致します!画像は左からスタディ神戸、原田店長と森井副社長と俺、、フォーカスが浅いのは単なるミスです、、んで奥の額装されたイラストレイションは英国の巨匠”ガイアーレン先生の秀作でありまして、英国の名門専門誌Octane(オクタン)に毎回掲載される程有名な作家さんです。

2011冬、年末のジャイアンと仲間たち。

ジャイアン野口

冬の絹延橋を渡って、ジャイアンと愉快な仲間たちに会いに行きました!ニアミスした林さん(橋本コーポレーションさん)の写真が撮れなかったのが残念です。「あんなー、俺東京行くとジャイアンジャイアン言われんねん。もー困るわー」と、嬉しそうに話してくれました。

ジャイアン野口

TOYOTAのCMと違うのは、皆偶然のキャストである。という事です。確認の為左から”のび太(高橋さん)”、ジャイアン(ジャイアン野口)、スネヲ(宮川さん)。フルキャストでお届けデス!

SACHS R56 MINI ザックスサスペンション

で、のび太君のドライブでRS-1が装着されたR55ミニクラブマンクーパーSを助手席試乗してみました。R56より少しだけ長いホイルベースのアドバンテージは以外にも大きい事が解りました。まあR56でもしっつかり化バランス出来たので問題はありません。ただR55の方が”スイートスポット”が広いと言う事です。

 

R56+RS-1、全国体感試乗会。全行程終了!

SACHS R56 MINI ザックスサスペンション

先ずはご試乗下さった皆さんに感謝!本当にありがとうございました!R56+RS-1体感試乗会が無事終了致しました事をご報告申し上げます。、、、出来れば”もっと乗っていたかった、、。”ってのが僕の本音です。それだけ素晴らしいマシンでありました。短いホイルベース(と言っても997より少し長い)とパワフルなエンジン、そして全方位性能向上のフットワーク(ドイツRE社製RS-1&ミシュランPS3)が装備された理想的なマシン、、今までありがとう!の意味を込めて、冬の箱根で走り修めを決行してきました。

SACHS R56 MINI ザックスサスペンション

オンデマンドのフットワークポテンシャルを目指したR56用RS-1!必要な時だけ”その性能を発揮する”。こんな特異な言い方ですが、RS-1ユーザーさんと、ご試乗頂いた一部の方々にはご理解して頂ける感覚だと思います。超快適な乗り心地を保ちつつ、ストレスなく瞬時にコーナーアプローチ(姿勢)に移れる。イン側(伸び側)の緻密な制御により安心感を伴った旋回姿勢。”何時ものカーブが、何時もじゃない凄い速度だった(R56+RS-1ユーザーさんのコメント)”。安全性と快適性を犠牲にすることなくフットワーク性能を静かに上げると、スピードメーターを見なければ全く気がつかない、、そんな現象もRS-1ならではの性能です。僕らのR56+RS-1プロジェクトはこれで終わりです。この続きはどうか、R56系Miniオーナーご自身のマシンで続けて欲しいです、、言い方が曖昧ですね、、製品をご購入頂いて楽しんで下さい。

SACHS R56 MINI ザックスサスペンション

全国34拠点!18ヶ月かけて約500名!の皆さんにご試乗頂いたR56+RS-1のプロモーション!プロジェクトの達成感は全くもって皆無でありますが、数字(販売出荷台数)はキッチリ出ました!、、それだけスムースな進行だった、、って事ですね。コレ全てご協力頂いた専門店の皆さんのおかげです!本当にありがとうございました。僕もR56でかなりの距離を走りましたので”体感感覚”は体に染み込んだと思います。またプロジェクトの副産物としてミシュランPS3の正体(超絶高性能)と、密かにテスト装着していたスポーツキャタライザーCPSI1XX(997GT3RS同等)の性能体感が出来ました。これは次回のデモカーで何とか(製品化)するかもです。さて、プロモーションは終了しましたが、R56用のRS-1の販売はガシガシ継続中でございます。在庫もOKです!どーか引き続き宜しくお願い致します。

某日、秦野のヴァイスアッハ(COXさん)に訪問。

頑張ろう!東北 頑張ろう!日本 だから頑張ろう!俺。

COX SACHS PORSCHE

秦野のCOXさんショウルームにはクリスマスっぽい997が、、、おー!これは、、2012年ファイナルモデルの997GT3RS4.0っ!

COX SACHS PORSCHE

皆さんお待ちかねのMY12!(997GT3RS/MY2012)既に完売で「ありゃ、、」と嘆いた方を2名程知っております、、、ファイナルモデル特有の”やるだけやったぜ(byヴァイスアッハ)のオーラに包まれた完成度の高さと質”にヤラレまくりでした。MY12、、ザックスは装着されていないけど、素晴らしいマシンだと思います。

COX SACHS PORSCHE

一方秦野ファクトリー棟ではRS-1のフィッティングに苦戦(原因は今後究明致します)中の996ターボが、、ようやくテスト試乗へ。見えないと思いますが、シートが外されたパッセンジャー側にCOX吉永マイスターが床に座って振動チェックなんですよ。そりぁーセッティングの要求精度が高いハズです。

COX SACHS PORSCHE

で、装着して頂いた製品がこちら、ドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社製のRS-1!テスト試乗から戻ったCOXカスタマーセンターの佐藤さん曰く、「ショウジさん!コレ凄い。何時ものザックスライド(フラットライド)なんですけどね、流れる景色に反比例して室内は快適そのものですよ、、目隠ししてこのマシンに乗って走り出せば、最新のスーパーポーツサルーンって感じです。ステアリングのレスポンスバランスの良好!今までのストレス&フリクションロスを一気に解消できました。やっぱりザックスは素晴らしい!そして吉永さんのセットアップ技術に今回も脱帽です。」と。次回の入庫時にまたご連絡頂いて、フィッティングの詳細を確認した後ご案内申し上げます!996ターボオーナーさん、COX吉永先生、佐藤さんっ!今回もありがとうございましたー。