RS-1の次に手に入れたいパーツ(かもしれない)。

800-1

 VW-Group/D=55mm。フロントストラットに添付されたラベルを写してみました。ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1way減衰&車高調正式サスペンションセットRS-1における現ラインナップ中、累計販売台数依然TOPがVWグループ(ゴルフ5、パサート、A3、TT)のセットアップです。これまで多くのユーザーさんにご活用頂いておりまして、何となくですが、RS-1オーナーさんの趣向が見えてきた気がします。

800-2

VW用RS-1のユーザーさん、実は技術系(機械、設計、建築、音響、電力、鉄道、航空、道路環境)エンジニアさんが多いようで、元々SACHS(ザックス)ブランドの製品は業界関係者(レース、メーカー技術者)からの支持が非常に強い製品ですから、これはこれで納得。いわゆる”玄人好み=SACHS”って言う事でもあり、この部分にブランドと製品の優位性、所有する喜びを持って頂いているのかな?と、思っております。知る人ぞ知るブランド、、、、が、SACHS。そんな認識が最高に嬉しいです。何かプロダクター&インポーター&販売店さん&ユーザーさん同士が”趣味と価値”を確実に共有出来ている感じがしますし、そうあって欲しいと思います。

800-3

お題目の”RS-1の次に手に入れたいパーツ”と、僕が勝手に考えたパーツ構成が画像の製品群です。RS-1+アルミナックルアーム&アルミロワアーム(共にVW、Audi純正部品)。ゴルフ5Gti&R32は鋳鉄のナックル&ロワアームが標準(純正)装着されておりまして、それをこのアルミ製に取り替え主に動体パフォーマンスを向上させましょう!と、言ったコンセプトです。左右のロワアーム&ナックルを鋳鉄製からアルミに交換すると合計6kg(想定)以上の軽量化が可能と思われます。バネ下荷重軽減による恩恵は皆さんご存知の通りで、何よりこの製品の甦生が絶対的な安心感が約束された”VW、Audiの純正部品”である事です。(ゴルフ5に)憧れのアルミナックル、、、英国やドイツにある小規模レースパーツサプライヤーからCNC加工製品がラインナップされWTCCレース車両(主にSEAT)に装着されていてですね、欲しくて見積もりを取った記憶がありますが、超高額が故手が出ませんでした。しかも”レースだけの為の設計”でしたから一般道路での耐久性に問題が残ります。その点からも純正部品の優位性、大手自動車メーカーだから使える柔軟で許容量のある鋼材が使われています。ロワアームにはAlMgSiCuと刻印され対強度、対腐食性に優れ6000系アルミに7000系のポテンシャルを、、、、とか言った事はご覧頂いている皆さんの方が詳しそうですよね、、因みにナックルアームにはSi7MgCuとありました。ご興味がある方は鋼材特性を調べてみて下さい。そしてこの組み合わせ(アルミロワアーム&ナックル)はドイツVWR社のレースマシンGolf5TdiCup(ポーランド主催、因みにダンパーは全てSRE社標準)にも採用されてるようなので、セットアップの優位性はお墨付きです。RS-1につながる”趣味と価値”僕が間違っていなければ、次に欲しい製品の1つのはずです。