Fomulaニッポンを支える反パスカルの原理。SREスルーロッドダンパー。

437-1

FN09っ!テストも盛り上がってきているのでしょうか?Fニッポンのエントリーチーム中のシェア80%、、ってほとんどワンメイク状態のSACHS(ザックス)SREダンパー。その優位性は”パスカルの原理に有り(bySREジャパン刈谷アネブルの蘇部さん談)”。Photoshop にへい。

パスカルの原理は各webサイトでご確認頂き、ここで「大きな訂正」をさせて頂きます。SREスルーロッドダンパーの優位性は「反パスカルの原理」で動いておりまして、>パスカル原理”面圧と容積の関係”=ダンパーピストンの反復により、正立式シングルチューブの場合”縮側の反作用が発生”>通常のダンパーが抱える構造上の問題(乗用レヴェルでは問題ありません)。それをクリアする為にですね、ロッドを突き出しちゃいましたっ!って構造がSREスルーロッドダンパーです。(図に書けばとっても簡単なんですが、内部構造公開は一切禁止~とドイツから言われてますので、、)減衰の制御はあくまでも”純然たるオリフィスコントロール(反力に依存されないし、しない)。”要求された設計数値通りの減衰こそが最先端振動制御ブランドの証だと思います。(解り辛くてごめんなさいね、何時か図解説明出来る時まで待っててください)で、SRE製TRD(スルーロッドダンパー)、Fニッポン以外ではこんなマシンにも”純正採用”されています。

437-2

上記ダンパーは今シーズンを戦う多くのFニッポンチーム様用のSREスルーロッドダンパーです。1本の重さ180g(推定)

437-3

大きさはこんな感じです。TRDダンパーの上に見えるごついダンパーの話しはまたの機会に、、これも凄いんですよ。

1955 BMW Isetta.

436-1

BMWミュージアムでの1コマです。モロモロ撮影した中で、数少ない乗用BMWの1台です。このクルマ、、確かクランクケースにSACHSのロゴがレリーフされていたような、、、多分エンジンはSACHS製のはずです。で、この画像をみつつ、Studie鈴木さんの”プロジェクトZero”はどうなったんだろうな~と、思ってまして、、BMWでゼロ戦を創るんでしたっけ?あれ?ゼロ戦の設計製作を現代解釈して、ドイツのBMWにサムライ魂を入魂するんでしたっけ、、、んで操縦士は仙台の熊谷氏だって事まで決まっているんでしたっけ?後で聞いてみよーと。

僕は期待してますよ~。

追記2/26 BMWIsettaは、イタリアのVespa同様、航空機部品と応用技術で組み上げられた地上の飛行機?と、認識されているようです。エンジニアリングが同じだと自ずとデザインまで似てくるんですね。

みんなでStudieフォトコンテストに参加しようよ!

え~土曜日の本牧BASEは”まったりムード”が漂っておりまして、肩肘張らずにキーボードを打っております。最近過去のログに集中してまして(スクロールしてご覧になってください)旬なネタが、、、ああっ!と思い出しました。実はワタクシ審査委員に任命されました。BMW専門店Studie(スタディ)さん主催のフォトコンテスト!の審査員です。前回はカメラマンとして投稿したところですね、見事「特別賞!」を頂きました。自前のマシンZ3MCのデフケースのフィンを写真に収めまして、、タイトル「デフが好きでふ。」(寒)が効いたのか?はたまたペンネームの「左官屋こね太郎」が受けたのか、、、?兎に角っ”賞”を無事頂き、今年も「頭抱えちゃうような大失笑作品」を投稿しようと思ってましたら、審査委員は投稿不可なんですね。(そんなぁ言われても名前変えて投稿しますけどね)ですから皆さんで頑張って下さいませ!優秀作品にはスタディさんと各サプライヤー&インポーターさんから賞品が用意されておりまして、勿論、微力ながら我が本牧戦線SACHSからも”ちょっといい粗品”風の賞品を協賛致しております。おっとっと、、僕の最近の力作はこんな感じです。

432-2

■Title  「Undercover of The Night」 /こね太郎
■Comment BMW320Racing。3色の疾走感がストーンズの名曲が頭の中を駆け巡りました。

432-3

■Title  「SHADOW OF A Flaingbird」 /こね太郎
■Comment BMWミュージアムの柱に刻まれた刻印。モーゼの如くのイメージです。

432-4

■Title  「KRIEGSLEISTUNGS BERICHT」 /こね太郎

■Comment BF109のシリンダー設計図です。

日産DUALIS RSダンパーセット開発。(序曲)丸の内、ソブリンハウスにて密会。

433-1

え~、、某日深夜に丸の内秘密会議!ユナイテッドアローズのアッパーラウンジ「TheSoveringnHouse(ザ・ソブリンハウス)」にて堂々とタバコが吸える(普通は禁煙ですからね)には、”年間いくらお買い物すればいいのか?”何て、タイトルとは全く別内容でこのログを終わらせよう、、と、考えておりましたが、思った通りにディュアリスのオーナーさん(正確には3月納車待ちのオーナーさん)から「何時発売ですか?どうなんですか?」と期待マンマンでお問い合わせを頂きましたので、デュアリスにおける開発進行のお話しを少々。(お問い合わせ頂いた神奈川在住のM氏に感謝。)

先ず一週間デュアリスに乗ってみて、僕らがどうしたいのか?を考えている最中なんですが、まだ具体的に全く掴めておりません。因みに僕が感じたファーストインプレッションは「良く知っている乗り心地(あたりまえですが)で、思わずウインカーレバーを左に動かしちゃいそうな(ドイツ車の右ハンドルレイアウトのように)感覚に陥りました。勝手知ったる他人の~なんですが、知ってるが故、さてどうしようか?と悩む日々です。もう少し走りこんで、SACHSダンパー+デュアリスのキャラクターの芯になるようなモノを見つけてゆこうと、、僕の頭には最近ドイツで見かけた風景”小雪舞う厳冬のドイツアウトバーンを疾走するキャシュカイ(デュアリス、170kmで走っていた僕らをスパッと抜き去りました。)”としたイメージがあり、微速~中低速域のユーティリティーと高速巡航のパフォーマンスとのバランス化が目下の課題です。

と、言ったような感じで「ゆっくり&静かに」デュアリス開発は進行しておりますので、どうか神奈川在住のM氏も見守って頂けたら。と、思います。実車の各種ディメンション&レバー比測定はSREジャパン(刈谷アネブル)さんのDr、中野(博士)さんの愛車(勿論デュアリス)と蘇部さんの方でチョット早めにお願いしたいんですけど~っ!後ほど電話します。

■SpecialThanks 丸の内TheSoveringnHouse / UnitedArrows

SRE Gr,N-RallyDamper for Lancer Evorution X.

717-1

ザックスレースエンジニアリング(SRE)社、Racingレンジのラリーダンパー画像です。倒立に見えて正立、、謎の多いダンパーですがクライアント(搭載チーム)さんはもっと謎です。全日本選手権(&RalyJapan)のマシンに搭載されるようですがチーム名は例によって非公開。これじゃあ応援のしようがありませんっ!と言う事で、SAF九州支部のKEOさんの出番だと思いますので宜しくお願い致します。ターゲットは全日本のランサーエボX(10)対象車両は、わんさか走っていると思いますが、グラベルではヒタヒタとしなやかで、ターマックはブラブラ(謎の制御)しながらも確実に進む感じでしょうか?兎に角っ、どのマシンよりも圧倒的に追従性が優れたマシンがソレです。KEOさん宜しくっ!(解った所で掲載告知は出来ませんが、僕だけに内緒で教えて下さいっ。)

ドイツ連邦共和国冬季戦線、一時停戦RTB。

423-1

無事本牧に戻って参りました。。

もろもろは明日からレポート開始致しますね。渡航中の食事はシュニッツェル(わらじ型豚カツ)5枚&ウインナー2本、ジャガイモ沢山。今回の旅はひたすら運転手!よって写真もほんの少ししか撮れませんでしたが、訪問させて頂いた各メーカーさんから前向きなお話しを沢山頂き、(内容はまだ内緒です)1つ1つ、ステップバイステップ、、じっくり慎重に具体化して行こうと思っております。
写真はフランクフルトアムマイン空港内オレンジ色が目印のSIX(ゼクス)レンタカーに無事返却した後(僕の責任終了)、同飛行場内JMBラウンジでヴァルシュタイナービアがぶ飲みの図です。SpecialThanks小関さん。

※追記 2月18日
え~、、帰国後バタバタしておりましてLog記入が滞っておりますが、今から時間を遡って書き込んで行きます。当面の間、最新記事はスクロールしながらご覧になって下さいね。

円高自分に還元(笑) €(EURO)編。

424-1

手持ちのEuroをですね、全部使って”ガッチリ買いましょう!”何て渡航前には思っていたのですが、多忙のスケジュールの為、目ぼしい買い物(ドイツと言えば光学ガラス+精密金属製品っ!)は断念。結局使ったお金はこれだけでした。アディダスの本拠地Herzogenaurah(ヘルズォーケンナウアハ)で買った薄手のオリジナルフーデッドパーカEURO51.90也。春になったら毎日着て早く”くてくて感”を味わいたいです。

ウエッツラーのデジタル購入は次回に持ち越しました。(次の渡航の楽しみに)

09年2月、厳冬のシュバインフルト(SACHS)重要会議。

425-1

前泊したドイツSACHS(ザックス)の指定宿”シュバインフルトMercure”では久々の快眠。目指すSACHS本社は宿から8分と言う近さ。(まあ指定宿ですからね)午前中SRE社(ZFSachsRaceEngineeringGmbH)と、午後からZFT社(ZFTradingGmbH、旧SachshandelGmbH)ともろもろ打ち合わせ。SACHS社の規定により社屋での撮影は一切禁止!なので写真はありません。(もろもろの内容が、かなりの重要度でしたので写真まで気が廻らなかった。って言うのが実際です。)

SRE社訪問
9時15分、厳重なセキュリティロック(もう僕も開けられます、、冗談です。)をくぐり、エントランス奥の左端会議室にて打ち合わせ開始。隣りのメイン会議室では某プロモータースポーツセクションの重要会議真っ最中の様子で、頭を抱えたスタッフも、、モータースポーツの縮小は世界的ですからSRE社もね、厳しいんでしょう、、。シュバインフルトには何度も訪問しておりますが、SRE社屋の会議室に入るのは実は初めてでした。打ち合わせは僕らの担当者、つまり1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1”プロダクツマネージャーのライナーキルヒェナーさんと開発エンジニアのピッエリトルンプさん2名と。ライナーさんは昨年までSauberBMWF1の全ラウンドをサポートしたF1直系のエンジニアさん。これは多くのBMW+SACHSオーナーさんにとって嬉しいニュースではないでしょうか?

ZFT社訪問
12時45分、正門を入って左手にあるカフェ(CafeZF、、豆はイタリアのillyでした)で一服しながら待つこと20分。正門からクルマで3分程走るとZFT社の新社屋。以前に「超巨大なロジスティクスセンターを解体したよ」と聞いて業務縮小なのかいな?と思っておりましたが、どうやら建て直して”もっとデカイの建てる”って構想のようです。ZFT儲かってますね。で、皆さんご存知の通り、従来まで展開してきた個定式サスペンションセット”PerformanceSet”の生産が全て終了しておりますので、ほぼ表敬訪問のつもりが、、

さてさて会議の内容は、、、すいません、まだ企業秘密なんです。良い話し半分&ちょっと困った話し半分!だけど近未来(今~3、5年以内)の進行は僕ら本牧戦線にとって、また多くのSACHSユーザーさん(特にRS-1のユーザーさん)とSACHSファンの皆さんも希望の持てる展開になりそうです。

シュバインフルトの指定宿に辿り着いた。

426-1

ドイツ連邦共和国の中で1番落ち着ける場所かもしれない、、何て言い過ぎでした。僕らの場合、他の宿が凄いだけですね。マイン川の中洲にあるシュバインフルトホテルメルキュレ。SACHS指定宿の通り、ビジターは関係者が多数宿泊しておりました(日本人チームは僕ら以外見かけませんでしたが)。ホテルのビールはご当地モノの”シュバインフルターピルツ(ピルスナー下面発酵)”。これ最高に美味いです。

Mercure Hotel Schweinfurt Maininsel
Maininsel 10-12 97421 SCHWEINFURT – GERMANY

Herzogenaurach(ヘルツォーゲンアウラハ)視察&ちょいと買い物。

427-1

どっぷり日が暮れたニュールンベルグ。宿の場所が解らずレンタカーでさまよっている最中に「ヘルツォーゲンアウラハ!、、、俺ここに来た事あるぞ。」と、今回同行して頂いたナビシートのアディダス小関さん(通訳担当)。デジャヴじゃないんすか?とか言わないで良かった、、それもそのはずここヘルツォーゲンアウラハはドイツアディダスの総本山!ホント偶然にも”あのアディダス”に辿り着きました。「翌日は予定変更してじっくり見学だなっ!」は叶わなかったのですが、旧社屋、新社屋とファクトリーアウトレットをチラ見して来ました。ドイツジャーマンプロダクツ中唯一の柔らかい素材(金属加工製品じゃない)のブランドですからね。やっぱり好きですアディダス。で、どうなんの?って話しだと思いますが、、、動きますよ!別注品を正式ルートで企画します。PORSCHEさんのような大掛かりな事は出来ませんが、ず~っと前からStudie鈴木CEOからリクエスト頂いていた”○ントリーの○ン○ルー革&ベロにカンパニーロゴ追加OK!だったらSACHSブランドもっ!って事でですね、自分が欲しいAdidas+SACHSアパレルを仕込み中です。販売は是非ともUNITEDARROWSさん一括でお願いしたいです。あはは。企画進行は随時ご案内致しますので、お楽しみにっ!