朝4時起きで電車&バスを乗り継ぎ、お寺の境内をまたがせて頂き、やっとの思いで富士スピードウエイに辿り着きました。こんな遠かったっけ?ってのがF1Weekにおける富士の実感。午前10時からの1本目をチラ見して、本牧に戻ってきました。天気は快晴!路面温度26℃。今回のCarreraCup2008最終戦っ!F1タイヤの効果で凄いタイムがでるんじゃないかな?何て思ってます。997GT3CUPパイロットの皆さん、頑張ってくださいませ!FIAも観てますよ。
月別アーカイブ: 2008年10月
全部SACHSダンパー装着のレース、、気が付けば最終戦!
いよいよ明日から、世界最高峰のワンメイクレース”Porsche997GT3Cup”最終ラウンドが富士スピードウエイにて開催されます。写真のマシン997GT3CUPには全車SRE社製SACHS(ザックス)ダンパーが搭載されています。なかなか良い写真だな!と自画自賛。明日からと言うことは、F1と同時開催。今夜は早く寝ます。
撮影協力 PorscheCarerraCupJapan事務局.
ASMヨコハマにてSRE社製サスペンションセットRS-1装着。
昨日より、「ASM金山さんのBlogを読んだのだけれど、RS-1に組み込まれる内部パーツってレース用じゃないの?どうなの??」と言ったメールが数件、僕のアドレスに入って来ました!これはちゃんとご説明しなくてはなりませんね。でもその前に、「快適空間プロデューサーASM金山総店長の書くBlog波及効果って物凄いんだぁ~、、」と改めて認識。僕ら本牧戦線SachsBlogもそれだけのポテンシャルを持てるようになればいいな~、何て思いました。
さて、SRE社製1way(伸び縮み同調)減衰調整式車高調整サスペンションセット”RS-1(アールエスワン、ドイツにおける製品プロジェクト名はNew1way)”ダンパーに組み込まれる内部パーツはレース用なのか否か?答えはレース用であり、レース(コンペティション)以外にもSACHS(ザックス)の定める精度レヴェルが要求されるダンパー※例)Ducati、MVAgsta、ItaliyYAMAHA等のハイエンドバイクにも採用されていますので、僕らがRS-1に関して言い続けてきた「レースインナーパーツ搭載」は間違いではありません。そしてASM金山総店長の「レース専用じゃない」も間違いではありません。どちらも正解なんです。
<<New1wayProjectにおけるワールドワイドレース供給状況の説明>>
SRE製RS-1サスペンションセットを採用するレースとプライベーター一覧。各レースカテゴリーに併せて専用減衰レートとスプリングを採用。製品構造と内部パーツは市販RS-1とほぼ同等。
◆PorscheCaymanCup(イタリア)ケイマン用をレギュレーション採用
◆VWGti&TdiCup(日本&ポーランド)Gti用をレギュレーション採用
◆LotusCupJapan(日本)エリーゼ用をレギュレーション採用
◆VNLRacer(ドイツ)ランサー、E90のプライベーターが使用
こんな感じです。
ドイツSRE社にてNew1wayプロジェクトがスタートしたそもそもの発端は「アマチュア&クラブマンレーサー、ストリートユーザーにも使ってもらえる製品を開発する=コストが最大のプライオリティ」だった訳です。従来よりSRE社におけるクライアントユーザーは、資金に余裕がある一部のメーカー&直系ワークスだけでした。どうしてか?SACHS/SRE製品は特別に高いんですね。(扱っている僕らが言うので間違いありません)チームザウバー社、スクーデリアフェラーリ社もちゃんとお金を払ってSREダンパーを購入して頂いています。リザルトが懸かっていれば安いものなんでしょうが、プライベーターはそうは行きません。以前に某BMW専門店さんと相談した時「来期からBMWでALMSに参戦するラーハルレターマンM3に装着される5wayと同じ製品っていくら位かなぁ?」と言われてまして、見積もり金額出したら即却下されました。(因みに5wayダンパー単体の合計金額は300万円以上)価格と性能の理解度、売れるか売れないか?といった葛藤はASMさんも抱えているようですが、「製品価格は創造者、開発に関った多くのエンジニアさんへの敬意でもありますからね、、」と、さらりと言い切るASM金山総店長と、多くの熱心でエンジニアリングへの理解度が深いS2000オーナーさん達に期待しています。
撮影協力 ASMヨコハマさん&ご購入頂いたGOLF5R32のオーナーさんに感謝。
日独の友好関係にProst!(乾杯っ!)WQ大佐とビール会議。
僕らのようなドイツ製品のインポーターの悩みの種、長期のサマーホリデーはヨーロッパ人の慣習としてしょうがないかな?とは思いますけど、この時期の”オクトーバーフェスタ”には納得が行きませんっ!だって”ビールを沢山飲んで騒いで”ってだけで、生産納期等のお問い合わせ連絡が途絶えるですよ(本当なので困る)。だったら僕らもビール飲んじゃえ!って事で、WQ大佐と本牧帰りに行ってきましたOktoberfest in YOKOHAMA.噂通り、ヨコハマが”こてこてのドイツ”になっているのを目の当たりにして、「ドイツってこんなに人気なのかいな?、、、同じMadeinGermanyのSACHS(ザックス)製品も便乗してアピールしたいな~、、ああでも皆酔っ払ってるからダメか、、」などと思いつつ、本牧戦線の重鎮、WQ大佐と次のドイツ渡航会議をしながらビールを飲みつつソーセージ&ポテト(ドイツでの主食)をほお張りながらケルン直行か?イギリスに用事がある、、いやシュバインフルトに1番に向かいたい、、やっぱりイタリアのEicmaサロン経由トリノ秘密工場、最後にシュバインフルト、、疲れそうだから止めるか?あーでもない、こーでもない状態で、渡航スケジューリングは未だ決まらず次回に持ち越しました。
で、写真に注目してください。WQ大佐と僕が持っている”大ジョッキ”、これはドイツの同胞、夏男ことゾンマー君(ドイツ語でサマーがゾンマー、現ZFAG勤務、リサーチ&マーケティング担当)が日本のオクトーバーフェストの時に是非これを使って欲しい!と言って送ってくれたジョッキです。(ドイツではマイジョッキ持参がトラディショナルな参加方法のようです)ありがとうゾンマー君っ!また富士山一緒に登ろうね!ダンケ!!
Vielen Dank! Mr,Sommer sann!!
本牧は10/13まで
今週末はイベント目白押し&A4B7のホワイトボディにさよなら。
横浜本牧はすっかり秋の気配、、、10月この先のイベントに向けてバタバタ準備を開始しています。先ず、今日の午後より本牧専属デザイナーAG小林さんと一緒にA4B7のカッティングシート貼り作業が開始されます。いよいよ純白のボディとお別れです。(綺麗で良かったんですけどね、、目立たなくてはデモカーの意味なしです)張り込むデザインのイメージはタクシーのような雰囲気を予定してますので、横浜の街にもすんなり溶け込むはずです。(ってのは無理だような~)さてさて、何故タクシー風なのかと言えば、気軽にご試乗頂きたい一心からですので、今週末の北陸ユーロミーティングでは沢山の方のご試乗をお待ちしております!
その他、10月週末イベント目白押し!情報はこんな感じです。
10~12日、富士スピードウエイにてCarreraCup2008最終戦&F1。
12日、北陸ユーロミーティング、門橋(妹募集中)が参加。A4B7の試乗会を予定。
13日、BMWミチノクオフ参加(予定)
19日、富士スピードウエイにてVWフェスタ。
26日、岡山WTCC。
昨夜12時までかかって作業しました。門橋さんの難題なリクエスト「格好より宣伝最優先にしてくださいよ!いっつも僕1人でイベント参加してB7に乗って行くんですけど、見向きもされないんですから、、頼みますよぅ(涙)。」こんな泣き言を言われれば、ヤラナイ訳には行きません。AG小林さん、遅くまでご苦労様!僕も門橋さんも出来栄えに大満足!0号機(プロジェクトカー)の名称も001号に改め、タクシー風カラーリングA4B7、完成です。
僕個人における最近の消費傾向。
本牧戦線特殊戦(情報収集部隊)唯一のクオンツ、二瓶さんに聞いてみた。「簡単にBlogの閲覧率をUpする方法は?」の問いに「そりゃ~ショウジさん、個人情報とか、”個人”と言う単語を使う事と消費、、買い物のハナシはいいんじゃないでしょうかね。」と、言われて早速実行してみました。まあ、おっさんの買い物なんて誰も興味ないでしょうが、閲覧率の為に少々お付き合い下さい。
最近買ったモノをだらだらと写真に並べました。
1、さるの置物。昭和43年生まれ(おお個人情報!)ならではのチョイス!最近はミニカー屋さんより民芸品屋さんの方が欲しいモノが多くなって来てます。ジジイへの傾向(僕的には趣味の円熟と言って欲しい)は幼少期からの潜伏されていたようで、自宅に並んだ専門誌”太陽”に掲載された”獏山先生の書が欲しい”と小学生の分際で母にねだった、、、って逸話があるそうです。最近は仕事柄”金属加工&数ミクロンの精度”に追われてますから、こういったユルイ造型に癒されています。
2、白山眼鏡。同じデザインの色違いを4本使い続けています。選択理由は簡単、レノンが好んで使ったメーカーで、レノンモデル(スチールの丸眼鏡)の現代解釈版と言うフレにやられました。別にレノン崇拝者じゃないんですけど、そういったプロダクツの背景と、物創る人々の拘りに共感しての購入です。因みに僕と門橋さん(未だ妹募集中)との共通見解として「僕らビートルズのファンです!って言って嫌われない(自分達らしくないから)唯一の回答方法が”1番好きな曲はイエローサブマリンなんです”って答える事だなっ」と。製品は御徒町の本店で毎回購入。
3、おなじみデルフォニクス社の手帳。スケジュールの構成が10月からスタート(ユーロ圏の学生さん向け?)する不思議で使いづらい手帳、、これも4年以上同じモノを使ってます。今年までは黒、今回は生成りを選びました。皆さんそうだと思いますが10月~12月ってスケジュール詰まってますよね。その時期に手帳を入れ替えるデメリットったらね~、、来年は買わないようにしよう!と今回買ってから思いました。あ!僕の場合使い終わった手帳は即ゴミ箱行きです。過去を管理する暇などありません。
国立府中のアデナウさんにてCayman用RS-1の更なる可能性を模索。
銅版のレリーフ(格好いい!)に浮き上がるニゥルブルクリンク旧コース(ノルドシュライフェ)。1.3G旋回アーレンベルグを抜けた先にあるなだらかな丘陵コース”アデナウアフォレスト”から命名された専門店Adenau(アデナウ)さんにまたまた訪問。今回の訪問目的は日本で未だ1台のポルシェケイマンにSRE社製サスペンションセット”RS-1”を組み込んで頂いたオーナーさんが”サーキットでの姿勢制御をもうちょっと何とかしたい”と言う事で、アデナウさんにご相談。プロデュースの進行、打ち合わせに僕も参加させて頂きました。
さてこのマシン(Cayman)、ナンバープレートが示す通り2.7リッター、、つまりSではなく、でもゲトラグ社の6速M/Tユニットがしっかり搭載された右ハンドル!更にリアフェンダーを12Jのリムを納める為にワイド化したスペシャルです。フットワークは、RS-1を組んだ以外ほぼノーマル。最初に組んだサスペンションセットに満足が行かず、カレラカップでのSACHS(ザックス)ダンパーの優位性を信じてSRE社製RS-1に組み替え、現在まで全方位のポテンシャルにご満足頂いておりました。
前々からケイマンのオーナーさんには「そろそろサーキットも走りたいので、スプリングの相談も宜しくね。」と言われ、想定レートは用意出来るものの、、一体誰が最終のOKを出すのかな??何て思っていた矢先にアデナウの密山社長(2段目写真参照、、ずるい顔してるby高麗さん)のスクーリング&プロディユースと言った豪華企画がスタンバイされていました。さて、富士スピードウエイにて開催されたアデナウドライビングスクールに参加したRS-1装着のケイマン!ヴィーマック(GT300、SACHSダンパー装着車両)パイロットの密山社長の評価は僕が想像していたよりずっと高くて安心しました。「ショウジさんね~、あのケイマンのアシ凄いよ!100Rのインから997GT3抜けるからね~」こんな話を聞いたら何で1台しか売れないのかな?何てボヤいてないで頑張って買ってもらわなくちゃ!って気になりました。話がそれました、、
現在のケイマンの仕様で密山社長が”さらっ”と走って2分5~6秒ちょい。NAの2.7リッター6速、、ストレートのTOPスピードは230Kmくらいですかね?いい感じに仕上がったマシンのように思いますが、今回のオーダー(オーナーさんのリクエスト)はタイムは後々考えるとして今は「怖くないように走りたい」です。プロジェクトの1番目は「オーナーさんドライブ時の旋回ロールを抑える」からスタートします。これはオーナーさん談なのですが、「ひょっとすると今の仕様に(富士でのドライブが)慣れてくれば怖くなくなってさ~、、って事も考えられるよね、、そもそもドイツのエンジニアが長い時間(イコールコスト)をかけて組み上げた製品なんだからベスト中のベストセッティングが出ていると思うよ、、それを解ってても今回はスプリングを変更してみたい。ダメなら&スキルが上がったらまた考えよう。」と、おっしゃっていただけて嬉しい。RS-1はワイドレンジの減衰レートを生かし発展する、進化する(スプリングの交換を伴いますが)ダンパーだと信じていますので、引き続きプロジェクトを見守り、製品RS-1の可能性を実証したいと思います。
アデナウ密山社長、高麗さん、ケイマンオーナーMさん、引き続き宜しくお願いします。
アイバッハジャパンの野田君、これ読んでおいてね。月曜連絡待ってます。
撮影協力 Adenauさん、Cayman&RS-1オーナー様
BMWE90/320、SACHSからSACHSへ。
BMWにおけるアイデンティティ「フライデアムファオレン(駆け抜ける歓び)」あ~僕のBMWの場合は「駆け抜けろ喜べ!」つ~とっても受動的な言わばMなんですけどね、、話しが脱線しました。毎度おなじみ鈴木CEO率いる”Studie横浜”さんのスタッフ猪俣さんに頼み込んで写真を頂いちゃいました。綺麗なクルマでしょ~、、320のノーマルバンバー、、でも走りそうな雰囲気はBBSホイルの奥にセットアップされたBMWにおける永遠のスタンダードフットワークチューニングSACHS(ザックス)のPerformanceSet(パフォーマンスセット)が装備されています。
もうもう皆さんご存知だと思いますが、E46以降80%のBMW車両にはSACHSダンパーが標準装備されておりまして、今回のE90も当然、全部(ノーマル、Mスポーツ、BMWパフォーマンス)SACHSが受け持っております。「同じブランドなら交換する必要ないじゃん??」何て言わないでくださいね。アフターマーケット製品、いわゆる社外部品(あんまりいい言葉じゃあないですね、、)の中でBMWの理解度がどのブランドより進んでいる製品がSACHSです。これは自信を持って言い切れます!理解度の方向性はですね、、現市場のユーザーさんの声より、SACHS社がE90のノーマルフットワーク開発段階で出来なかった事を積極的に取り込んでいる製品だと思って下さい。ですから、先に挙げたノーマル、Mスポーツ、BMWパフォーマンスと同等のレヴェル(完成度)を保持した唯一の社外部品です。当然、ライドモラル(乗り心地)も性能の一部ですからね。SACHS社の場合、普通の製品が1番じゃなく凝っていると言われる製品の1つですから、E90オーナーの皆様っ、迷ったらSACHSパフォーマンスセット!で覚えておいてくださいませ。
そして今回のオーナー様っ、SACHSパフォーマンスセットご購入っ本当にありがとうございます。マシンとオーナー様にとって何時までも「駆け抜ける歓び」が続きますように!ヴィーレンダンケ!!(本当にありがとう)
PHOTO Studie猪俣さん(ドイツ熱中症)
撮影協力 SachsPerformanceSet320オーナー様