BMW週間が続きます。

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今月14日のBMWファミリーエのご来場者の1人でも多くSACHSブース(特設テント)にお立ち寄り頂きたい一心で書いています。「昨年のファミリーエの時に寄ったけど、、怖いおじさんしか居なかった、、」何て声が聞こえてきそうですね。確かに僕(40過ぎ、もえもえマニアおじさん)と門橋(元青波探偵団団長、当然強面&妹募集中)更にEibachJapanのま~君こと野田(元同僚、超強面のモアイ系)が加わるとですね、誰も近寄れないかもしれないね~、、、だったらいっそのことブース無人化!何て事も考えながらお絵かきしてみました。どうですか?どう見てもSAUBER BMWF1/F1.08でしょ、、(似ているか否か?僕も解らないで描いてます)。どうやら本牧戦線SachsBlogにてF1ダンパー講座ってのが始まるらしくて(僕的にはすぐに終わると思う)「せっかくのBMW週間だから、SACHSダンパーの付いているハイエンドBMWをフォーカス!」何て誰かが言うからさ~。そんなかんなでいよいよ明日、本牧戦線SachsBlogのSauberF1ダンパー講座が始まるよっ!

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今週はBMW強化週間!BMWにおけるSACHS(ザックス)ダンパーの優位性を大いにアピールしましょうよっ!って事で、BMWの中で1番高くて速いクルマSauberF1.08に装備されているSACHSダンパーにフォーカスしてみましょう。前回も同じような試みでFIAオフィシャルCGをコマ切り掲載してみたのですが、何せ「解り辛~い」の大ブーイング!今回はエンピツで矢印まで書き込みましたから、何とかなるでしょ~。

★本牧戦線SachsBlogのSauberF1ダンパー講座/完結編。

上のお絵かきがフロントセクションです。ノーズの先に小さく収まるようレイアウトされています。地面と垂直に2本のダンパーと、水平に1本のダンパー、その左右にコントロールロッドが伸びています。(ロッドの先はナックルアームとホイル)おいおいバネは何処?って方もいるかもしれないので、ご説明。水平垂直ダンパーのリンケージ部分の左右がトーションバー(棒バネ)にクランプされています。各部の動きは矢印を見ながら想像してください。また各ダンパーの外部調整機能は?です。無いようにみえますが、手にとって見た事がないので何とも、、、
下のお絵かきがリアーセクションです。エンジンヘッド上部のカーボンコンポジットにレイアウトされています。(地面との位置関係はフロントと同じ)左右にローテーショナルダンパー(丸々した形の)ロッドの入力に応じて回転しながら減衰を発生します。左右のローテーショナルダンパーを繋ぐスルーロッドダンパーの3本構成です。スルーロッドダンパーの中心軸にはフロント同様、トーションバーがクランプされています。と、これが現在進行形のSauberF1.08のザックスダンパー概要です。

PS※ローテーショナル(回転減衰)ダンパー、最先端の割には「こんなの昔あったなぁ、、」な方はかなりのエンスー!50年代のメルセデスレーサー(W196等)に搭載されていたSACHS製レバーダンパーの応用(作動と応力支点)だと僕も思います。MBW196GPマシン用SACHSダンパーの話しは後ほど。

今週はBMW強化WEEK!なぜなら、、

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今週末の日曜日に富士スピードウエイ、BMWファミリーエ!今年も参加出展致します。え~内容はですね、製品展示と~、、これから考えますね~。「富士BMWファミリーエが終わると、今年ももー終わりだなっ!」何て、弊社門橋さんに話していたら、今年は開催時期が1ヶ月早い事が判明。1ヶ月特しちゃった感じでバタバタ進行しております。因みに写真のR56のワンメイクレーサーCHALLENGEにはSACHS(ザックス)ダンパーは装備されておりません。んじゃあ何?って、、近年BMWを席捲しつつあるドイツKW社のレース専用スペックが搭載されてました。R56オーナーさんでSACHS、SRE社製RS-1をお待ちの皆さんっ!開発諸事情含めて近々ご報告出来る様にしますので、今しばらくお待ちくださいませ。(年内にドイツ渡航を検討中>ショウジ)

※業務連絡 小泉嬢(富士F1、VIP通訳リーダー)へ、BMWファミリーエ当日、サーキット入りしていればSACHSブース(テントなんだけどさ~)前に集合っ!富士エクスクルーシブアドバイザーの中島先生もお待ちしております!

撮影協力 BMW東京/八重洲.

秋だから読書。

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通勤電車で読むには忍びない書物ばかり。理想の読書環境はやっぱり、日本語圏から離れてですね、、そうだな~、、成田を発って40分後、新潟沖上空付近を航行中の機体がゆっくりスターボード(右旋回)した頃を見計らって宮本武蔵を開く。次のポート(左旋回)地点、ハバロフスク付近で機内食だから読書中断、余韻を残したまま深夜のフランクフルトでまた読書。これが今の僕の理想的な読書かもしれない。う~ん、、最近ヨーロッパ不足と言うかドイツ血中濃度が足りんなっ。

約束の地、本牧ふ頭にて遭遇。

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僕らの本牧ふ頭BASEから歩いて12分、総店長の金山新一郎氏率いる専門店ASMが在る。研ぎ澄まされた世界観と柔軟な発想。プロダクター(モノ創る人々)+オーナーさん(人生の目的を知る趣味多き人々)を”パチン”とデバイスしながら、楽しむ事を共有できる場所がASMさん。総店長金山さんは、言わばASMの空間プロディユーサー。僕は親しみを込めて「金山劇場(エンジニアさん、オーナーさん総動員のね)」と、呼んでいます。「ASMは奇跡のお店」の所以は皆さんご存知の通り、3年間連続レカロ売上世界No、1&SREダンパー売上日本No、1!(記録更新中、、だと思う)僕らのAudiA4B7プロジェクトスタート以前からASM金山さんにはいろいろ相談しつつ、今回ほぼ完成版のSRE、AudiA4B7用RSダンパーセットを試乗して頂きました。

写真のオレンジが眩しいS2000はASMさんのプロジェクトカー3号機、SRE製の3way減衰制御のダンパーが搭載されています。もう1台は僕らのA4B7、RS(減衰調整ナシ)ダンパーセットを搭載。※因みにこのS2000/ASM3wayダンパーセット1台分で、A4B7のRSダンパーセットが4台買えます。(汗)さてさて、ASM金山さんの運転で本牧ふ頭近辺をA4B7でぐるり。「ダンパーの伸び始めと、スプリング反力のバランス化がちょっとね~」と、そして「でもな~A4B7と言うクルマのキャラクター(統合ハード面)とそのユーティリティー(想定オーナーさんが使う、感じると思われる全てのソフト面)を考えると、ここらヘンがベターかもしれない。うん、このクルマでベストの細い領域を追い求めてもあんまり意味がないもんね、、、ボディの動きもかなり大きいけど、ロール感に不調和は感じられないから、ある意味究極のベターセッティングかも。今のAudiってさ、結構硬さをドライバーに要求しているんだけど、そこらへんの改善はばっちりだと思う。」と、的確なコメントを頂き、僕もほっと一息です。おっと!金山さんご指摘の”伸びとバネ反力のバランス問題”は、実製品にセットアップされるSFC(バネ伸縮時の応力を完全制御)スプリングで解決出来ているはずですから、全国のAudiA4B7オーナーの皆様っ、「決めました!」の言葉を待ってます!ASM3号機S2000のパッセンジャーシート同乗記は後ほど、、ドラマティックな演出に正直参った。

撮影協力 AUTOBACS ASM YOKOHAMA&3号機オーナー様.

某日、またまた秦野中井COXさん訪問。

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もろもろの打ち合わせで茂木次長を訪ねて、COXさんに訪問させて頂きました。VWにおける最新事情、、、いずれお話し出来ると思いますが、その頃には最新事情じゃないでしょうね。打ち合わせに同席頂いたCOX第1カスタマーセンターの佐藤さんを交えて「昨今のエコロジームーブメントと、そんな状況下にあるクルマ問題」と言った秦野の森に囲まれたショウルームにぴったりの話題で盛り上がりました。”僕らクルマインテリジェンス高いですよ!”とアピールしてるように思われるかもしれませんが、その通り!クルマが好きだから考える。で、話題は「afimp誌主催のエコランは辛かった~」な話しから、燃費(距離に対する燃料消費量)だけじゃなくてさらに時間計測が加わったらどうなるか?結果はだいたい検討つくのですが、impさんでまたやって欲しいな~。と思ってます。そのクルマを設計した人々の意図どおりに運転(適正速度と燃焼効率)する事がエコだ!って言えるかもしれません。熊崎副編集長っ、ちょっと考えてみてくださいね~。(COXもてぎ、さとう&ハンズしょうじより)

さてさて、写真は往年のVWゴルフ2ポカールレーサー(只今、秦野ショウルームに臨時展示中)。この本牧戦線SachsBlogを毎回ご覧頂いているVW山口のKさん(同じポカールマシンを所有、アシは最新のSREメイドを装備)にもご覧頂きたく掲載しました。本物は何時までも色褪せないですね。

思うところがあって、G-SHOCK。

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2つのGショック、時計における10年の進化。下側は僕が始めてドイツ渡航用に購入したモデルで、当然電池で動く普通の時計。2ヶ国表示GMTは常にドイツフランクフルト時間を示しています。そして上は最近購入した後継モデル。充電&蓄電、時差修正、完全自立制御です。これは凄いな~っ、、と思うのは僕だけじゃあないでしょう。エンジニアリングの進化こそがブランド存続の鍵だ。って事がよくよく思い知らされるMonoでした。