「SACHS Performance Coilover」カテゴリーアーカイブ

BMW E90/92M3,RS-1(010)

”M3純正のフットワークを超えろ!(超えた事を実証しよう)”を合言葉に進行しておりますM3用RS-1!10回目のログの今回ついに、、M3用RS-1(BMW純正対比)データ一挙公開!M3純正のSACHS(OEM供給)に対して、SRE、RS-1はどんなチューニングを施したのか?グラフをご覧頂ければ一目瞭然かもしれませんよ。因みに全て実製品の実測です。僕の感覚で書いた曖昧な文字列より精度は出ています(あたりまえデスカ)。

※ダンパーグラフは縦軸(上>縮み、下>伸び)が入力Forc(N)、横軸が速度Verocity。

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■↑BMW純正ダンパーレートEDC非装着(Front蛍光グリーン、Rearオリーブグリーン)このM3純正の前後ダンパーレート(グラフ)が下のRS-1(フロント&リアー)のグラフに重ねてみるとチューニングの実際と規定位置が見えてくるかもしれません。

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■↑RS-1フロントダンパーのグラフです。オレンジの外郭がニードルプロフィール、ダイヤル位置+最強のレートです。赤の内郭が-20最弱のレートです。

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■↑RS-1リアーダンパーのグラフです。ブルーの外郭がニードルプロフィール、ダイヤル位置+最強のレートです。パープルの内郭が-20最弱のレートです。

※スプリンググラフは縦軸が入力Rate、横軸がレートの推移Displacement

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■↑フロントスプリング対比。青のグラフがRS-1、赤のグラフがM3純正。測定レートは下記の通り、
RS-1>51.78N/㎜(5.89kg/㎜)
M3純正>27.28N/㎜(2.78kg/㎜)

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■↑リアースプリング対比。水色のグラフがRS-1、緑のグラフがM3純正。測定レートは下記の通り、
RS-1>91.92N/㎜(9.37kg/㎜)
M3純正>73.01N/㎜(7.44kg/㎜)

BMW E90/92M3,RS-1(009)

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え~この画像を見る限り「RS-1ってサーキットでの優位性(タイム)を狙った製品なんだー。」等と誤解されそうなので説明します。先ず、掲げた目標は当初の通り”ノーマルのM3を超える事”です。今回はサーキットでの優位性を実証してみましょう!と、トライしますがタイムが最大の目的ではありません。富士スピードウエイのラップタイム、、その対極とも思われる”モラルある乗り心地”の実証も僕らにとっては重要な課題です。(コレどうやって実証しようか?検討中です、、もしかしたらまたクラフトマンの園部隊長と奥様に乗って頂いて、、)

さて、現在までの経緯と進行を簡単に説明。
プロジェクトにご協力頂くBプラス店主大久保さん、RS-1装着前はFIA(国際基準)には全く関係ないけど、多くのサーキット派&アマチュアレーサーに評定される国産組み立てサスペンションユニット&アジアの新進気鋭スポーツタイヤを装着して58秒台と。RS-1のファーストトライで1秒落ち。「その1秒差、、富士への往復、普段乗りの快適性をかんがえれば全然惜しくない。」と、コメント頂きました。その後同じタイヤで同等のタイムがコンスタントに出てまして、普段乗り、普通の乗り心地を保持したまま、サーキットスペック専用設定サスペンション同等のタイムも出せる事まで実証済みです。しかし、、ココからは僕個人的意見、、と言うかプロジェクトの本質なんですが、サーキットだろが市街地、雨のワインディング、高速道路だろうが何処でもどんな状況(路面状況と同乗者感覚)でも安全に速く快適に走れるワンセットアップ(状況に応じて交換の必用がない)でトライするって事を決めました。評定の高い新興アジアブランドのタイヤを外し、タイムの出しやすい前後同サイズのリムホイルを外しました。この先はタイヤとリム幅を適正化して”全方位性能”を実証してゆきます。ザックス、ミシュラン、プロドライブの格好良くスマートなセットアップの本領発揮、、になるかな?

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今回のプロジェクトにご賛同頂いた2つのブランドが”ミシュランさん”と”プロドライブさん”。クルマはダンパー(サスペンション)だけでは走りませんっ!動体性能とドライバーのコントロールをサスペンションを介してリム&タイヤに確実に伝える。そのフィードバックが次のコントロールへ、、ザックス、プロドライブ、ミシュランと、今考えられる”最高に格好いい!”そして”世界標準を超えた自社基準を保持したブランド”でコーディネートしてみました。事実、、プロドライブとミシュランをセットアップした姿を観て、マシンの”格”が数段上がった気がしました。

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今回のデザイン&切り抜き&張り込みも小林さん(アイドルギア)にお願いしました。小林さん遅くまでありがとーです!頑張って八王子インター本部建てましょうね!

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皆さんお待ちかねの新作”PilotSuperSport”。世界の超ハイエンドマシン(自動車メーカー)との共同開発、要求される全てが”その性能”です。ターゲットとされるウルトラハイパフォーマンスマシン(SLS、599XX、F458、997GT2、シュニツアーM3etc)実装備&プロテストにて実証された超高性能、、、、世界(プロ&開発テストドライバー)での評価を”日本でも評価”にする事を目的にプロジェクトは進みます。あれ?ダンパー性能は?と思われるかもしてませんが、意味は同じです。タイヤの性能をコントロールする事がサスペンションの役割ですからね。その手法は至って普遍的なマンマシンインターフェイス!と、書くのは簡単なのだけど、その工程はある意味”バリバリ伝説”かもしれません。あの巨摩郡が登場するかもです!乞うご期待!

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組みあがったマシンの佇まい、、、格好いい!世界標準!チューニングの本流と本質を追及する姿になった気がします。レポートは後ほど!!!!

BMW E90/92M3,RS-1(008)

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M3用RS-1その開発目的はただ一つ、”純正装着のSACHS(ザックス)を超える事。”を掛け声にして宣伝しておりますが、未だ全く浸透しておりません。そもそも「純正がナンボよ?」って考え方が普通(らしい)だったら僕らの使えたい事もね、、興味も意味も無いかもしれません。それならソレでいいんです。製品(RS-1)を理解して頂けるユーザーさんだけに使ってもらえばいいのですから。そんな強気の元、RS-1の優位性と可能性をきっちりご理解して頂けたサルーンM3のRS-1オーナーさんのマシンをご紹介。

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M3用RS-1実装着画像です。上段フロント、下段リアー。ドイツ製特有のエンボス&赤アルマイト加工の減衰調整ダイヤルが眩しいですねー。

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装着後の全景。コレは、、ホント個人的な意見なのですがクーペよりサルーンのM3が好きなんです。今回のM3も車高の下げ幅はノーマル比-25mm。Sachs製品全般に言われる”玄人受け(結果業界関係者ユーザー比率高し)”って事を考えるとサルーンM3とRS-1の組み合わせは玄人受けの最たるパッケージかもしれません。ルックスも動体性能も一見普通、、走り出しても普通?よく考えると(速度域を考えると)その凄さに自分でも怖くなる、、、。そんなマシンであって欲しい。ハナシは装着画像に戻ります。高い動体性能と、それを予感させる綺麗なシルエットです。世界で一番最初のM3サルーン+RS-1ユーザーさん!ありがとうございます。

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で、本牧事務所2Fからの景色がコレ!納車前の39M5(いいマシンですねー)を背負って本牧ふ頭5番地に現れたのは、、、ジャイアン?!

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トランポから降りた人物は、ジャイアン野口社長ではなく、RS-1の優位性を熟知したエキスパート(ショウジ公認)アルツモトーレンバウの宮川さんこと”スネヲ(髪型注目)”さん!この画像撮影はほんの数時間前。たまたま電話したら近くに居らしたので(半ば強引に)本牧に寄って頂きました。アルツ宮川さんありがとー!!道中お気をつけて。今度は僕が来月訪問します!

O/H済みRS-1+AudiTT(S)に乗ってみた。

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香川県のアウトシュタットさんからお預かりしたRS-1のO/Hが完了致しました。で、何とこのRS-1ユーザーさん、、2セット所有されていて(1セットはTTに装着中、今回はブランク分のO/H)ですね、万全装備にうれしくなって掲載させて頂きました。どーもありがとうございます!オーバーホール済みのRS-1を是非とも体感してくださいねー。実は凄いらしい、、という事をやっと僕も体感出来ました。

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で、O/H済(正式には新品を分解調整した製品)RS-1を試乗会の為臨時装着して下さった星名社長さんのTTS!に少しだけ乗ってみました(星名さんありがとーございます)。設定されたダンパーレート(ダイヤル位置)より遥かに”軟らかく感じる”って事と、ノーマルRS-1より更にダイヤルレスポンス(減衰レートの切り替わり)が向上する事!これは全てのRS-1ユーザーさんにご提案出来る”RS-1の更なる可能性”です。走行3万キロ前後でちょっとその可能性を考えてみてくださいね。元町付近にて一枚。

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祖父さんの屋敷があった山手から下るTTS。桜が綺麗でした。

RS-1+R56試乗会in KENTGRAGE(ケントガレージ)さん。

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上記画像(KENTGARAGEさんから拝借)は先週末、ケントガレージさん試乗会の様子デス!ほぼ満員御礼状態!!ご参加頂いた多くのMINIオーナーさんに感謝致します。どーもありがとうございます!「先週乗ったけど、も一回っ!」って方がいらっしゃいましたら、このチャンスを逃さないで下さい。製品(R56用RS-1)の方は初期ロッド完売間近です。決断をしたら「今すぐ欲しい(僕もそうですから)。」その気持ちを受け止められるのは2名までです。(以降も入荷はしますが、製造と輸入貨物状況からして時間がかかります)どーぞ宜しくお願い致します。

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2週間に渡り体感試乗会を開催して頂いた沼津のケントガレージさん。ご試乗頂いた方々の大半は「普通に乗り心地がいい。PS3(ミシュラン)とのセットアップ、、これが理想の組み合わせかもしれない。」や、「いつも助手席に座っていて、路肩段差の超えるときに身構えてしまうのだけれど、このミニ(RS-1装着)は”すとっん”って感じで揺れなかった。」と。ドライバーさんだけでなくパッセンジャーさんからの好インプレッションも頂けました。RS-1が保持する”全方位性能”の意味がジワジワ評判になってくれればいいなー。と、僕は思っております。ケントガレージの皆様、今回はありがとうございましたー。

BMW E90/92M3,RS-1(007)

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販売店さんから、M3用RS-1のお問い合わせが少し頂けるようになりました。上記画像”とっても解りやすいご案内”の効果かもしれないな?等と思ったら、ちょっと嬉しくなりました。因みに、ご案内を発送した件数分の在庫はもうないんです。この感じで行くとですね(ショウジの希望的観測)限定50セットが無事に各販売店さんの店舗に置かれる(ご購入)完売!>各メディアさんの自社広告と誌面取材掲載>読者さんから販売店さんへのお問い合わせ>購入取り付け完了!、、、なわけないですね。じっくり行きますよ。RS-1とM3純正はどう違うのか?そもそもM3純正の正確なデータ(減衰&スプリングレート)ってどうなってるんだ?M3オーナーさん始め多くの方が興味あると思います。測定は既に完了しておりますので来週早々にデータ公開致します。”あれ、、以外に、、。”って数値でした。乞う!ご期待!!

BMW E90/92M3,RS-1(006)

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某日、BMW専門店のStudie横浜さんから「ちょーど今RS-1を組んで頂いたお客様のマシンが入庫中だよ~来る??」と、お誘いを受けて横浜店舗さんに訪問。RS-1が装着されたマシンは~、、アイディングのスポイラーが装着されておりました。いんや素晴らしい。

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画像チェック中カメラマンはスタディの相澤さんっ!アジャスターのネジしろと、スタビテンションをさりげなくチェックする姿は、、すぇくすぃーですねー。いつもありがとーございます。

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製品は全く見えませんがRS-1装着後の綺麗な姿勢。車高下げ幅25㎜!「それだけしか下がらないの?」と、思う方は他の製品を使えばいい事ですから追っかけません。RS-1(製品)の言う事(設計値)が全ての答え(性能実証)です。

BMW E90/92M3,RS-1(005)

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限定50セットのM3用RS-1!既に残りわずかです。とか書くと好調のように思われちゃうかもしれませんが元が50セットですからねー。各対抗ダンパーブランドさんの年間販売量の1/5にも満たないんじゃないでしょうか?ですのでその時点で希少だと僕は思いますし、そもそも製品化された事自体”奇跡”に近い事だと思ってます。既にご購入頂いたユーザーさんの評価も”凄い!奇跡のような、、”とコメント頂いておりますがそのセットアップは緻密な計算と実証。基本となる技術骨格はOEM(M3純正ダンパー)と、SREのBMWエキスパートが考える”あるべき姿”のパフォーマンスが具体化された”現実”がRS-1です。

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各専門店さんに実製品をご覧になって頂いく中、スタッフの方から必ず「この減衰ダイヤル(上フロント、下リアー)位置は使い易いよねー。ユーザーフレンドリーだし、簡単に調整出来るって事は”実戦的”って事だね。いいなーRS-1!」と。

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モロモロプロモーションの準備をBプラスの大久保さん&門橋さん(と愉快な仲間)のご協力の下バタバタ進めております。先ほど新調されたリム&タイヤを装着しまして、画像のマシンは過去の姿となりました。続きは後ほど。※この状態で車高さがり幅25mmです。

BMW E90/92M3,RS-1(004)

ボッシュ(M1)ダンパーテスターによるRS-1結果発表(M3新車時の測定データ比較)。測定結果は、、、勝てなかったけど負けなかった。

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M1ダンパーテスター計測の様子です。フロント&リアー、左右独立で低周波(5Hz)~高周波(25Hz)の想定路面振動で”ゆっさゆっさ”と揺らしてデータ収集されます。※低周波振動=大きくゆっくりの動き、高周波=小さく速い動き。

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結果は、、流石に新車状態のM3には勝てませんでした。どんだけノーマル3Mのバランスが凄いのか、、今更ながら思い知らされた気がします。「あははー、、やっぱザックスRS-1ってダメなんだー。」何て言う人が居たら「貴方のM3も測るぞ!」と唸りたい気分です、、、。あー、どーりでBプラスさん&トレッセさんの出入り業者(僕もその1人)さん、テスター見て見ぬふりする訳ですよね。等と後悔しても仕方ありません。結果は下記の通り!M社&ZF-SACHS(R&D)には勝てなかった、、けど負けてない(ショウジ私的見解)。

■ノーマル(純正ザックス)M3
フロント
ストローク(左右17mm)誤差0!接地率(83%)誤差0%!
リアー
ストローク(左右22mm)誤差0!接地率(80%)誤差0%!

■RS-1(SRE)M3
フロント
ストローク(左16右18mm)誤差11%接地率(左85右83%)誤差2%
リアー
ストローク(左20右19mm)誤差5% 接地率(左81右82%)誤差1%

と、こんな感じです。ストローク誤差1~2mm、、接地率がノーマルよりRS-1の方が高い数値を示しています。これが救いでしょうか?また、テストによりSRE(RS-1)がノーマルに対してどんな調律(チューニング)を施したのかが大枠で見えてきましたから結果オーライです。ご協力頂いたトレッセ湘南の門橋さん、Bプラス大久保さんに感謝!!で、話しは数値に戻ります。僕的にどーしても納得ゆかないので、近々もう一度”適正化された新品タイヤ(エア圧)&ホイル(ストリートモデルリム)”で再テストを検討中です。乞う!ご期待。

BMW E90/92M3,RS-1(003)

ボッシュテクニカルセンター(Bプラスさん隣り)のトレッセ湘南さん全面協力の下、(恐怖の)ボッシュダンパーテストを実施しました。想定された一般走行時の入力(振動)に対して、そのクルマの路面追従性を数値化するテストです。前回「そんなの意味ないよ」と言った”ご意見&批評”を頂きましたが全然気にしないで今回も決行しました!僕の真意はただ一つ”知りたい。そして(購入検討中の方含む)全てのユーザーさんに公表する義務感”からです。言葉のニュアンスには幅がありますが、数字はそれ以外に意味を持たない単位です。ごまかしが効かない、、、RS-1の数値データが悪かったら、、改ざんするか、もしくは対抗ダンパーブランドのデーターを比較公表して”こっちよりマシです!”とか書こうと、、、あはは冗談ですからね!改ざんなんて一切しません!そして対抗ダンパーブランドも一切気にしてません!これは身内、同門同士の戦いですから。

「SACHS(M3純正装着)を超えるのはSACHS/SREのRS-1。」OLYMPUS DIGITAL CAMERA

E90/92M3用RS-1、限定50セットで販売開始致しました。現在の所、増産予定は一切ありません。M3オーナーの皆さん!どうぞ宜しくお願い致します。