本日の一冊”宇宙開発の思想史”

建築と都市デザインが専門の大学准教授が書いた本。建築のスペシャリストが何で戦争や兵器に詳しいのかな?と思いましたが、一つの分野を席捲するためには途方もなく広い見地と認識が必要なのかもしれない、、と一人納得。基礎が強固であればあるほど高層建築(その人のポジション)が可能。あきれるほどの博識で税別¥2,700-が読んでみればお買い得だった(個人的見解)。いつも通り、誰かと気軽に話す内容ではなく、まして合コンのネタにもならない暗く悲しい個人的な知識の積み重ねが出来ました。映画「プライベートライアン」で有名なノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)の立案者の1人DJバナールは軍人ではなく英国の物理学者で英国海軍准将ルイスマウントバッテン卿のお抱え異能集団の3人のうちの1人なんですって。さすがハリーポッターの国、、魔法を戦争に実践投入してたんですね。Netflex等で映画化されそうな予感。

この本を買った理由がコレ。もうヤバイ話しか書いてません。1940年、フォンブラウンが開発したロケット兵器は完成までに約2万人が強制労働で死亡。完成した弾道で9千人(イギリス&ベルギー)が死亡。以降の50年間、フォンブラウン式ロケット技術を使ってロケットを飛ばしている。人の命を犠牲にすることなく人類の持つ技術ブレイクスルーを達成する事を願うばかり。それと自分への戒めですね。 日々精進

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