ザックスパフォーマンスコイルオーバー

ザックスパフォーマンスコイルオーバー約半年前に86用ザックスパフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整サスペンションセット)をご購入下さいましたユーザーさんからインプレッションコメントを頂きました。車高の下げ幅約15mm、減衰ダイヤル位置前後共に最弱から10~12クリック締め上げ。ストリートユースでは結構硬め(個人的見解)の減衰位置でも「不快感はありません」と。そして「路面に吸い付くような旋回感覚は想像以上だった!」と。これはザックスパフォーマンスコイルオーバーを使っている人しか解らない感覚。夜の高速、例えば大きなカーブが連続する東名浜名湖付近を160位で走るとクルマじゃなく道路と景色が動いているんじゃないか?ザックスパフォーマンスコイルオーバーの圧倒的な路面接地(路面追従性能)は時に錯覚みたいな現象がありますね。ユーザーさん談に戻りまして「ただ、車体を揺すられる感じに少しだけ違和感を感じましたが慣れてしまえば”心地よく感じ、これがザックスライドなのか!”と納得」。との事でした。サスペンションにおける仕事の優先順位(ザックスパフォーマンスコイルオーバーの場合)その1>絶対的な安全性を担保した走行性能。タイヤを常に路面に追従し続ける。タイヤが路面から離れると、アクセルもステアのブレーキも効きません。サスペンションが伸びて縮んでを微速域から高速まで途切れのない運動。結果として車高があまり下げられない(リバウンドストローク確保の為)。その2>その1の運動性能を担保した上で、乗員(ドライバーを含む全員)の乗り心地感(気持ち)を造る減衰を展開する事。走行中、常時稼働するサスペンションの動きとは別に車体上側の動き(揺れ)を出来るだけ不快感の起きないような動かすって感じですね。ザックスブランドイコール”レース”ってだけじゃなく、長年メルセデスのSクラスAMGやアウディA8S8等スーパースポーツサルーンも手掛けて乗り心地を創ってきました(具体的にはポストリグに車両を設置して想定乗員と同じ体重のダミー人形を載せ、人形の各部に振動センサを取り付けて揺れを計測&設定補正-約25年前にドイツのR&Dセンターで見た景色。今はもっとデジタル化されていると思います)ので”乗り心地”も大事な性能です。例えそれがスポーツカー(86)であっても。さて、長くなりましたが4年間思い続けて頂いた製品をご購入&ご満足頂いているようで本当に良かった。自分の事のように嬉しいです。改めましてありがとうございます。年明けのGRガレージさいたま中央店の1Dayヴェルナー86&BRZパーツ商談会(開催予定)もよろしくお願い申し上げます。 日々精進

SACHS Performance Coilover 86&BRZ

構想4年。念願のザックスパフォーマンスコイルオーバー