GRガレージさいたま中央店の高木さんにご協力頂き、ダンパー&サスペンションアーム周りの測定させて頂きました。車両はGRガレージさいたま中央店さんに2台編制されるA90スープラの1台、SZのフロント左ストラット。もう1台は6気筒B58を積んだRZのようですが、電子デバイスの介在が最も少ないSZの可能性を信じて、機械式の気持ち良さ、人間感覚を追求するチューニングを構想中です。話を画像のストラットに戻しまして、丸印のステイに注目。シェルケースに直付けされた何かのステイ?はサイレンサーを取り付けるステイですがご覧の通りA90スープラには搭載されておりません。兄弟車のZ4G29にも非装備でした。サイレンサーの主な目的は、ダンパー作動音の軽減でありまして、スポーツカーには必要ない。との判断からだと思います。因みにRZ&SZRの純正ダンパーはモンロー社電子制御。このSZのダンパーラベルを見る限り製造メーカーロゴは一切ありませんで、これは怪しい!ZF-SACHSの可能性も?と私と蘇武さんでダストブーツをめくり、ピストンロッド根本のシール(オイルシール)を見て納得。よく見かける青色、、ストロークする度にオイルを引くような特殊構造のアレで、見立てが間違ってなければZF(SACHS)です。
BMWピクチャーカタログがら抽出したサイレンサーの画像。素材はゴムもしくは硬質プラスチック。リアマフラーステイ付近に装備されるサイレンサーとほぼ同じ構造です。そもそもダンパーの作動音を気にする人が居るのかな?と考えるのですが、実は我が国”日本”のユーザーが世界で1番厳しいようです。某日産車両にZF-SACHSのダンパーが純正採用され、マイナーチェンジの際に外れた原因が作動音!人によっては耳障りなんでしょう、、。正常に機能していれば私は気になりませんし、作動音がしない製品に換えて運動性能がスポイルされる事の方が怖いと思います。 日々精進