A90スープラフロントストラット

A90 SUPRA B48 B58 WERNHER TUNINGGRガレージさいたま中央店の高木さんにご協力頂き、ダンパー&サスペンションアーム周りの測定させて頂きました。車両はGRガレージさいたま中央店さんに2台編制されるA90スープラの1台、SZのフロント左ストラット。もう1台は6気筒B58を積んだRZのようですが、電子デバイスの介在が最も少ないSZの可能性を信じて、機械式の気持ち良さ、人間感覚を追求するチューニングを構想中です。話を画像のストラットに戻しまして、丸印のステイに注目。シェルケースに直付けされた何かのステイ?はサイレンサーを取り付けるステイですがご覧の通りA90スープラには搭載されておりません。兄弟車のZ4G29にも非装備でした。サイレンサーの主な目的は、ダンパー作動音の軽減でありまして、スポーツカーには必要ない。との判断からだと思います。因みにRZ&SZRの純正ダンパーはモンロー社電子制御。このSZのダンパーラベルを見る限り製造メーカーロゴは一切ありませんで、これは怪しい!ZF-SACHSの可能性も?と私と蘇武さんでダストブーツをめくり、ピストンロッド根本のシール(オイルシール)を見て納得。よく見かける青色、、ストロークする度にオイルを引くような特殊構造のアレで、見立てが間違ってなければZF(SACHS)です。

A90 SUPRA B48 B58 WERNHER TUNINGBMWピクチャーカタログがら抽出したサイレンサーの画像。素材はゴムもしくは硬質プラスチック。リアマフラーステイ付近に装備されるサイレンサーとほぼ同じ構造です。そもそもダンパーの作動音を気にする人が居るのかな?と考えるのですが、実は我が国”日本”のユーザーが世界で1番厳しいようです。某日産車両にZF-SACHSのダンパーが純正採用され、マイナーチェンジの際に外れた原因が作動音!人によっては耳障りなんでしょう、、。正常に機能していれば私は気になりませんし、作動音がしない製品に換えて運動性能がスポイルされる事の方が怖いと思います。 日々精進

今週のオススメ

SACHS PERFORMANCE COILOVER オーバーホールザックスパフォーマンスキャンペーンが今月末まで開催中です。今週のオススメは既にパフォーマンスコイルオーバーをお使い頂いている全てのユーザーさんに向けて”そろそろオーバーホールしてみませんか?”と言うご案内です。現在の作業工期はお預かりしてから4週間以内にお戻し可能です。オーバーホールの目安は装着後、走行距離4万キロ前後です。現行モデルの000品番から始まる適合車種はもー少し、具体的には4.5万~5万キロまで普通に使えそうですが安全に使い続けて頂く為にもオーバーホールをオススメ致します。オーバーホール作業は全てドイツZFレースエンジニアリング社オフィシャルテクニカルパートナーのアネブルAPGで施工します。洗浄>分解>パーツ洗浄>マイクロゲージ&スコープ&目視にて各パーツの傷ひずみをチェック>必要であればZFレースエンジニアリング社純正レースにパーツ交換(消耗パーツは全て基本オーバーホール代金に含まれています)>規定値にて組み付け>新品オイル&ガス注入>シールド>減衰測定&各種チェック>完成後厳重梱包にて返送。オーバーホール後のダンパーは、、、実は新品より”いい感じ”でして、新品状態のフリクションロスが0.0何ミリの消耗により軽減している状態をリビルトしていますので、よりスムースに稼働する感じを受けると思います。実際走った感覚も”かなりの好印象”ですので耐費用効果は”大”です。新品をキャンペーン価格で販売してユーザーさんを増やす事も大事ですが、私としては、現在のユーザーさんの方が大事です。 オーバーホール詳細は下記リンクご参照願います。日々精進

PCOオーバーホール工賃表

SACHS PERFORMANCE CAMPAIGN 2019