SACHS RACING DAMPER FOR 14R60

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREA某日の埼玉太田窪。その窪地の最深部がブルーエリア部隊の地下(窪地の最谷)ファクトリーに位置しており、メインテナンス&ライトチューニングから深い趣味をお持ちの86&BRZオーナーさんが静かに集う場所であります。で、本日もTRDの限定車14R60が早朝よりご入庫。オーナーさんは今年秋頃に軽井沢にて「高木さんのところのザックスのレーシングダンパー買います!12月に!」と宣言下さった今回2足目のSACHSユーザーさん。一足目のSACHSダンパーキットはこちら>14R+SACHS PCO

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREAこちらがフロントセクション。外したTRD純正14R60専用ストラット(KYB製)と、これから装着するSACHSレーシングダンパーストラット。独立したナックル接合部により全長調整が可能。100%ドイツ製ですと全長調整が法律により不可能なのですが、ドイツ製レーシングダンパーパーツを国内でセットすれば可能。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREAサクッとフロントストラット装着完了!いい景色ですね。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREA半分(片側前後)換装完了!タイヤが無くても格好良く見えるクルマは正しい造形を保持している証拠。いい景色が続きます。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREAこちらはリアセクション。外したTRD純正14R60専用リアダンパー(KYB製)と、これから装着するSACHSレーシングリアダンパー(アルミシェルのウルトラライトウエイト)。設計思想を重視して、元のスプリングレート(リア14kg)を忠実にトレースしたまさに14R60専用品。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREAリアダンパーもサクッと装着。またまたいい景色。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREAPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)関係者が見たら一目瞭然、カレラカップ用ダンパーとほぼ同じ仕立ての14R60専用SACHSレーシングダンパーキット。ほぼ同じパーツ構成なので当り前なのですが、そのパーツ構成にもFIA-世界最速、最高峰のポルシェカレラカップ(997/991)のバックグラウンドを持つ製品です。で、話はポルシェに移りまして、ZFレースエンジニアリング社ではポルシェカレラカップ純正レース用ダンパー(ポルシェモータースポーツ専売品)の他、自社製品として、カレラカップアップデートダンパー(減衰調整式)をリリースするとか、しないとか?レースでは使えない製品(CUPもCUPチャレンジも使用不可能。レギュレーションを変えれば可能)ですがパーツだけなら使えそうな気がします。次期A90スープラ用ダンパーパーツに丁度良さそうで(妄想)。

TRD 14R60 SACHS RACING DAMPER BLUE AREA14R60+SACHSレーシングダンパーキットのユーザーさんに感謝!2足目のSACHS(ザックス)この度もありがとうございました! 「俺も14R60乗ってて欲しいのだけれど、、」な方向け製品情報(本気で買って頂きたいので、減衰展開もスプリングレートも全て公開しました)はこちら↓ 日々精進

14R60 SACHS RACING DAMPER

BECAUSE TI`S THERE – GEORGE MARLLORY

BECAUSE TI`S THERE - GEORGE MARLLORYジョージマロリーによるエベレスト登頂記録”沈黙の山巓(上下巻)”。だいぶ以前に買った本ですが、なかなか読み進まず、、。画像の付箋の通り、未だ上巻の中盤、山頂(読破)は遥か遠い気がします。翻訳者との相性が合わないのと、付箋部分に至ってもまだエベレストに登ってません。史実なので仕方なののかもしれませんが”吉村昭だったらこんなグダグダ書かないよな”と渋々ページをめくり読み続けます。現在までのページで解った事①WW1における英国インド戦線が物凄く悲惨だったと言う事。家族や営業先で話すような事ではないので”個人的な知の蓄積”の一つ、もちろん合コンネタには不適合です。

BECAUSE TI`S THERE - GEORGE MARLLORYで、こちらは私の一張羅のハリスツィードジャケットx2着。お金が使えた勤め人時代wに奮発してローテーションしながら使ってまして、ちゃんとした人を装うw唯一の被服装備。英国のミルスペックオタクがエベレスト登頂時にマロリーが仕立てたジャケットの精巧なレプリカ。この製作の為に当時の最先端アウトドア素材”ベンダイル(肩と肘のパッド)”の再生産で行ったらしく、執念が詰まった分、気分を引き締めて仕事に向かえる私の大事な道具です。少数精鋭(出来れば一人)で設計から完成まで漕ぎつけた製品には、作った人の熱量が感じられます。工芸品の多くは”作者イコール価値(商品対価の大部分)”。クルマ等、工業製品はなかなかそーは行かないと思いますが、86と次期90スープラの仕立てには必ず多田さんの名前が出てきますので、多田さんの仕立てに対して私はどうするのか?クルマのキャラクター&作者の思想を理解出来るように、、。<今はココです。 日々精進