TCUチューニングモジュール(左の筐体)と、IRPスポーツショートシフター(右の超超ジュラルミン棒)。カタチは全く違いますが、目的とする性能はどちらも同じでシフト(変速)速度の改善策です。IRPシフターはマニュアルトランスミッション用ですので、プラスマンパワーと言う事になります。シフトノブの位置がよりステアリングに近くなり、各ギアポジションへの移動距離も短く適正。でも神経質にならなくても普通にストロークが出来る範囲。ユーロ圏ショートシフタートレンドのドンズバ製品。超超ジュラ+NATO由来のCNC+ブラックアノダイズドコートと言った質感も楽しめる製品です。一方のTCUは英国のMI7みたいな超技術集団が仕立てた機密情報そのものが製品。筐体の中身(プログラム)が製品ですので質感を楽しむ事は出来ませんが、オートマチック(トルクコンバーター&CVT)やクラッチペダルレスマニュアルの変速技術の独自(影の開発起業利権かもです)解析と改善で”世界最速と言われる86&BRZ搭載アイシン”のシフトチェンジを更に速く、そしてドライバーの意識により近い変速フィーリングにアップデートする製品です。TCU(トランスミッション制御)はECU(エンジン制御)と全く別ですので、現在のところ、86&BRZのTCU改善はコレしかありません。英国TMCにしか出来ない技術製品です。輸入車方面のTCUユーザーさんは、インストールしても追加データー(TCUのプログラム)がディーラー診断機に現れない(データー量が変わらないらしい)ので安心って事も聞きます。自分にはスポーツカーとドライバーの関係性に持論がありまして、85%はマシンの言いなり(設計思想を重んじてクルマ側に合わせる事)で残りの10~15%は自分の好みで手を加え、つまり自分側にマシンを引き寄せて、お互いの距離を縮めて行ければいいな。と思ってます。TCUとIRPでマシンとの距離を縮めてみませんか?