プロトタイプのドラマ性(前編)

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー某日、先にドイツから送られてきたToyota86用SACHS-PerformanceCoilover(通称RS-1)のプロトタイプ(試作品)の装着テストを実施。結果は、、付きませんでした(あっさり)。それにしても久々SONY-DSC/R1で撮影しましたが、このSONY風味のツアイス。俺好きなんですよねー。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー当日はXaCARさんの86&BRZ別冊の取材も兼ねておりまして”装着不可能だったら記事にならないんじゃないの?いっそ無かった事にすれば?”なんて全く考えてません。付かなかった事は事実。対策は簡単&ドイツ確認済み。そもそも未だ製品開発中ですので、僕的には全く問題なし。ただし、製品を待っていて下さる皆さんはヤキモキですかね?さー、製品構想から2年以上、、まだまだドラマティックな展開は続きます!

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーお馴染みのS印+SACHSエンブレムが貼られた黄色い86っ!このマシンに搭載されているToyotaさん純正採用のSACHSダンパーの発売も決まったらしく(こちらも遅れに遅れて、、)双方申し合わせたの如く、86用ダブルSACHSダンパーリリースかもしれませんよ。で、因みにこのS印+SACHSエンブレムですが、86開発担当者ミスター多田さんのオフィシャル(格好いい!とおっしゃって下さったようです)?でいいんですよね?

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー前後のダンパーレートは測定済みです。前後16段、、これはプロトタイプだからなのか?実製品版は更にワイドレンジになるのかは、、ドイツからの回答を待っております。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー今回のテスト装着にご協力下さったコクピット豊洲店、大野さんに感謝!ありがとうございました!対策してリトライしますので、引き続き宜しくお願い致します!

予定調和

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーSACHSブランドが変換期の中、その実製品も変換期を迎えておりますい。変わるモノと、変わらないモノ。そう言った細かい事に関してドイツサイドからのアナウンスは一切ありません。ドイツでは説明無しでも売れる、、でしょうが、僕らは”日本で拘りを持ってSACHSブランドを選んで”下さる皆さんに対しての義務があります。今回”大好評の前評判”で初期ロッド入荷完売!となったSACHS-PerformancePLUS6Rポロ用も変換期故の変更があります。セットアップされるダンパーが従来の”Advantage+(アドバンテージプラス=旧パフォーマンスダンパー同等の製品レンジ)”からSupertouring(スーパーツーリング)”に変わりました。「じゃあ純正補修ダンパーと同じなのか?」と言うと、今まではYESでしたが、今とこの先の答えは、NOなんです。そもそも何故にそうなっているのか?、、これがSACHSブランド最大に優位性であり、最大の難問でもあります。SACHSブランドの最大優位性は各自動車メーカー純正供給&認証(純正品番を保持)製品。プロダクツ(製品開発)のバックグラウンドにはメーカー純正供給における因果関係しかありません。つまり、SACHSブランドの意向は各自動車メーカーの意志であり、結果VW6Rポロ用PerformancePLUSサスペンションセットにセットアップされるダンパーがSupertouringになりました。、、えー多分ご理解頂けないと思いますので、この件に関しては引き続きご報告申し上げますと共に、近々我々のパートナーである8speed.netさんにて”6Rポロ用パフォーマンスプラスのインプレッションと、商品構成んじ関してのロングインタビューが掲載される予定です。こちらもweb公開されましたらご報告申し上げます。さて「じゃあ6Rポロ用のパフォーマンスプラスの性能はどういった事になってるの?大丈夫?」と言った心配は全く無用です。社会的責任を担うSACHSブランドにおいて?な製品などありません。

予定不調和

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーWRC今回の結果は、、数百年間放っておかれたケルン大聖堂の怨念なのか?はたまたHans盛永氏の念力なのかは?でありますが結果、予定不調和の如く、決着は次回持ち越し。ドラマティックなレース展開に貢献したWRC-SACHSダンパー!POLO-WRCに実装着。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーもし、今回のレースで決着してしまっていたらBlogのタイトルが”SACHSダンパーはレースをつまらなくする(圧倒的な性能差で)”でした。これは次回に持ち越しです。

2年と2ヶ月

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー86&BRZ用SACHS-PerformanceCoilover(通称RS-1)のプロトタイプ(試作、デモカー装着予定)です。リアスプリングのセットアップのみ暫定で、ダンパーの減衰(16段調整)とフロントスプリングはほぼ確定と思われます。ストラットに貼られた”PROTOTYPE”と、実際にドイツ国内で装着テストを実施したと思われるユーズド感に凄みを感じます。2年2ヶ月待った甲斐は、、間違いなく”アル”と信じて週末のXaCARさんの取材(先ずは黄色い86に装着)に挑みますっ。時間があれば僕も乗ってみたいんですが、、。

X`aCARさんの次回広告をサクサク作成

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーえー本日から業務再開しております。休み明け早々はダラダラが通常なんですが”締め切り”が絡む仕事はそーはゆきませんっ!交通タイムス誌のケンさん(広告部、高橋さん)に電話しつつ、ライターの山本さんとfacebook経由でモロモロ確認しつつ別冊86&BRZ(XaCAR)広告を仕上げております。はい。全て順調です!さて、Sachsblog初公開?!かもしれません。これがドイツZFレースエンジニアリング社から送られてきた86&BRZ用PerformanceCoilover(通称RS-1)のプロトタイプです。何故か、、入荷した瞬間「あー、しばらく見たくないな。」的衝動に駆られた秀作です。見たくない訳は個人的な感傷です。製品の不具合ではありません。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー例によってアイドルギア小林さん(八王子にスタジオを新造したんですよ!)にお手伝い頂き、サクサク撮影!いつもありがとーございます!

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーで、これは僕が書いた広告ラフ案ですね。いつも数秒で決めます。時間かけないのが僕の主義。売ってナンボ!の輸入元ですから(あはは)。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーで、小林さんがサクサク作業中に、、僕は一服。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーさて、、、「あー、しばらく見たくないな。」の訳がコレです。左がプロトタイプ、右が前回の広告用(製品が届かなかったので手書き)共にフロントストラット&スプリングです。良く見て頂くと解ると思いますが、全ての寸法(ケース径、ケース長、ダンパー長、ブラケットディメンション)が”ほぼ”合ってます。フリーハンドはご愛嬌ですが、コレ、、ほとんど想像で書いてるんですよ。全く持って自分の無駄な才能にあきれました。社内からは”自己満足賞受賞じゃね?!”と、、、進む道を間違えた、とは思いたくないので、これを武器に(??)セールスマン道を真っ当したいと思います。

Our strategy on TOYOTA86

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーえー86関係各位、、遅れに遅れて申し訳ありません。この遅れは総本山トヨタさんのSACHSダンパー標準搭載86(ファクトリーチューン)の発表遅れに同調している訳ではなく、ドイツサイドの供給遅れが原因です。今更ストラテジーなんて言われてもでしょうが、後発ならでは(つまり後だしジャンケン)の福音を多方面から頂いております。先ずは基本方針である”一人でも多くの86&BRZオーナーに体感試乗をして頂く事”に変わりはありません。僕らのデモカーは文字の通りデモンストレーションのツールです。2000文字でサスペンションの性能を語るより、オーナー自らがステアリングを握り、その走りを体感して頂く。買う事を考えるのはその後でいいじゃないですか!(、、そりゃー即決して頂けると超嬉しいんですが)スケジュールが遅れた分は取り戻したいですが、焦らず、現在の86が置かれている状況と使命(日本にスポーツカー文化をもう一度根付かせ文化にしよう)に沿うように進行して行きたい。そう思います。デモカーの到着(予定では28日工場UPだそうです)まで、今しばらくお待ち下さい。

俺のマシン。芝刈り編

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーえー夏休みを頂いておりまして(実は未だ仕事中)、今日は俺のマシン!人生初の新車のホンダ!をご紹介します。数年前に購入した芝刈り機ーっ!庭の芝手入れが好き、、じゃなくコレを動かす為に芝生がある!と言っても過言ではありません。これは大人の深い楽しみであります。これを楽しむ意味も、僕の場合ちょっと深いんですよ。つまり”自主的な半分引退”の練習、、。現在の仕事&市場はそんなに永く続かない、まして僕らが預かるSACHSブランド製品は”商売の為の商品(売るが為の、と言った方が解りやすいですか)”製作を一切行わない方々で、しかも”ほぼ最高のクオリティー”であり、結果、儲からない。んです。だったら仕方ない。早めの引退だな。と覚悟をしております。しかし、しかしですね、引退までの蓄えが未だ達成出来ていないつーのも事実であり、、。余生はまだまだ先であります。

BMW E90/92M3,RS-1(030)

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーえーBMW-M3用RS-1(正式名称PerformanceCoilover)のログが30回を迎えました。世界に先駆けての初回入荷分から既に数年経ちましたが未だ”定番化”されず希少性の高い製品です。事実、売れるのも稀ですが、入荷するのも稀。です。現在弊社発注分で見えている(未だバックオーダー)個数は2台!2台のみです!当然現在は手持ち在庫ゼロでありまして、ブログに掲載する意味は、、?と思われるでしょうが”次の一手(新製品とか、あらたな商品展開)”を見出せないでいるSACHSブランドを保持する我々としては、今ある製品(在庫ないんですが)をご購入頂く他なにもありません。今、90/92M3が市場で旬かどうか?は全く関係なく、M3オーナーがいらっしゃる限りログ掲載を続けて行きますよ。

2013 Summer greeting

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー

書中お見舞い申し上げます。

毎度SachsBlog”本牧戦線異状なし(松延秀夫先生題)”をご覧下さいまして誠にありがとうございます。現在SACHSと言うブランドが過渡期にある中で、我々のなすべき事を日々考え、行動しております。SACHSブランドを保持する母体企業ZFは、往時から変則機、伝達駆動を本業とする企業であり、その収益性と効率を考えれば”ダンパーなんて、、”と言った風潮は日本現地法人とドイツでも聞いて取れる事実であります。レース部門技術者ライナーキルヒェナー(元BMWザウバーダンパー担当)曰く「コンペティションダンパーにおいて、残念ながら我々は5年遅れてしまった、、」と聞きました。レースの開発現場で5年の遅れは既に取り返しのつかない技術差である事は僕にでも解ります。衰退、、と言う言葉は決して使いたくないので希望を持って”過渡期”である。と考えており、レースの開発手法と規定(主にコスト圧縮の方向性)が従来のSACHS-F1ブランドとの折り合いがつかなくなりつつある中、次の一手、彼らの方向性を見極めつつ2013年の後半戦を折り返して行きたいと思っております。GoodNewsだけがブランド価値を維持できるとは僕は思いません。SachsBlog読者の皆様、SACHSユーザーの皆様、どうか引き続き宜しくお願い致します。

ファクトリーチューン、たぶん最前線

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーTada San has been down in Australia, giving the media a preview of a handling package (or model?) which will feature enhanced handling and looks.Upgrades on the prototype being shown include new forged alloy wheels from BBS, measuring 18×7.5 inches, wrapped in staggered width 215mm front and 225mm rear Dunlop Direzza R-spec tires. Non-adjustable Sachs dampers provide even better handling. The upgrades are aimed at improving the car’s cornering stability while also improving its looks.

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーTada-tuned Toyota 86 prototype review
There is only one thing missing from the Toyota 86 and that’s supercar levels of grip.
The Japanese car maker’s affordable coupe has been a sell-out success because of that element, offering cheap thrills without heroic skills.But that is about to change.
The car’s chief engineer, Tetsuya Tada, has developed a handling option upgrade that elevates the 86’s level of grip without ruining its fun-to-drive character.The modifications include a set of larger 18-inch forged alloy BBS wheels fitted with specially developed Dunlop Direzza tyres and revised damper settings.Tada says there is no firm timing on when the handling upgrade will make it to production, nor whether it will be fitted to the range-topping GTS or an additional track focused flagship model.”The upgrade is ready for production,” he told Drive while in Australia for a Toyota event to celebrate the car being on sale for a year.”But it is now up to the commercial [marketing division] as to when it will be released.”While the changes aren’t drastic, they do alter the character of the car at varying degrees depending on how hard it is driven.
The revised damping actually improves the ride comfort at normal speeds as it soaks up big bumps with more body control.The brilliant electric steering also feels slightly more responsive with the sharper settings. But it’s when you really push it hard that the new lighter wheels and stickier tyres – branded with the 86 logo on the sidewall -comes into their own.It turns in harder, holds more mid corner speed and has better traction under hard acceleration. It can still be provoked into gentle tail slides but it all happens at much higher speeds than the regular set-up.The improved suspension settings also play a much greater role as it reaches the limit of adhesion too. There is less body roll and pitch, which helps give it a more neutral handling balance, and the better bump absorption means it doesn’t lose traction as easily on rough surfaces or mid-corner irregularities.The 2.0-litre boxer four cylinder has remained untouched though,maintaining its 147kW/205Nm maximum outputs.This isn’t really news as we heard it towards the end of last year, as was reported on our site, but I guess its nice to know that it’s still on the radar. Doesn’t quite sound like the “Factory Tuned” kit mentioned last year though?Sounds like it might be offered as a performance pack single tick box type option at some stage. I must admit those wheels look rather good and I like the sound of better dampening given how crap our roads are here in Australia.