さて、アニョキング総統!と謁見が叶ったのは実に1年ぶり?でしょうかね?本牧艦隊(ハンズ本牧詰め所)勤務時代はアニョキング総統のホーエングリークブリッエン城(アニョさん経営の会社)までクルマで20分の距離でしたから、、武蔵艦隊編成の一番のデメリットがアニョキング総統城(ホーエングリークブリッエン城)から遠くなってしまった事かもしれません、、が、近代電子通信の恩恵でホボ毎日、4項目以上の同時会議(その1>人類起源の再検証、その2>外宇宙と階層次元の可視化について、その3>近代日本史再検証及び補正、その4>大気圏内の物理学。主に動体物理学、つまりクルマに関して)が出来ておりますので問題ないちゃナイんですけどね。で、今回、4項同時進行会議の4項目、主に主業務のクルマに関して打ち合わせしましょ!と、なり横浜のマニアックススタジアムに向かいました!クルマの全性能はどこへ注がれる?高度にチューニングを施した560psを受け止めるのは?適正化されたサスペンション性能はどこで実行されるのか?また8Podsキャリパーの制動力は?全てはタイヤの接地面です。クルマは先ずタイヤ!これはもう原理原則でありまして、じゃあタイヤは何によって制御されているか?つーと、、空気なんですよ。皆さん知ってるけど深く考えたくナイんですよね”空気があまりにも心もとない物質だから。”高張合板、鍛造アルミ、超超ジュラルミン、カーボン素材、、聞くと皆安心な素材でしょ。空気って、、何。それをどう管理制御するか?と言うお話です
月別アーカイブ: 2013年4月
ZF、2012 年度決算は増収。売上高は約174 億ユーロ
ドイツ・フリードリヒスハーフェン/シュトゥットガルト発;ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン社の2012 年度の売上高は、過去最高となる約174 億ユーロを記録しました。これは、昨年度の売上高155 億ユーロに対して12%増となります。営業利益は、前年比19%減の6 億8,700 万ユーロでした(前年は8 億5,000 万ユーロ)。従業員数は世界全体で5%増加し、74,775 人となりました。この結果に対し、最高経営責任者(CEO)のシュテファン・ゾンマー博士は、「ここ数年の大幅な伸びから安定的成長に移ると予想されますが、2013年も、より一層、結果の質を重視し増収を図っていく計画です。」と述べています。ゼット・エフ社は2012 年度も業界平均を上回る売上増を記録しました。売上高は、2011 年度の155 億900 万ユーロから12%増の173 億6,600 万ユーロを記録しました。ドイツ・シュトゥットガルトで行われた記者会見で、ゾンマーCEO は、以下の様に述べました;「2011 年度と同様、北米地域では非常に力強い成長を達成し、売上高の前年比は2 年連続で40%を超えました。特徴的なのは、すべての地域で売上増となった2011 年に対し、2012 年は大幅な成長を遂げた地域がある一方、売上減となった地域もある事です。」アジア太平洋地域は21%増、西ヨーロッパが6%増となった一方、東ヨーロッパでは1%減、南米では市場の状況を受けて14%減となりました。製品別でみた場合にも、セグメントによって異なる様相を呈しています。乗用車向けでは、プレミアム車両向けセグメントは成長したものの、量産車両向けセグメントが停滞、もしくは縮小傾向を呈し、全体の成長が相殺されました。商用車市場には全体的な落ち込みが見え、産業テクノロジー関連市場は産業ごとに大きく異なる結果となりました。ゼット・エフ・グループの従業員数は3,000 人以上増加し(対前年度比約5%増)、2012 年度末で約7 万5,000 人となりました。新規採用者の半数以上はドイツ国内のゼット・エフ拠点での雇用となりましたが、この配分は今後数年間で逆転する見込みです。2013 年度は、ドイツ国内における約1, 000 名を含め、世界全体でおよそ3, 500 人を新規雇用する計画です。
ゼット・エフ製品、特に乗用車関連技術への需要は常に高く、2012 年度は新工場の設立や生産設備拡大などに、およそ12 億ユーロのPP&E(有形固定資産)への投資が行われました。大規模なプロジェクトの一つである米国サウス・カロライナ州の乗用車向けトランスミッション工場には、約2 億ユーロの投資が行われました。同工場では今後数週間のうちに、世界初の9 速オートマチックトランスミッションの生産が開始され、世界各国の自動車メーカーに供給されます。コンスタンティン・ザウアー財務担当取締役員は、6 億8,700 万ユーロの営業利益については「満足していない」との見方を示し、売上利益率が4%に低下したことについて、以下の様に述べました。「生産設備拡大のための大規模な先行投資に加え、需要の増減によって一部の工場で稼働率が変動したことが追加コスト発生の要因となりました。また、2011年に取得したダイキャストテクノロジー関連事業の財務再構築に加え、風力事業の厳しい市場状況も、この結果に影響を及ぼしました。」2013 年度は、これまでの大幅な伸びから安定成長に移行し、特に上半期は穏やかな成長率になるとゼット・エフ社は予想しています。弱含みの経済状況下、ゼット・エフ社は業界の伸びを上回る成長を実現し、およそ10%増となる約15 億ユーロの売上増を見込んでいます。なお、国際会計基準(IFRS)に従い、2013 年度の決算よりゼット・エフ社とボッシュ社が50%ずつ出資する合弁企業ゼット・エフ・レンクシステム社の売上は連結決算に組み込まれず、株式投資として報告されることになります。したがって、2013 年度のグループ売上高は、ゼット・エフ・レンクシステム社の売上の半分(約20 億ユーロ相当)が計上されず、減少の見込みです。
高橋さんのRS-1
世界最大手のモデルメーカーに勤務される”高橋さん”。仕事柄、造型ディテールへの拘りと、正確なファンクション(制御)をこよなく愛し、ホンモノを見抜く眼力を備えた逸材と僕は認識しております。その高橋さんが、有りがたい事に”念願のRS-1”を入手しての溺愛ポーズの図です。(撮影、8speed生方さん)
8speedさんの取材撮影風景。カメラモニターに注目。
続いてインタビュー風景です。(マニアックススタジアムさん1Fにて)高橋さん、マイGtiを大いに語っておりました。
RS-1が装備された高橋さんとGti。実は高橋さんのシューズの裏がGtiと同じ色だったって事は後になって気が付きました、、、”神は細部に宿る”、、高橋さん流石です。で、Gti、綺麗ですね。愛されているクルマは美人であります。
こちらが装着前の高橋さんのRS-1。程度の良いユーズを購入され、そのままオーバーホールのご依頼でお預かり致しました。オーバーホールしたRS-1。刈谷アネブルさんでの作業を施したRS-1は新品より良いかもしれませんよ。と高橋さんにも話してあります。ダンパー、サスペンション本来の目的”振動を制御する事。”言葉では理解していても、実体験しないと解り辛いですよね、、更に運動性能と快適性が両立出来る事も理解に難しいでしょう。これはSACHS-RS-1オーナーさんだけの特権ですからね。高橋さん、この度はありがとうございました!愛しのマイGtiを目一杯楽しみつつ、助手席の彼女の機嫌を損ねない快適性、、これで頑張って欲しいですっ!8speedスタッフ閔様にも感謝!
Project86一歩前進
いよいよ動き出しました!僕らの86プロジェクト!一歩前進です。SACHS! MICHELIN! OZ!この3ブランド3社連合企画の起源は2005年のafimp(交通タイムス誌)連続企画からスタートしているんですよ。この8年間の間に、、imp熊崎さんが編集長に(当時副編集長)、OZ内山さんがOZジャパン社長に(当時広報企画部)、ミシュラン橋本さんは広報のホボ中心に(当時はブランドエヴァンジェリスト)んで俺は相変わらず、、いいえSACHSがZFに吸収され、創業1895年間、脈々と続くブランドヒストリーに終止符が打たれました。今のSACHSは、ZFの保持する1つのブランドです。でも、こうして外見からはホボ変わらず活動出来ているって事は、有り難い事であります。皆様に感謝!SACHS,MICHELIN,OZに続くシンジケーションは未確定の為ぼやかしております。
さて、この企画書!関係各位には既に配布済みでありまして、沢山の応援に感謝致しますっ!有言実行!それは誰のためでもなく86&BRZを愛する方々へのプレゼンテーションです。事実上のスタートラインは少し後になりますが、どうか皆様、ご協力宜しくお願い申し上げます!ノルベルトオーデンダール氏(ZRE-CEO)に直接聞き、彼がドイツに電話して確認した86の最新スケジュールは、今月中に弊社デモカー用サンプルを発送。実製品は7月頃入荷。いよいよです!
私は見た。(DAKAR RALLY Camion Damper)
さて、ローディアのメモ帳にボールペンで描いたラクガキ、、何だか全く解りませんよね。推定全長950㎜、つづみ形状の断面を持つ硬質金属ケースに8つのシングルカムダイヤル。ケースから伸びるロッド(径は不明)。ケース面は放熱リブが刻まれておりました。ケース下部伸びるリザーブタンク?このブツの正体はカミオンクラス用のダカールラリーダンパー、、、かもしれない。と、言うのも全く覚えていないんですよ。コレ描いた事すら忘れていて、メモをぺらぺらめくって見つけて”ギョ!”っとした次第です。もちろん8つのダイヤルのファンクションも不明です。スケッチは昨年の11月、場所はドイツシュヴァインフルト某所、某会議室(喫煙所隣)。これがZF-SACHSのDAKAR RALLY Camion Damperだ!と100%言い切れない所が真実っぽくていいでしょ。
俺のマシン001
製造から15年。僕が乗り始めて9年目に突入のBMW368/Z3M-Coupeです。FRの直6。320psマニュアルトランスミッション&機械式(ワイヤー制御)スロットルと、気休め程度の操安補助機能が装備された”自称スポーツカー”です。あ!誤解がないように書いておきますが、この極めてメカニカルグリップが弱く乗り心地も良くない320PS-FRマシンが僕のフットワーク評価基準ではありません。これを基準にしたら現代のマシン(製品装着済み試乗車等)100点満点中、軽く500点突破でしょう、、ですので何の参考にもなりません。単なる趣味です。仕事上の唯一の恩恵は、、”変わり者”としての認識でしょうかね?あはは。因みにこのマシン、短期決戦で生産終了してしまったドイツSACHSレースエンジニアリング社の倒立式ダンパーセットを装備しております。
仕事場、と言えそうな運転台風景。いい景色でしょ。近々ステアリングとシートを交換予定。
で、今何故俺のマシン。なのか?と言いますと、今年から始める86&BRZ用SACHS/RS-1のプロモーションにおいて、対ユーザーさんに”信頼してもらう”為だったりします。要するに、「製品の効果は解った。で?おまえは何なの?(スポーツカーをどう考えているのか?身銭を切ってクルマを楽しんでいるのか?)」と言ったコミュニケーションにおいて「そうか!解った。」と納得?してくれればイイナ。何て思ってます。製品輸入&総発売元が代理店さんに販売丸投げして商品が売れる時代は終わりました。これからは製品は勿論、扱う側(僕ら)の資質も評価(購入基準)に入って来ているように感じます。スポーツカーを楽しむ、メカニズムへの理解と、その介在(関係性)がどうあればベストなのか?自分なりの答えを持ってプロモーションを展開して行きます。どーぞ皆さん宜しくお願い致します。
Mr,Norbert Odendahl(Sachs Race Engineering CEO)来日
ドイツZFレースエンジニアリング社(旧SACHSレースエンジニアリング)のNorbert Odendahl(ノルベルトオーデンダール)氏と、極秘裏に銀座の地下で会議。その後流れで丸の内にて会食。多忙極まりないオーデンダールさん、、アジェンダをチラっと見せてもらいましたが、もーそれだけで吐きそうな感じです。そんな多忙の彼が何故日本に?、、モータースポーツファンの皆さんはもうご存知かと思いますが、ZFがSuperGTの数年間のスポンサードを開始しました。今シーズン初戦、岡山国際サーキットにて締結!全てのエントリーマシンにZFのロゴが貼付されています。(因みにゼッケン下です)これでSACHSダンパー(&クラッチ)装着の可否に関わらず、全部ZFアピールですから、僕個人的には”凄いけどツマラナイ結果”です。そんな個人的な感情とは別に、ZFの勝利を約束された(2020年までの売り上げ既に確定)快進撃は続きます。僕も、ノルベルト氏もモロモロの感傷(SACHSがただのブランドと化した事)にひたっている暇も時間も無くなってます。もう、進むしかありません。しかし、凄く疲れているはずなのに、この笑顔。
で、会議の内容と一切の書類の公開は出来ません。以前にドイツからクレームが来ました(汗)から。丸の内某ビル5F食後風景のみのお届けであります。さて皆さん”いい話”と”悪い話”、、どちらから聞きたいですか?、、じゃ先ず”いい話”から。86の進行が明確になりましたっ!わーぃ!詳細は後ほどお伝えしまして(86方面各位の皆様には別紙で早急にご案内致します)これで”ドカベンの如く”の遅い進行(30分番組で一打席終わらない、、)は解消致しました!86は月末からスタートします!クルマ買います!どなたか優良物件(希望GTマニュアルガンメタ)ごさいましたらドンドン東海林宛にご連絡下さい。一方の”悪い話”、、、えー現在の進行上約85%が悪い話の上で動いてますので紙一重ですね。あ!っと驚く決定的な事は数年後にお伝えになるでしょう。未来は変えられる?かな?それとも自分が変わるか?です。
銀座本店ことハンズインターナショナルのマネージャー職、こーへーさん(画像右、次期HansグループCEO)と、ノルベルトさんの2ショット。昨年の11以降、ドイツ詣でがありませんで次はどうする?どんな言い訳をしてドイツに行くか?の作戦会議を3人で行い、最高のタイミングと言い訳を見つけました。9月IAA経由シュヴァインフルト(SACHSブランドのヘッドクォーター)でほぼ決定です。SACHS創業者3代目(GUNTER-SACHSカメラマン、ヴィジュアルアーティスト)の大展覧展示会がシュヴァインフルト本拠地で開催だそうで、これの開会式から参加できる招待状を待つ。といった作戦です。にやり。
PCCJ Team DirectionRacing
Polo6R PerformancePLUS
皆さんお待ちかねの?VWポロ6R用SACHS-PerformancePLUSのライドテストが完了致しました。作業(測定取り付け)は弊社関連(Hansグループ)リテールショップ”平塚アウトメカニカ”さんにて。皆さんご苦労様でした。満足のデーター取得であります。
フロントストラット全景。Gti(1.4T&SC)ノーマルから-26㎜下がりました。因みに完成品のスプリングは白になります。テストにご協力下さったGtiのオーナーさんのご好意で先にスプリングのみを6ケ月前に装着しております。半年間装着して走って頂いてますのでスプリングの当たりは十分取れているはずです。今後の車高変化は先ず無いはずです。ですので、実測数値は装着から6ヵ月後の値となりますのでご理解宜しくお願いします。
リアーセクション全景。Gti(1.4T&SC)ノーマルから-28㎜下がりました。リアーの方が多く下がるの?と皆さんおっしゃるのですが、6Rの場合コレがスタンダード(他スプリングメーカーも同じ)です。画像は掲載しませんでしたが、SACHSの6R用リアダンパーのケースに特殊な意匠を発見しまして、それが何なのか?現在確認中です。詳細は後ほど。
VW純正のリアダンパーラペル。勿論GtiはSACHS純正採用です。同じ銘柄でアップグレード出来る安心感がディーラーさんでも取り扱って頂ける要素のひとつですね。WRC(VWR6R-POLO-SACHS装備)常勝!VW純正供給安心のブランド!と、選択の理由は沢山ありますので、先ずは悩んでみて下さい。因みに想定価格は¥98,000-(税別)リリース開始は3ヶ月後の予定です。予約特典は各販売店さんに聞いて下さいね。
さて、ライドテスト。コースはお馴染み、平塚アウトメカニカ>海岸沿い(只今デコボコ工事中)>西湘バイパス(白線多し)>箱根ターンパイクであります。3時間程の試乗でSACHS-performancePLUSの本質、、静かに寄り添う性能を見切るのは不可能なのですが、一応僕もSACHSブランドに携わって20年以上ですから、大きく勘違いする事は、、無いと思ってます。先ずは微速度域、、道路からコンビニ等に入るアプローチ(ダンパーが大きく動く)の衝撃はかなり緩和されております。高速道路&Wレーンチェンジの収束も問題ありません。わざとリアシートに座ってもらったもう一人のテスターに”これ大丈夫ですか?クルマに興味ない奥さんの気持ちで応えて下さい”の問いに「まあ問題ありませんわ、、うふふ。」と40過ぎのおじさん(もう1人のテスター)が答えてました(汗)。ステアレスポンスはほぼノーマル同等に感じました。そして箱根のワインディング、、ポロGtiが一番気持ちよく走れるフィールドですからココは頑張りました。旋回性能、荷重移動のバランスはほぼ100点!でした。この後3,000km程オーナーさんに走って頂いて、最終インプレッションをお伝えしたいと思います。また、今回の1stライドテストの結果は、僕らのパートナーさん8speed.netさんにて近々掲載予定ですので、そちらのチェックも宜しくお願い致します。
滋賀県某所のメトロポリス遺跡
この景色を見て”最終戦争から35年後の新橋駅”と言ってみたら、皆に引かれました。