久々の”ソープ研” VOLVO社の実例。

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先ほど、弊社定例会議の前に、ソープ研メンバー(僕&生井、門橋)に「今年の9月28日にデヴィュー戦決定!」を伝えました。SACHSブログ中、最も難解なソープボックスダービー研究所、略して”ソープ研”の応援を引き続き宜しくお願い致します。我々にとってこのチャレンジは「振動制御の実戦」であり、本来ならエンジン付き車両(クルマ)で何らかのプロジェクトを進行したいのですが、何せ予算がありません。ローコストでダンパー効果を体感、実証できる(&楽しい、、かな?)レースを消去法で選択した結果、慣性でただ下るだけのレース、ソープボックスダービー&ダウンヒルダービーへのチャレンジです。また、ソープボックスダービー日本の理事長への信奉(宣伝?)も兼ね、企業アピールを”たてまえ”に楽しも~!とも思ってます。因みに理事長はBMW/LMP12(勿論SACHSダンパー実装)を駆って見事ルマンウイナーを勝ち取った関谷選手です。
現在ソープ研での決定事項はただ一つ。イタリアSACHS生産の高精度ステアリングダンパー(MOTO用)を1本だけ使って可能な限りホイルを制御する事。ダンパー1本でフロント左右を制御しているFomelBMWの実例がありますから、まあ何とかなるでしょう。写真は2004年にVolvo社が正式発表した”ExtremeGravityCar”というソープボックスマシンです。(オフィシャルPhotoを拝借しました)フロントセクション左右に小さなダンパーが2つ、スタビ小型ホイルのアーム部左右に、何らかのダンパー制御があるように思います。我々は1本制御に拘ってトライしたいと思います。