厳しい月末故、現実逃避と言いたいトコロですが、12月の回収月まで貧乏が続く弊社の現実(笑)を見据え、今月末のお支払を済ませひと段落。で、お題目の”空飛ぶクルマ”。モータージャーナリストのジェームスメイ(キャプテンスロー)曰く「飛行機こそが空飛ぶクルマなのに何故それを受け入れられないのか?」。個人的には半分正解で半分外れ。飛行機は空飛ぶ電車(公共交通機関)で、パーソナルな乗り物(クルマ)ではないと思う。子供の頃に見た真鍋博の絵本でもクルマは飛んでいた、それから50年近く経っても飛ばないクルマって、、と時々思います。で、月末のお支払勘定をしながらクルマが飛ぶ事の優位性をモロモロ考察したら地上を走るクルマの弱点が今更なが解りました(汗)。その最大が環境性能で、基本クルマは道路が無いと走れない。タイヤと共に減る石油由来のアスファルトを整備し続けないと走る事が出来ない。CO2の削減が可能な電気自動車も同じです。一方、飛ぶ方はインフラの整備がほとんど不要で、上画像のF135エンジンを搭載したF35のように垂直離着陸が可能であれば長い滑走路も不要。運用に必要なインフラは新たな乗用航空法律&税収の仕組み(笑)のみ。これって、チャンスですよね?と思ったら日経ビジネス2020/10/20WEB版に”米モルガン・スタンレー社の試算にて2040年までに1兆5,000億ドル(約170兆円)市場になると試算。”日本ではトヨタ自動車はじめ各社が取り組み中。で、今からやるなら電気自動車じゃなく、環境性能に優れた路面摩擦に依存しない(飛ぶ/浮く=物理的なサスペンション不要!)パーソナルモビリティ。と、このような文言を清書して30億くらい資金調達出来ればドイツZF総本山の在るボーデン湖フリードリヒヒスハーフェン(ツェッペリン飛行船/エアバス機体製造)に出向き、対等に話が出来そうな気がします。 ねごとな感じで 日々精進
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INTERSTELLA5555/M4
BMW2021G82M4推進派(巨大グリルが格好いいと思う)の1人として毎度おなじみの妄活(妄想活動)。G82M4に対する自分の脳内イメージが上画像となりました。インターステラー5555(ダフトパンクx松本零士)の世界観に在る新型M4改、INTERSTELLA5555/M4!プロモーション企画書の表紙みたいですがどこにも提出しませんし、出せませんよね(汗)。BMWジャパンのバカボンパパTVCMシリーズ(これでいいのだアメコミ&実撮)の破壊力に追従したつもりで自画自賛!
ココ最近のカーデザイナーさん達の多くはタイヤを描きたがらない。その理由は簡単で、丸を描きたくない(ボディラインと違いカタチを自分で選べない)からですが、今回のINTERSTELLA5555/M4の場合、タイヤを付ける事で性能限界が可視化してしまうから。ゴムの薄皮で空気を包む現在のタイヤでは400km/h巡行は不可能(2020年10月現在)。そーなるとインターステラーの世界観である異次元の超技術と釣り合う訳もなく、とりあえず飛ぶクルマ(笑)の設定に落ち着きました。搭載する動力はインターステラーの世界から見たら古代技術のジェットエンジン。一直線上に吸気>圧縮>燃焼>推進排気が可能な内燃機関を選んだ訳はエンジン屋としてのBMWへの敬意であります。
落書き画像が続きます。ドイツ空軍御用達だったRevi照準器風メインモニタを中心に据えたコクピット全景と、6つ配置したペダル。無意識に描いた絵ずらですが、何となく松本零士デザインをトレースしている感じ。この続きはYouTube-Wernher AG Officialチャンネルにてっ!(嘘です。) 日々精進
SACHS 125JAHRE (創業125周年)
SACHS(ザックス)が今年で125周年でした。タイトルの創業125周年、、正しくはブランドとして存続して125年経ちました。が、正解です。SACHS社がZFに吸収されて以降、社歴もZF基準に改変されました。しかし、ドイツシュバインフルト(ザックスブランドのヘッドクォーター)勤務の皆さんは違うようで「125周年をお祝いしてブランドの歴史を後世に伝えてゆかなくちゃ!」と言う熱意に自分も賛同して上画像を作成。1954年、1955年のメルセデスF1!W196にザックスダンパーとクラッチが搭載されタイトルも獲得。65年前のレースサプライで「ふーん、、過去の栄光じゃね?」って感じだと思いますが、リザルトを残す為に多くのエンジニアが費やした尊い時間(歴史)が現代にもしっかりとつながっています。65年前からF1ダンパー&クラッチを造って売って勝った。今も同じ。年輪のような時間をかけた技術構築こそがSACHS製品の”使いやすさ”を生み出しているように感じます。エルンストザックス(創業者)、ヴィルヘルムザックス(二代目)、ギュンターザックス(三代目)並びドイツシュバインフルトの皆さんっ!125周年おめでとうございます! 日々精進
ダニエルイザイモン タイムレスレーサー
本日の一冊、ジャッキーイクスに捧げる”大人の絵本-タイムレスレーサー”。ステイホームでモヤモヤしている気持ちを切り替える、自分のクルマ好きを取り戻す感じで本棚から抜き出して眺めつつ、再考してみました。作者ダニエルイザイモン、、、この名前に響かない人であっても、ブガッティヴェイロン、トロンレガシーのライトバイク、オブリビオンの丸い殺人兵器、インターステラーの宇宙船、シンガービークルのウイリアムズ4.0搭載のボディーワーク+インテリア&専用BBSホイール+専用MOMOステアリングのデザイナーと言う事で納得ではないでしょうか?デジタルワーク主体にあって、あえて紙の本としてリリース。粋ですね。
時は2027年。あと7年ですね。タイムレスレーサーは時を越え、その時代のテクノリジーに沿ったマシンでレースを続けるらしく、「過去に戻れば蒸気機関もありえるかもしれませんね」とはダニエルイザイモン先生談。
7年先のエンデュランスレーサー。エンジニアが丸一日かかってボディを止める”ネジ”だけを設計製作、、精密CGの話です。
「子どもの頃からクルマが好きだった。日々クルマの絵を描き続けて居た」とダニエルイザイモン先生。自分とほぼ同年代で、幼少期の出発点もほぼ同じ。今更ながら、何で自分はこーゆー人になれなかったのか不思議でなりません(汗)。日々精進
BMW I8 RALLY
少し前に見続けたダカールラリー2020シンドロームが続いてまして、カルロスサインツ駆るX-RIDEディーゼルターボミッドシップBMW-MINIバギーに激しく萌え続けております。砂漠では4WD(マグナシュタイヤーMINI-XC)よりリア駆動バギーの方が有利な場合もあると知り更に興味が出てきました。上画像はもうすぐ生産終了のBMW-i8ストリップにフォトショで細工してみましたの図。リアダンパーを伸ばし、タイヤを前後換装。いつのも妄想ネタです。
結構前のフランクフルトIAAで、何故興味の無いクルマの画像を熱心に撮影したのか?が、今判明。>ブログのネタが切れた時、BMW方面のユーザーさんにアピールする(BMWにも興味もって取り組んでますよ、と)題材でした。昔の自分を褒めてあげたい(笑)。さて、上画像i8のカーボンモノコックボディシェル!このシェル造形を見てサインツの乗ったX-RIDE製MINIバギーを思い出しました。もしかしたらドアの開角も近いかもしれません。
で、i8のボディシェル+ベースフレームをコラージュしつつ、理想のトリムラインを加えるとこんな感じ。至って普通のダカールラリーマシンが完成。現存するBMWのエンジンを積んだRALLY-FIGHTERとほぼ設計思想は同じですが、こちらの方が造型的に説得力あるように思います(自己満足)。
i8画像に戻りまして、こちらがフロントセクション。誰もが知りつつも”i8が四駆(4WD)”と言う事を大きく公言しないのは、FR信奉の強いBMW乗りの方への配慮かもしれませんね。で、画像の通り、残念ながらモーターからドライブシャフトが出て居ますので4WDです。私個人的なラリーマシン構想(妄想)にはもってこいの配置でモーターのアッパーマウント左右からボディ外側スペースが使い放題。ストロークが長く、かつ適切なジオメトリーを組めるサスペンションを新造出来そうです。そーいえば2021年のダカールラリーからオール電気車両の正式エントリーが可能なんですよね。フォルクスワーゲンのIDシリーズは必ずエントリーするでしょうからBMWのi-NEXT-RALLYに今から期待です。 日々精進
エンジン搭載位置と駆動方式
コピー用紙に何かの説明(笑)をしようとしてFRレイアウトをササっと書いて数日放置。さきほど自分で書いたコレを見て、慌ててタイトルを書き加えました。=贅沢の意味=、、相変わらず自分でも意味不明って感じですが、よーく考えて下さい。内燃機関が終了した世界ではFRレイアウトは消滅するかもしれません。エンジンがあったフロント部に電気モーターを置いてハーネスでリアデフを回す<ナシですよね。意識高い系の人であれば、エンジンだけ取っ払って電気モーター電力をクランク軸>ミッション>プロペラシャフト>デフへと考えるでしょうが伝達効率からするとこれもナシだと思います。つまり、純然たるFRレイアウトは内燃機関ありきの設計。燃焼室の爆発動力がコンロッド、クランク、クラッチ、ミッション、プロペラシャフト、デファレンシャル、ドライブシャフトに伝達される醍醐味?感覚か。贅沢だと思いませんか?自分は膝横にミッションを抱え、出来れば前輪に内側にエンジンがあって、その音を聴きながら燃焼室のパワーを想像してプロペラシャフトが回る感覚の中で運転する事に喜びを感じます。欧米のジャーナリストのコラムでもここ最近”プロペラシャフトを持つ優位性とか希少性(有難さ)”が書かれていますが日本ではほとんど見かけませんよね。理由は”書いても理解されない”って事かもと。
動力伝達効率ではFFレイアウトの方が断然上ですので”良い悪い”って話ではなく、FRを運転する贅沢な楽しみは内燃機関中のみ有効ですので、より精度の高いパーツを組んで限られた濃厚な時間を過ごしませんか?と、モロモロ宣伝。で、上画像は調子に乗って殴り書きしたクルマの絵(笑)。ボディ形状と駆動レイアウトを書いたんでしょうね(本人意味を忘れてます)。左の星印はもしかしたら自分の好みかもしれません。基本”操縦する事”が楽しみな自分としてはプラッター(立ち乗り3輪フォークリフト)とかフォークリフトとか、ラジオレスのJB23ジムニーでも十分ドライビングプレジャーなんで、スポーツカーじゃなくてもイイのかも?と、時々思います。ついでなので上画像、上から気になるクルマを少々。上段ミッドシップから、ブラバムBT62!全てが生粋の設計&ブリティッシュハンドメイドが萌えポイント。次点がフォードGT40(現行)で興味ドコロがBT62と全く逆の組成であること。GT40構成パーツ中、半分近くがフォードトラックからの流用らしく、アポロ13の空気清浄機をアリモノ部品で組み立てたアメリカ人の凄さをGT40にも感じました。いうまでも無く宝くじ案件!続いて中段RR、もう911ですね。早く電気になって小さくなって安くなれば嬉しい。こちらも宝くじ案件?最後下段のFR、、、やっぱり86です。密かな贅沢を感じるスポーツカーで日々精進
カッコイイは正義だ
ミニ四駆が再びブームの兆しらしく、勉強の為に一冊買いました。前職でお世話になった八重洲出版さんの雑誌です。表紙のデザインに正義を感じます。
でミニ四駆。第一次ブームは”世代的にスルー”で全く(ブームに)乗らなかった派(私)が今から何か出来る事はないかな?を模索している訳は、各お取引先様トヨタGRガレージ各店にて”ミニ四駆のイベント”を積極的に開催されてまして、そこに乗っかる算段であります。お金で解決する(各高精度パーツを買って速いマシンを組む)方法で、ご参加下さるお子さん達に”ドン引きされる?or羨望の眼差し?”どちらにしてもミニ四駆はフリクションとトラクションを理解する最適なツールである事を今更ながら認識。プラス、デザイン性能ですね。速くて格好いいマシンにZFとか、SACHSとか、WERNHERとかのロゴステッカーを貼って宣伝すれば”じんわり刷り込まれるハズ”というマーケティングを検討中。 日々精進
GO FAST ! GO HOME !
いつになっても始まらないレース、、それがロボレースの現状のようですが開発検証は継続中。5年ほど前にはフォーミュラEの前座レースとして全ラウンドに組み込まれる予定を聞いておりましたが直前に頓挫。パトロンとレース首脳陣がどーっと引いたのが原因と聞いております。大きな要因はレースビジネスにおける採算、残りの諸事情は”開発段階において新たなAIの進化が発生してその使用権限が他の場所(例えばDARPAとか)に強制移管されたから?、、ま私の勝手な想像ですが、レースオーガナイズ影のパトロンが軍事技術産業ならアリな話です。当時のロボレースエンジニアも簡単にレースがスタート出来る、無人でもレースが成立すると確信していたと思います。関係者じゃない私の根拠は”ミサイル誘導技術に転用された鳥の大群がぶつからず方向を変えながら飛び続ける為の指令要素(コマンド)が3つだけ”、三次元じゃないクルマが進む縦横だけの制御ならもっと簡単と考えてました。そもそもレーサー不在、無人機のレースが面白いのか?と言う話ですが、それは人それぞれ、人が居なければモーター”スポーツ”じゃない。と、、そこは私も同感です。イコールコンディションのハードウエア(ワンメイク)で、走り出せば完全自立制御。人間が組んだプログラムが勝敗を別ける争い。代理戦争みたいで味気ない、そして不気味な感じがしますが、無人のレースカーが超高速で駆け抜ける姿にはちょっと感動しますし、その先にある無人機と人間のレースが気になります。機械と人間、どちらがレースで速いのか?これは興行としても絶対正立しますよね。今はSF小説の題材っぽい感じですが、高度に発達したAIが戦うドライバーのスキルを習得して更に速く、より人間に近付く。一方のドライバーは勝つためによりストイックなドライビングマシン化つまり機械に近付く。興味湧いてきましたか?下ムービーは最速樹立までのプロセス。ロボカー無人機がスピンしてコースアウトした映像にちょっと親近感と安堵な感覚を持ちました。私の信奉するデザイナー”ダニエルザイモン先生”の優れたマシン造型とグラフィックが疾走する姿にちょっと感動。機械と人間の関係性が常に良い方向でありますように。 日々精進
スカイラインの杜
日々精進
GPS2019視察、その弐
GPS2019場外展示の日野ラリートラック。2018ダカールラリーを実際に戦ったマシンです。係員のご厚意でコクピットに座らせて頂き感謝感激!しかし、、この質量(大きさと重さ)を背負って15日間8,700kmを走り続けるって、トラックが好きなんですねとしか言いようがありません。因みにZFのサポート車両でもあります。
?な場所にダンパー装備!よーく構造を見るとですね、懸架とは全く別のキャビン専用のダンパーでした。銘柄はメインダンパーと同じく紫色のレイガー。
フロント左セクションのダンパー配置。同じくレイガー製。荒野の匂いが少しだけ残ってました。 いいもの拝見させて頂きありがとうございました。 日々精進