「Germany」カテゴリーアーカイブ

ドイツより戻って参りました。

WERNHER ヴェルナー SACHS ザックスサスペンションえー昨日帰国致しました。4泊6日でシュヴァインフルト(SachsHQ)とケルンPMWExpo視察、、。残念ながら思った以上の成果は無かったんです。悔しい思は置いておいて、これからどうするか?を数日中にまとめて来月渡航する(ご苦労さまー)方々に引き継ぎます。と、言ったような暗いテンションは我々(僕、アネブル松田社長&Dr中野さん)だけでありまして、当のZRE(旧SRE)陣営は大いに飲んで笑って歌っておりました。ここで、、ムカーっ!としても仕方ないのでドイツ人と一緒にMr,Robot(STYX、、なつかしー)を合唱して着た次第でございます。詳細は来週からご報告申し上げますので、86関係、VWR関係、Porsche関係等々暫しお待ち下さい。

Golf24Nürburgring 再び。

24h Nurburgring 2011 VW GTi

昨年、VWゴルフGti誕生35周年を記念してレースに向かった”GOLF24″。このマシンの優勝が無かった為、僕らの優勝キャンペーン(VWモータースポーツオフィシャルサプライヤー、ザックス)も頓挫してしまいました、、。でもでも現VWレース部門と正式契約された唯一のダンパーブランドがSACHS(ザックス)ですから、ココでもう一度フォーカス致します。レース用ダンパーと、乗用ダンパーこれを比べる意味は全くありませんが、同じブランドである事、それ自体が”選択の理由”にはなると思います。VWR(VW Motorsport)オフィシャルパートナー&サプライ(実装備)ブランド”SACHS”!その優位性は是非とも”全国体感試乗会”で体感してみてください。
で、何時か掲載しよう!と思っていたGolf24の画像をfacebookに置きました(facebookに登録されていない方でもご覧いただけます)。StudieGermany所属ドイツのプロカメラマン(StudieGermany所属)が撮影した素晴らしい作品です。一見の価値アリです!是非!http://www.facebook.com/media/set/?set=a.395045180505929.100597.100000013514057&type=3&l=166d67fb9f

Mr,Markus Wittigさんも来日!なーつかしー。

Markus Wittig

実に、、7年ぶりの再会でありました!ラーメン大好きミスターヴィティッヒさんが突如来日!SACHSがまだZFじゃなくてAtecsグループ時代、、つまり品川オフィスの頃で当時のマーケ担当シュウジ(渡部)さんとヴィティッヒさんと僕とで顧客訪問に明け暮れた思い出があります。その時にランチは決まってラーメンでした!、、、当時結構頑張って売ってたのに”もっと売れ!”と言う作戦だったのでしょうか?当時は”無理言う人だなー”が、僕の印象でしたが、今はZFシンガポールオフィスのGM職ですから、余裕な雰囲気でなごやかな(本当は良く解らなかった)会議を終えました。現在の日本の輸入車市場と、近い将来、、数年後のアジア(シンガポール拠点と香港、台湾、韓国)の市場戦略が合致する事をヴィティッヒさんに認識してもらえたので何かいい事あるかもデス。

Mr,BERND GRASSER 再び来日。

BERND GRASSER SACHS WERNHER

全国のグラッサーファンの皆様!おまたせしました再び鉄人ベルンドグラッサーさんが密かに来日しておりました。来日の目的は、、「アジア巡礼の旅の前にちょっと寄ってみた。」と言う感じのようで、皆さんお待ちかねのSACHS PerformancePLUS新製品、、F10だったりPolo6R等の納期は未だご案内できませんっ。

Schweinfurt004(SACHS-Headquarters).

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

WW2の爆撃を奇跡的に逃れたF&S(旧社名、フィツテイルウントザックス)の煙突、、シュヴァインフルトの平和を願うシンボルとして市民に親しまれています。WW2当事の戦略として「機械、部品工場を徹底的に破壊せよ」の下、激しく壊された街にあって煙突だけ残ったそうです。あとは壊滅だった、、。と聞くとですね、同じ敗戦国同士相通じる感情が込み上げてきます。積み上げてきた設備と技術と多くの技術者を失いつつも、戦後間もないWGPで活躍した無敵のW196(直噴直8のレーシングメルセデス)がドイツ国民のプライドと希望だった事を聞くと、SACHS(W196にSACHSダンパー装着)も希望の一端を担っていたん事になりますね。因みにW196の基礎(W25)設計はポルシェ博士だったと思います。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

社屋前景、、じゃなくて玄関の一部です。工場ツアー4回、R&Dセクション視察3回も経験しておりますが社内は全て撮影禁止の為、画像は一切ありません。今回はザックスレースエンジニアリング(SRE)社のファクトリーにも潜り込んでいろいろ見てきましたが全て機密であります。唯一の文字で書けるニュースとして、秋頃から、某ドイツのポルシェチューナーとテストを繰り返しているコイルオーバーサスペンションセット”RS-1”のポルシェ用新製品が来年中に僕らからもリリース出来るかもしれない、、と。997GT3CUPの運用期間があと一年ありますから、僕的には早くーと言った感じで見守っております。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

重厚なドアノブにはシュヴァインフルト(SACHS)の紋章がレリーフにされております。鷹なのか?鷲なのか?と聞いたらAdler(ワシ)と教えてくれました。伝統と意味があるこの紋章が僕は好きです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

エントランスにディスプレイされたSACHS社ヒストリーの一部。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

2代目のウイリーザックス氏画像です。奥様はオペル財団の令嬢。当然後に続く3代目が居るのですが、、SACHSの公式社歴からは抹消されていますが、、何故か?(偶然)自宅の本棚にSACHSの3代目であるギュンターザックス氏が数多く掲載されたビジュアルブックがあるんですよ。この出会いは自分でも怖くなりました。3代目ギュンターザックス氏に関しては次回までのお楽しみでお願いいたします、、凄いですよ!

Schweinfurt003(Stadtgebiet).

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

故郷でもないのに懐かしくて安心する街。ドイツ、シュヴァインフルト1895年にSACHSブランドがスタートした街です。ウィキペディアで「シュバインフルト」と調べると、WW2で最も被弾した街と出ます。狙われたボールベアリング工場は勿論旧Sachs(F&S)なんです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

Sachsの指定宿、メルキューレホテル前に流れる運河とボート。この手のボートとクルーが凄く格好よくてですね、時差で眠れない夜の楽しみ(ぼーっと眺める)であります。本牧付近のダルマ船にも憧れていましたが、自走出来るって事でこっち(ドイツ運河運搬船)に軍配が上がります。で別件、、ドイツ観光に詳しい方に個人的な質問があります!ドイツ運河(確かライン川)で夏季シーズンに開催される”テクノボートでわっしょい(船上でテクノミュージックガンガンかけてビール飲みまくりツアー)”に僕、、DJとして参加したいので、詳細詳しい方はショウジ宛に是非ともご連絡下さいませ!何卒宜しくお願い致します!

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

こちらは旧市街の目抜き通り。この先には教会があります、、ドイツの小さな街は何処も同じレイアウトです。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

街路案内の看板。タイポグラフィ先進国ドイツならではの風格。超格好いいですねー。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

商店街の外れまで歩いてみました。カメラを向けた瞬間、M3のドライバーが綺麗なブリッピング(シフトダウン)音と共に駆け抜けて行きました。シュヴァインフルト製のフットワーク(BMW純正のSachs)は勿論、シュヴァインフルトの街に溶け込んでいました。

Schweinfurt002.(Hbf)

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

今日はドイツのシュヴァインフルト駅をご覧頂きましょう(世界の車窓から風に)。小さな駅舎ですが、この艦橋のような建築様式がドイツ鉄道駅舎の基本形のようです。機能美ですね。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

ご覧下さい!!駅舎を支える支柱のレリーフです。一子伝承!古き良き独逸クラフツマンシップ徒弟制度(マイスター制度)のアイコンです。組み上がった製品を弟子に手渡す親方。”手から手へ”、画像のベアリングに込められた思いは物創りの哲学なのかもしれません(1895年にこの地、シュヴァインフルトでスタートしたSACHS社。そのファーストプロダクツがボールベアリングでした)。

Schweinfurt SACHS シュヴァインフルト

駅構内のショウウインドウに貼られたサイン。グラッサーさん(ZF)に聞いた所「あー、、これはマニアだねー。SACHSが後援している鉄道模型ファンクラブのアレだね。」と。因みにドイツ鉄道DB車両のSACHSダンパー装着率は70%以上です。ドイツのぽっぽ屋もSACHS派です!