WERNHER-SHOJI のすべての投稿

株式会社ヴェルナー代表取締役社長 現在一人で企画、開発、宣伝、販売奮闘中!

休日に撮影した写真を少し

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岡部いさく先生の”クルマが先か、ヒコーキが先か?”と言うコラムが好きでした。”クルマと飛行機のデザインとエンジニアリング転用”と言う観点から、資料見聞を紐解き、時には独特の妄想まじりの解説に、”ふむふむと納得”していました。飛行機を語る岡部先生の嬉しそうな表情は、ホント好きなんだろうな~と思わせます。さて、写真のDUCATIのタンクキャップに注目して下さい。エアロクイップ式フィーラーキャップ。航空機技術転用製品の代名詞。磨き込まれたハンドメイドと思わしきアルミタンクのぼこぼこ感との相性バッチリですね。フェアリング内のオフセットされた左右のメーターと絶妙配置の警告等。いい感じに仕上がったバイクは(クルマも)オーナーの「ひとどなり」が伺えるように思います。マシンは自分の分身ですからね。

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愛用のトランクRimowa(リモワ)を写してみました。波々した外板がユンカース(ドイツの飛行機)みたいで格好いいでしょ。このリモワトランク、質実剛健の国、ドイツ製なんですけど以外にヤワ(メーカーは柔軟性と言っている)で、すぐにヘコみます。大型の方は永年詰め込んで来たので、膨らんで少し容量が増えているかもしれないです。10年前にフランクフルト中央のスーパー”KAUFhOF(カウホフ)”にて購入。当時ですからEuroではなくDM(ドイツマルク)にてお支払いした記憶があります。以来、ずっと旅の伴侶として一緒に戦い続け、幾度となくフライトをこなし無事帰還しています。トランクの傷、ヘコミも旅の良い思い出、、普段は全く気にしませんが、写真をじ~っと見ているとそんな気になってきます。こういった個人的”愛着感”は、クルマのボンネット、フロントバンバーに付いた飛び石傷に通じるものだと思います。僕は未だに”ボンネットの飛び石傷は走り屋=格好いい”だと思ってまして「また旧いね~」と言われそうですが、自分とマシンが共有した軌跡ですから”あばたもえくぼ”です。

 

Porsche Carrera Cup 997GT3R Equipment.

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優れたマシンは優れた部品の集合体である!と、僕は日々言い続けておりまして、今回は997GT3R、カップカーのエクイップメントを並べてみました。大半のマシンに採用されるスチール製ブレーキローターは、カレラカップGB(グレートブリテン)でのレギュレーションに準じたパーツのようです。ドイツのSuperCup出場を目論むエントラーさんには、初めからセラミックコンポジットローターの使用を推奨しているようです。国内戦(CarreraCupJapan)だけにターゲットを絞った場合、コントロール感覚に馴染みのある、使いやすいスチール製ローターがベストの選択なんでしょうね。因みにカップカー997GT3RにはABSが装備されていません。
マフラーエンド部の写真が2枚続きますが、赤いバンバーがニューマシンMY08(420ps)だと思います。マフラー形状だけじゃなく、バンパーの造型も微妙に違ってますね~。続いて前後独立したブレーキライン。マスターシリンダー&リザーブタンクはAP製、ラインブロックは、、あれ?このマーク、、どこのでしたっけ?WQ大佐に聞いて後日報告します。続いてその下の写真がリアーのテンションアジャストを装備したスタビライザー稼動部。センターロックのBBSホイルの裏側はこんな感じです。表ディスクの優雅なデザインとは全く違う表情でしょ、兵器の匂いがしますね、僕は好きです。続いてミシュランのCarreraCupGT3R専用タイヤ(コントロールタイヤ)、サイドウォールのサインを写してみました。
そしてSRE製SACHSダンパー(ショックアブソーバー)の前後マウント写真です。(認証シール付きスプリングはメイン&ヘルパー共にドイツH&R社製)フロントはスチールケースの倒立、リアはアルミケース正立で前後共に減衰調整機能はありません。996時代に比べとてもシンプルなデザインと構造になってます。ダンパーに要求される仕事量が少なくなったって事で、これは997のシャーシ性能が格段に向上した証だと思います。で、皆さん(特にAudiオーナーさん)、この997GT3Rリア側のダンパーデザイン、、と言うか雰囲気?をよ~く観ておいて下さいね。目下、再開発を行っているAudiA4B7Quattro2.0T専用サスペンションセット(旧RSカテゴリーSREJスペック)の基礎パーツがこの997GT3Rリアダンパーですから。勿論Audi専用設計で、内部パーツのみ転用しています。近々、最終テスト製品の写真撮影を予定しておりますので、しばしお待ちくださいませ。

撮影協力 PorscheCarreraCupJapan事務局

Porsche Carrera Cup 2008 1、2戦レポート。

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トラクター(ヘッド)が付いたCarerraCupエクスクルーシブトレーラーの全景です。トランスポーター&トラックファン?の皆様にもSachsBlogを楽しんで頂こうと思い写真を撮りました。SACHSダンパーが装着されていれば何でもカンデモ取り込んでゆく覚悟です。幸い僕らのベース”本牧ふ頭”にはスポーツカーが居ない代わりにメルセデスアクトロス、スカニア、ボルボFH、HINO等が沢山走ってますからね、ネタには困らないんです。ZF-SACHS JAPANのMr,小林さんの許可が下りれば何時でも取材訪問しちゃいます。コマーシャルヴィークル(商業車)用エンジニアリングが意外なカタチでスーパースポーツマシン(FerrariF430等)に転用されている事を僕は知ってますから、見逃す訳にはゆきません。今後はしっかりトラック&ヘッド(SACHSダンパー装着車両)もフォーカスして行きたいので閲覧メンバーの皆様にも、新たな情報提供を宜しくお願い致します!※希望はメルセデスアクトロスのデコトラオーナー(個人事業者)>これはドイツZF-SACHSスタッフからの強い要望です!皆さん頼みます。

さて本題のCarerraCup。昨日、カレラカップのサービストレーラーに詰まれた機材(997GT3R用パーツ)、おおよその総額¥80,000万也(吉永さん談)とまで書きましたので、その続きです。
先ず、今シーズンよりCarreraCupのロゴマークが変更されております。これに伴って僕らのサービスカー”ニュルブルクリンクRS-1号(レジアスエース)”に貼ってあるCarreraCupロゴも変更します。(AG小林さん作業頼みます!)そしてCarreraCupロゴの下、アライアンスメンバー企業がズラリと並ぶ中、ZF-SACHSもちゃんと入ってますね。今回は更にその下、左端のCOXロゴに注目してみましょう。(大丈夫かな?)
VW、Audiのチューニング派オーナーさんだったら誰でも知っている信頼のブランドCOX!VW、Audiのチューニングメーカーとして事業展開をしつつVWRacing、GtiCupの運営、そしてCarreraCupJapanの受託運営もCOXさんの仕事です。って、意外と知られてないんですね。それもそのはず、運営に関する宣伝は一切行ってません。じゃあこのステッカーは何?って事ですが、、ご愛嬌なのか?これから始まりますよ~!のアイコンなのか僕にはまだ言えません。ただ1つ言えるのは、昨今のPorscheAGにおけるVWAG完全買収をJファクトリーの横塚社長より喜んでいるのはCOXの渦尻CEOでしょう。これは僕らにとっても嬉しいハナシで、PORSCHE用SACHS(RS-1)の製品において整合性が取れた展開が可能となりました!僕らもいよいよスタートします。RS-1Porsche用第1段ケイマン、スタンバイ中。
すいません、話しは戻ります。トレーラーに積まれた約¥8千万のリペアパーツですが、「ボディシェル以外は、ほぼ全部揃うんだよ」技術主任”吉永さん”が教えてくれました。ぎっしり詰まったパーツ群からフロントスポイラーを下ろすところを写真に撮りました。パーツが下ろされた、、と言う事は、、、190-1

「このクルマは曲がれないよ、、」グリップを失った997GT3カップカーの挙動を予想したのは、カメラを構える僕の横に”ちょこん”と座った男の子でした。彼が「曲がれない、、」と、言葉にしたのとほぼ同時にクルマがスリップ。モータースポーツファンなご両親に連れられた小学生(低学年だと思う)が、コーナーアプローチに失敗したクルマの挙動と、その後の軌道を的中させたんです。「よく観てるよな~、君は凄い!将来はプロかもね、、いやいや偉いのはここ鈴鹿サーキットに頻繁に通って頂いているご両親だ、、こんな素敵な家族がある限り、日本のモータースポーツはまだ大丈夫!」なんて思いました。そんな将来有望の僕ちゃんに負けない位の人材が昨日のレース(カレラカップ第1戦)ウイナー!名前は、、都筑晶裕選手?だったと思います。何せ、初レースで見事優勝&カレラカップファステストラップ更新!初めてのレースマシンが997GT3Rカップカーつーのも凄いんですけど、タイムの秘訣がプレイステーションでの徹底的な走りこみ(シュミレーション)が今回の結果だったようです。今回のCarreraCup観戦はいろいろと勉強になりました。

撮影協力 PorscheCarerraCupJapan事務局

Porsche Carrera Cup 2008 1、2戦レポート。(予告編)

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しょっぱなからハードな戦いでした。ラウンド1&2鈴鹿サーキット!4月26、27日の2日間で2レースを展開。今シーズンから06、07年モデルに比べ出力が20psUPされた08年ニューマシン(MY08)が投入されているらしく、概観はほとんど同じ(マフラー形状が少し違います)ですが、”音”が違いました。エキゾーストサウンドが明らかに違うマシンがニューマシン”MY08”だと思います。そして今シーズンもカレラカップ997GT3R全車両にSRE-SACHSダンパーが標準装備されております。※各イヤーモデルでのダンパーの相違点はありません、、が、ヘルパーレートが少し違うかもしれません。さて、僕はと言えば最終コーナー(下りながらの右カーブ)開けで115mmの大型レンズ付きカメラを構えておりまして、クルマにレンズを向けている時は問題ないのですが、PITウォーク等キャンギャルに群がるカメラオジサン達にもすんなり馴染んでしまってます。もはや後戻りは出来ないので、次回からはお姉さん達をバシバシ撮りますよ!(うそ)

撮影協力 PorscheCarerraCupJapan事務局

4月の”ソープ研”、課外授業に出かけました。

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本牧戦線Blog(命名 松延秀夫氏)中、最も難解なカテゴリー”ソープ研”。それはSACHSにおける振動制御ミニマムフリクションbutマキシマムトラクションを実戦する研究員(生井信久&門橋ヨシユキ&僕&新入り熊崎圭輔さん)の活動をお届けするログであります。前回のご報告通り、大幅に方向転換(予算の都合上)してソープボックスダービーにチャレンジ途中ですので、引き続き皆様からの熱いご声援を宜しくお願い致します!予算がう~んと軽くなった事で、気分もとっても楽です。先ずはレースを楽しむ事!大事な事を忘れる所でした。数年前に過熱したメーカーR&D系の1台に数億かけたソープボックスマシン(LOTUS、BENTLEY、VOLVO、PORSCHE、etc)それはそれで素晴らしいと思いますが、そんな予算たっぷりのR&Dチームからも疑問が出てきているのも事実です。今日の午前中、研究員の熊崎さんから「TeamBentleyも方向転換のようですっ!」と、メール連絡してくれました。チーム名は”BentleyGreenpowerTeam”新体制は僕らと同じリサイクル&エコロジーのようで、ニューマシンのパーツ構成を見てもミシュランの自転車用20インチタイヤ、ブレーキはMTB用の市販品アヴィドのローター&キャリパーでしたから、、ローコストでもう一度参戦の意義を考える!と、言った感じだと思います。因みにチームの運営はBENTLE ACADEMY!(ベントリー学院、、入学したいですね)僕らもソープ研からソープ学院に組織名変更かな?、、余計に怪しまれそうです。

さて、チーム員の息抜きと言いますか、課外授業に出かけてきました。(ただ僕が見たかっただけです)目的はJAXAの超超高速風洞見学。ソープ研とは、、あまり関係はないんですが、イイ物が沢山観れました。音速を、大気圏を越えるためのプロセスとツールの一片を垣間見れた事は僕にとって貴重な体験でした。
撮影協力 独立行政法人宇宙航空研究開発機構

Audi池袋さんに訪問。その目的は、、、クルマの購入だったりします。

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先週中盤にAudi池袋さんに訪問させて頂きました。正規Audiディーラーさんなのに僕らの(チューニング用)SACHS製品を積極的に取り扱って頂いております。その訳はまあウルトラCとでも言いましょうか?Audi池袋の首脳、Mr,M氏の采配によるところだと思います。(森さんに感謝です)さて、今何故Audi池袋なのか?と言いますと、、

1、PorscheAG(グループ筆頭株主)によるコントロールのデモンストレーションが全国から抜粋(選りすぐり)されたディーラーで開始予定。Audi池袋さんも選ばれた。我々もメーカーAudiAGとインポーターAudiJapanの動向が知りたい。訪問当日、AudiAGの人間と思わしきドイツ人がチェックシートを片手にうろうろしていました。
2、Audi池袋さんの母体企業が新しいAudiと、周辺ブランドのリリース展開を考えているので、チョット打ち合わせ。
3、秘蔵のAudi用SRE製ダンパーを販売するに辺り、クルマの購入ともろもろ相談。
4、上記全ての検案とPorscheCarerraCupをフォーカス(今後のBlogご参照下さい)する事により、秘蔵のAudi用SRE製ダンパーの整合性をアピールしたい。その前にRS-1のAudi8jTT用もどうなっているのかご説明したい。

こんな感じの複合要因がぎゅ~っと詰まった、魅惑のAudiディーラーさんだからです。森さん始めスタッフの皆さんっ、今後とも宜しくお願い致します。
撮影協力 Audi池袋 

ZFのトルクベクトリングシステム Google検索用Log

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本牧戦線SachsBlog、最近のアクセス解析を観ると”う~ん、?”と、うなっちゃう検索ワードが相変わらず出てきてます。きっかけは何であれ、ご覧になって頂ける事が目的ですから、僕は嬉しいです。さて、トルクベクトリングシステム。以前に社内でナンダナンダ??って騒いだ覚えがあります。imp編集部の熊崎さんに聞いて、Studie仙台の熊谷さんに聞いて、最終的に手持ちのいZFAG社内報に出ていた製品が”それ”でした。で、ご忠告!ちゃんとした技術概要は他サイト(エンジニアリング又は自動車メーカーBMW、Audi等)や、専門誌(以前にGTRマガジン編集部増渕さんの義父さん、、と言うかニナちゃんのお父様、木村好宏先生が何処かの専門誌で詳しく記載されておりました。情報の精度と信頼性の面からもそちらを)ご参照下さいませ。そんな感じなので、この本牧戦線SachsBlogでご紹介出来るトルクベクトリングシステム製品概要はかなり偏ったモノになります。
では早速ご説明!トルクベクトリングシステムの正式名称(製造元の商品名)”Vecter Drive rear axle drive(ヴェクタードライヴリアアクスルドライヴ)”だそうです。トルクベクトリングシステムと言う名前は搭載する自動車メーカーが何らかのパテントを得て使用している名前なんでしょうか?搭載メーカー名称(VW、Audi)のDSG>製造メーカー名称(ZF SACHS)のAGSみたいな事でしょう。図解の中心部にコアベベルギア、左右の外側にプレネタリートランスミッションを搭載、そしてそのまた外側に多板クラッチディスク>ディスクハウジング前部(画像下側)に搭載された電子サーボモーターでディスクの圧着制御(トルク伝達コントロール)、最終ドライブシャフトに伝達。制御系統はパワープラント全体とESPとアクティブステアリングにも介在する。と思われます。僕が書けるのはこれまでです!振動制御専門Blogに、パワーデヴァイスの話しは出来ません。ただ会社が同系列ですからね、ZF=伝達技術、SACHS=振動制御と伝達技術。僕は20年来SACHS派なのでグループ企業が解散しようが合併しようが、SACHSと言うブランドを応援し続けて行きます。

奇跡のようなプロダクツSRE製、RS-1。奇跡の訳は、、

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4月19日のログにてSRE社のRS-1は”存在自体が奇跡のような製品”と、書きました。その後社内にて「どういう意味なのかな?」と、質問を受ける事も無かったのですが、実際ご購入を考えている方、また既に装着頂いている多くのRS-1オーナーさんにはぜひ聞いて欲しいので追記します。RS-1の製作元、SACHS RACE ENGNEERING GmbH(ザックスレースエンジニアリング有限会社)は母体企業であるZF SACHS AG(ゼットエフザックス株式会社)の100%子会社です。ユーロ圏最大手のフットワーク開発プラントを持つZF SACHS社のR&D(研究開発)を担い、一方ではプロフェッショナルコンペティションの製品開発&供給を行っている、とっても秘密が多い会社で、、常に影の存在として動いて(本人達は至って普通ですが)いるように思えます。SRE社のタスクプライオリティ、1 ZF SACHSのR&D、2 プロチーム、チューナーへの製品(部品)供給、3 手が空いたらアフターマーケット製品(僕らの取り扱い製品)の開発、供給。これはSREスタッフから直接聞いた話しですから間違いありません。レース部門なのに乗用車の研究開発が最優先されている所がZF SACHSと言う企業の強みで、R&Dの設備とデータを共有する事でオートバイ、乗用車からF1まで幅広く製品を用意出来る世界唯一の仕事が最優先されます。次のプロチーム、チューナーへの供給がSREとして本業とアピールしているタスク。ココまでの仕事でSRE社エンジニアさん達の仕事が手一杯でしょう、、(こう考えるのは僕だけではなく、ドイツSRE社に数回訪問している事情通、Studie鈴木CEOも自らのBlog中、「SREのRS-1、唯一の問題点は生産性とプロダクツの継続かも、、」と書かれていたと思います。)RS-1以前の製品、SREアイバッハコラボモデル(倒立サスペンションセット、僕も使っています)RSシリーズ(R53Miniで大好評でした)、そしてPerformanceSet(固定式パフォーマンスセット)これら全ての製品はR&Dとチューナー供給による副産物です。その性能はご使用頂いているオーナーさんが1番ご存知だと思いますのでここでのコメントは控えます。では副産物ではないRS-1は何?と言う事ですが、企画>テスト&開発>製品リリースまでを一貫してSRE社が行っている事、しかもナンバープレートが付いたクルマ用の製品としてはSRE社創立以来、全く初めての製品。多忙な開発、供給の中、構想5年(ホントです)開発は“ずーっと”です。手が空いたらの仕事と書きましたが、片手間仕事ではなく、自分達の納得行くまで完成させない、と言うか彼らはSRE社、ZF SACHSの看板上、太鼓判製品しか出せないんです、、、長くなっちゃいましたが、“奇跡のような製品”の意味が少しでもご理解頂けたでしょうか?

※追記4/25
奇跡のようなプロダクツを現在まで引っ張ってきたRS-1開発主任、マークスラインワウト(数回このBlogに掲載しています)氏が今月一杯でSRE社を退社。来月から母体企業ZF SACHSのR&Dに移籍が決定しました。これからリリースされるメルセデスとフェラーリのスーパースポーツマシン(共に車名すら未定)のダンパーは彼の設計によるものが装備されます。RS-1を創った男はそれくらいの技量を持つエンジニアです。まだ僕らにはマークスの後任案内は来ておりませんが、決定次第必ず顔出しでご紹介致します。

PhotoShop 二瓶

Porsche Carrera Cup 2008 Racecalender

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08年4月26~27日 1st/2nd 鈴鹿サーキット SuperTaikyu Serise

08年5月24~25日 3rd    岡山国際サーキット Okayama Challenge Cup

08年6月28~29日 4th/5th 富士スピードウエイ  The Onemake Race Festival

08年7月26~27日 6th/7th スポーツランドSUGO Super GT Series

08年9月6~7日   8th/9th 岡山国際サーキット SuperTaikyu Serise

08年10月10~12日 FINAL 富士スピードウエイ Formula1 Japanese GP

Porsche Carrera Cup 2008 キャラバンのスタートは明日夜明け前です。

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PorscheCarerraCup2008、いよいよ今週末からラウンド開始です。Carreraパイロット(エントラーの皆さん)は3月末に富士で開催された公式合同テストを無事終え、週末、開幕戦の鈴鹿サーキットに備えている事でしょう。因みに、富士スピードウエイ公式合同テストでの最速ラップは1分44秒台(#88高木選手)と、ご自分のマシンで富士を走られている方ならCarreraCupのレヴェルも想像出来ると思います。世界基準でヴァイスアッハが組み上げたCup専用マシン”997GT3CUP”。CarerraCupがワンメイクレース最高峰とうたわれる理由は、叩き出されるリザルトの他、全世界イコールコンディションの徹底した管理が行われている所だと思います。だからつまらない、、そんなご意見もあるかもしれませんが、チームとパイロットにとって、世界共通のコンディションの中勝ち取ったリザルトは、それは世界で通用する証ですから、富士でタイムが出せたのであれば、同じ997GT3CUPを駆ればドイツオッシャーズレーベンでも、イギリスブラズハッチでもその可能性がある。と言う事が言えます。PorscheCarerraCupがハイレヴェルなレースと言いきれる所は”世界基準、世界標準”だからじゃないでしょうか?ハイレヴェルなレースにはハイグレードの、、と言うか世界基準に見合った製品が、997GT3CUPには組み込まれておりまして、ダンパーは今シーズンも勿論SRE-SACHS製です。SACHSはヴァイスアッハ指定ブランドですから。勿論、僕らSACHSだけでなく、このPorscheCarerraCupをサポートするブランド、企業も超一流が名前を連ねており、ここでご紹介させて頂きます。全ラウンドスケジュールは後ほどとして、、先ずは今週末の鈴鹿サーキット!何とか都合を付けて向かう予定です。レポートは後ほど。

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撮影協力 PORSCHE CARRERA CUP JAPAN.