新春早々、株式会社ハンズトレーディングのインポートデビジョン本店銀座こと株式会社ハンズインターナショナルから招集命令。「ダニエル来日故、顧客視察の同行命令」と。SACHSブランドは自分のライフワークなので「はいー」と引き受け、そば屋にて昼食。ダニエル(ダニエルベッカー、ドイツZFレースエンジニアリング社セールスマネージャー)曰く。「日本食はドイツでもブームで”お箸”は皆使えるよ。」と。ドイツマルク時代から通っていた国の変化を身をもって体感。ごちそうさまでした。
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BMW F2X,3X用パフォーマンスコイルーバー販売開始。
待望のBMW新製品!販売開始です。待っていて下さった各オーナー様に感謝!パフォーマンスコイルオーバーの次世代性能を楽しんで下さい。プロトタイプのテストを経て、いよいよ実製品版!が入荷致しました。プロトタイプのテストを請け負って下さったサンライズ池袋さんが早速”大量のお買い上げ”で一安心。今回もありがとうございます!M135+RS-1ユーザーさんにも宜しくお伝え下さいね。あ!、、実製品近々乗らせて下さいっ。
画像はプロトタイプですが、実製品版との大きな変更点はありませんが「スプリングが変わっている」とサンライズ池袋の福田さんからご連絡頂いたので、後ほど再測定してみたいと思ってます。どう変わったのかは、、若干プロトタイプスプリングより車高が下がる、、。との事でした(未計測)。更に、プロトタイプより”硬さを感じた”との事ですが、減衰のセットアップに変更はありません。ドイツ国内の過酷なテストの末、短期間で適度なアタリが出たと推測します。
ダンパーの減衰レートとアジャストレンジグラフです。左がフロント、右がリアーです。速度単位は規定により表示できませんので、減衰の調整幅がご覧の通りワイドレンジです!と言うようにご覧頂ければ、、と思います。実測定して”!”と思った事は、従来のBMW用製品に比べ縮み側(BUMP)のレートが高い事。何故なのかは勿論、車体の要求、つまりBMW純正がそうだからです。BMWモータースポーツ社オフィシャルパートナーであるZF(SACHS)レースエンジニアリング社が余計なセットアップをするわけがありません。”主張をしない静かな性能。”ユーザーにとって一番有りがたい性能ですが、故に販売が難しい。と言われる理由ですね。そもそも昨今のドイツ車において、サスペンションを変えて激変!なんて製品は疑った方がいい。と個人的に思います。永年パートナーシップ&サポートをして頂いているミシュランジャパンの橋本さんから聞いた話で「今の時代(の最先端マシン用製品)、インプレッションを語れる製品なんて、実は大したモノじゃないんだ。乗って何も無かった。これがミシュランの考える究極の性能。」と。変える事で変わった事を感じさせない性能、、ここがミシュランパイロットシリーズとザックスパフォーマンスの共通点かもしれません。勿論相性はバッチリですね。
■No-000300 税別定価¥370,000- 適合>主に4cylエンジン搭載車向け 推奨車高調整範囲-5~35mm
スプリングレート F38.00n/mm(Leng230mm>1G=130mm) R98.00n/mm(Leng255mm>1G=175mm) TÜV Rheinland認証
■No-000441 税別定価¥370,000- 適合>主に6cylエンジン搭載車向け 推奨車高調整範囲-5~35mm
スプリングレート F50.00n/mm(Leng225mm>1G=125mm) R123.00n/mm(Leng260mm>1G=180mm) TÜV Rheinland認証
で、毎回SachsBLOGをご覧頂いている皆様の中で、今回リリースさせて頂いたBMW F2X,3X用パフォーマンスコイルーバーの詳細をご希望の方々に配布致します。ご希望御座いましたらメールにてお申し付け下さいます様、お願い申し上げます。
RS-1が装着された86の兄弟車両。
兄弟車両、、ちょっと言い過ぎました。正確にはサスペンションセッター(セットアップエンジニア)が同一人物です。2気筒800ccディーゼルターボ&モーターを搭載したVWのXL1を大幅にモディファイしたマシンがXL-SPORTです。エンジンはドウカティのスーパースポーツのツインエンジンを搭載。
サスペンションレイアウトです。XL1と大きな変更はないと思います。フロントストラット、リアーはダカールマシン仕立てのロングストローク!
久々のSACHSダンパー純正装着車両情報でした。
装備の確認とゴミ出し。
お正月のゴミ出しついでにエンジン始動。マグネシウムパーツを贅沢に装備したTTレーサー由来のXT500。セルモーターなし。バッテリーもおろしたので軽く押せます。つまり走るとヒラヒラ感がたまらなく気持ちいいです。
2015ZF最前線。
015年!ZF100周年!SACHSブランドは120周年!と、言う事でSACHSユーザーの皆様には良い年になるはずです。どうぞ宜しくお願い申し上げます!ドイツ本国では、、お祭り状態かもしれませんね。20年前の僕らも、、ザックスブランド100周年!と叫んで散々乱売(ゴメンなさい)した覚えがあります。乱売、、20年前には成立したマーケティングでしたが、このご時世、これは繰り返してはならない、、ですね。ZFのカレンダーから。ハイブリッドユニット専用ミッション(電磁式変速機?)とドライカーボンナックルアームとダンパーシェル。そしてコーティング並列シートスプリング(詳細不明)。時代はここまで来ています。
少林山達磨。
今年も宜しくお願い申し上げます。
X`aCARさんの広告。
ザッカー86&BRZマガジン006号の弊社+アルマジャパン+ドライビジョン合体広告です。
某日、ドイツZFレースエンジニアリング社とプチ会議。
ザックスパフォーマンスコイルオーバーの新製品、BMWのF2XF3X用の販売促進資料、、こんなに一生懸命作ったって売れる?売れない?にはあまり関係ないみたいですね。さて、どうしましょうかね?と考えた末”これからはムービーじゃね?”的にモロモロ準備します。全ての情報は同じスピードで販売店さんとユーザーさんが共有できれば少しは違う動きになる、、。と期待してます。で、ささっと埼玉事務所を切り上げて集合場所の銀座方面へ。
初対面のミスターM氏(匿名希望)。現在80名近いドイツZFレースエンジニアリング社の半数はZFの研究開発セクションにて車両開発(市販車のサスペンション開発)そこから半数のエンジニアがF1とWRCへ駆り出され、、(製品、パフォーマンスコイルオーバーは多忙な彼らエンジニアが時間を見つけテスト>セット>組み上げてます。)残った4名でセールスチームが結成されたようです。ミスターM氏はそのセールスチームのトップマネージャーでありまして、スズキGSX100刀をこよなく愛するスキモノでした。これで一安心!でクルマは何?と聞いたら、、これはたスズキの、、キザシでした。マニアなのかもしれませんね。因みに4名のチームで全世界をカバーするんですって。、、まさにファンタスティックフォー(男3、M隊長、ダニエル、色男カッツェンベルガーと超美熟女1ガブリエル様の構成で、、いいんじゃないでしょうか!)
こちらは毎度お馴染み弊社担当セールス、ダニエルベッカーさん。最近ラブラブらしいので、長期出張は辛いと、、。来月にまた来日なのでもろもろ宜しくお願いします。
来日したご両名に自作のフライヤーを見てもらったら、、ああ。とか、ふぅーん。とか、そういった感じでした。日本は大変だね。とも言われました。で、ドイツ人2名に代わり、私からお願い!2年間程停滞していたドイツ車用パフォーマンスコイルオーバーがようやく動き出します!製品の外観は同じでも中身は第二世代に突入しました!BMWモータースポーツチームDTMオフィシャルサプライパートナーシップメントのSACHSブランド!選ばない理由はナシ!と私は思います!どうか宜しくお願い申しあげます!来年は5車種ほど追加できそうです!!!!(詳細は後ほど)帰り際に渡されたファイルと鍵。秘密が沢山でした。こちらの情報も後ほど!来年はZF100周年!SACHSブランドは120周年!!SACHSユーザーさんにとって良い年に出来る様、これからまた一仕事です!
Porsche Sport 2014
某日、ネッツトヨタ静浜イベント視察。
PORSCHEやBMWやAMGでは普通の感覚(現代のスポーツカーは、速く安全に走れる事は勿論、快適性を犠牲にしないで動体パフォーマンスを実証できている事)なのですが、国産車、、86オーナーさんにはナカナカ伝わりません、、、。そりゃそうですよね。体感していない事は考えられないでしょう。私が説明してもピン!と来ないのも無理ないと思います。そこで、、掛け声を改めました”新世代”と。、、でもやはり、乗ってもらうのが一番だと思いますので来期も試乗会を続けます。
で、ネッツトヨタ静浜株式会社サンストリート浜北店ASK鈴木店長様から事前に教えて頂いた”TOYOTA純正SACHSダンパー装着の86がコチラです。先ずは86オーナーさんに感謝!ありがとうございます!私達の取り扱い製品ではないのですが、これはとても嬉しい事であります。そもそもこのTOYOTA純正オプション用SACHSダンパーの企画がなかったら、私達のドイツZFレースエンジニアリング社製SACHSパフォーマンスコイルオーバーも製品化されなかったでしょう。もし、私がプライベートで86を乗るなら2つのフットワークチューニング選択があり、1つは当然現在プロモーション中のザックスパフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整)組み合わせるタイヤは現在のミシュランPS3とPSS。残る1つがTOYOTA純正オプションのSACHS純正形状ショックアブソーバー。セットタイヤはミシュランプライマシー3かPS3。実は未だSACHS純正形状ショックアブソーバーに乗った事はないのですが20年以上、、自分の人生と共に扱ってきたブランドですから全幅の信頼を置いてます。減衰レートは至ってシンプルで以前にBMWに少し似ています。SACHSの定説通り、伸び側のレートが高く。縮み側は穏やかな曲線を描いておりました。アドバイスとして、86ファクトリーチューン開発スタッフ皆さんの言う通り、車高をあまり下げすぎないで、サスストロークを有効活用する事でパフォーマンスを発揮するショックアブソーバーです。故、成瀬マイスターの置き土産である純正86用SACHS。ドンドン踏んでも安全で快適です。
そして、あのアニョキングとも2015年構想をちょっとだけ打ち合わせさせて頂きました。制御はドライバーにアリ。当たり前ですが、性能をスポイルするパーツが装着されれば、そーも行きませんよ。安全に快適に。来年は基本的な事から始めますかね?