永年自分が取り組んできたドイツ-シュヴァインフルトのSACHS(ザックス)。皆さん既にご存知の通り、ZFフリードリッヒヒスハーフェンに買収され、今は単なるブランド名でその存在は空前の灯。自分と自分の会社の為に、一つの区切りをつけるべく、自分が関わったSACHSブランドの回顧録を記しつつ、製品を今一度再認識して頂ければ嬉しいです。SACHSインサイド-序章>上画像は永年自分の手元にあるドイツSACHSのオフィシャル画像”ザックスファミリー”。撮影時期は推定1900年。オペル?のステアリングを握る人物が創業者-1stザックス(エルンストザックス)。その隣の子供が二代目-2ndザックス(1896年生まれなので+4年が推定撮影年代)。2ndザックスの隣、助手席の人物がカールフィッツテイルで当時の共同経営者、当時の会社名はF&S(F-フィッツテイル&S-ザックス)。既に自転車部品で大成功した両2名による本格的な快進撃が始まる瞬間の写真に思う。さて、上集合写真を見て”えっ!”と気が付いた方は鋭い。自分も直ぐに気が付いて写真を渡してくれたドイツ人に突っ込みましたが当人も知らなかった。撮影当時、まさか120年以上の未来でこの写真が話題になるなんて。もしかしたら”謎解き”を残したのか?
問題部分の拡大。撮影場所-ドイツシュバインフルト。撮影年代1900年(プラマイ1年)。フィッツテイルウントザックス(F&S)オフィシャルのファミリー画像。このガスマスク、もしくはパイロット用酸素マスクの謎の男。稀代のエンジニアを影で支えた人物なのか?顔を隠す訳は?実はタイムトラベラーの未来人だったりして。もしかしてそれは自分かもしれない(テネット-SF映画の見過ぎで笑)?ま、自分(ヴェルナーのしょうじ)ではないと思いますが、未来人によるオーバーテクノロジーを当時に発生させたと考えた方がモロモロ納得できる事が多いSACHSの発明した数々の製品。今思えば、(SACHS製品は)いろんな意味で早やすぎたように思う。でもコレこそが疾走感を伴った超カッコいい(個人的見解)SACHSの神髄。続く。 日々精進