今年1年間、世界最高峰のワンメイクレース”PorscheCarreraCupJapan”をほぼ全戦に渡り、じっくり観戦して参りました。先ずは関係各位に心より感謝申し上げます。僕個人的なハナシでは、Porscheは”常に先に有る、目指すべきもろもろの集合体”って感覚が、小学校に入る前から備わってました。往年のスーパーカーブーム以前で、身内にPorsche所有者が居た訳でもなく、何故Porscheに反応したのかは解かりませんが、今も目指すべき集合体である事に変わりはありません。細部~対極的なエンジニアリングとデザイン。質感とファンクション。そのものの有り方と存在感。ドイツ的でありながら世界標準。コトバにするときりが無いですね、、僕の”常に先に有る”Porsche感覚はこんな感じです。最近日産GTRと比較されているようですが、装備される部品(Hella、Getrag、Bilstein、etc)を考えると、そのサプライヤーエンジニアリングを共に育んだパートナーは、、ああPorscheだったね。って事で対日産GTRにおいても、未だPorsche優勢、、常に先に有る存在。と、個人的に思っています。一方、僕らのビジネスでは、PorscheCarreraCupJapanにおけるSACHS(ザックス)ダンパーの優位性を引き続きアピールしつつ、製品、Cayman用RS-1の販売をじわじわと進行したいと思います。またZFSACS総本山でも、引き続き次期乗用PorscheへのダンパーOEMに向け強力な営業活動が続いているようなので、相対的な可能性が広がればいいな~と、思っています。
乗用997と、ヴァイスアッハ製997の相違点の1つ、フロントナックルアーム。ストラットサスペンションにおける応力剛性を飛躍的に向上させたクリップ式マウントですね、、乗用997との違いは、、あれ?どこが違うんだっけ?SREジャパン(アネブル)の蘇部さん曰く、「乗用の997にはヴァイスアッハ指定部品(SRE製)Cup&SuperCup用ダンパーは装着出来ませんよ、ナックル変えなくちゃ付きません」と教えてもらいましたが、相違点までは、、あはは。今の所(当分の間)997を手にするような事はマズないはずなので問題ないのですが、どうせ乗るならSREのダンパーが付く997がやっぱり欲しい!理想を言えば、、(妄想とも言う)カレラカップジャパンさん経由、PJさん正式発注(ディーラー車ね)。モデルは997SportCup(5ホールホイルのSREダンパー付き)引き取りは自らシュトウトガルトに出向き、、ポルシェの夢は果てしなく。
絶対に負けられない孤高のマシン。(と、言い続けているのは僕だけ?)毎回ゲストプロドライバーを迎え、CarreraCupの戦いにスパイスを加えるマシンがこのVIPカーです。所属エントリーはポルシェジャパンさん、ワークスマシンですね。これが格好よいんですよ、、何か凄みがあるでしょ。
ABSナシ、トラクションコントロールナシ。大雨のCarreraCup。最悪のコンディションの中、観戦している僕らにもパイロット(ドライバー)の緊張感が伝わって来ました。一見華やで、イージーに見えるCarreraCupですが、その本当の姿は”覚悟が要る真のアスリートスポーツである”事が解かりました。この大雨の中で乗るか?と、誘われても僕は絶対に断ります。
アレクサンダーポルシェ先生(PorscheDesign)の秀作を、タフに使いこなしてます。クルマじゃあないのが残念ですが”機能が造型を創造する”の言葉通り、この時計、どんな状況下でも視認性抜群です。数年前に本郷、東大赤門前の骨董屋さんにて購入しました。内蔵されるムーブメントはレマニア5100と言う普通のクロノグラフですが、外側(文字盤、ケース&塗装、紫偏光レンズ)の装備が気に入ってます。NATOBund(軍支給品)と言う事も僕にとっては大事な事です。(単にマニアだからかな、、)ハナシは飛んで、最近、、”何となく解かってきた”事があります。今はまだ上手く説明出来ませんが、精密金属加工工業製品を突き詰めてゆくと、無性に山や森、海といった自然のモノに興味が湧いてきます。事実、僕の机の前には997Cupカーのミニチュアとマッターホルン(今1番の憧れ!)の写真を飾ってありまして、この答えが、ちゃんと説明出来るようになれば、今クルマが直面している様々な危機(ECO問題とか、クルマ興味離れとか)に巻き込まれない(回避は出来ないので、、)で済むんじゃないかな?何て、漠然と思ってます。※ここまで書いて、、多分のハナシですが、毎回読んで頂いている”秦野COXの渦尻CEO”は「ショウジ君、ようやく気が付いたのかい?」と言われている気がします。答えはですね、オーストリア某所、四方を山々に囲まれたツエルアムゼーにあると思われます。