皇帝の魂を引き継ぐ場所。ドルトさん訪問。

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新社屋になってから初めての訪問でした。閉店直前にも関らず、もろもろ打ち合わせさせて頂き感謝しております。新ショウルームにはご覧の通りのミハエルシューマッハのスーツ(奥にはコレクション数点)が展示されています。ドルト吉田社長のシューマッハへの思いが無言の内にも伝わってくるようです。F1引退後に即DTM復帰と想像していた僕としても、今後のシューマッハの動向が気になります。シューマッハは「フェラーリのF1チーム”スクーデリア”へのSACHSダンパー供給の立役者」と以前にSACHS社で聞いたことがあります。ドルト吉田社長のSACHSダンパー普及活動は、皇帝シューマッハの意思を継ぐものだと思いました。

AudiA4/B7、RSダンパーテスト、ほぼ完了。

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本牧戦線SachsBlogにおけるアクセス解析の精度上げて3週間が経ちました。検索文字中”AudiA4/B7”が着実に増えておりまして、そろそろ本腰を入れて宣伝します。そうそう、今週末の土曜日には待望のガルフストリームさん主催の無料体験走行会(SRE製RSダンパー付きA4B7試乗可能)が控えてますし、、と、言う事で今週はSRE製RSダンパーAudiA4/B7用強化WEEKとさせて頂きます。ちょっとでもA4B7用SRE社製RSダンパーが気になった方々、、もうお乗りのクルマは問いません、デュアリス、BMWのオーナーさんにもどんどん乗って欲しい。本命はAudiA4/B7のQuattro2.0Tですけど、”設計&減衰精度の出たダンパーの本領”を、たとえ普段乗っているクルマが違っても、断片的にはご理解頂ける自信があります。週末は是非、ご家族で富士スピ-ドウェイに!!!
また、AudiA4/B7オーナーさんで「パーツ購入権限(お財布管理)は奥さま(又はパートナー)って方」にこそご来場&試乗頂きたいです。ここ1ヶ月で1200km弱、RSダンパーを装着したB7を走らせていますがクルマの持つキャラクター(オーナーのユーティリティ)が少し理解出来ました。それはファミリーユースとパーソナルユースの二面性。普段は「モモモゥ、、」とエンジンを極力回さないで事務的な排気音をたてながらスルスル走る。一方、「フゥボオオゥゥゥゥ~」と7千回転まで綺麗に吹け上がりスポーツサルーンの本領域まで一気に加速、、、エンジン回転数、スピードレンジによってフィーリングをあえて分けたクルマだな~って、感じました。これは僕個人的な意見ですが、大半のA4B7オーナーさんにも共感して頂けると思います。そんな「あえて分けた>ニ面性」に対してSERのRSダンパー(減衰調整ナシ)は微速~高速まで全域フラットな乗り心地を達成。振動収束における”歯切れの良さ”(次回にご説明致します)を体感して下さい。一方その頃、我が本牧戦線の門橋ヨシユキ隊員(通称よっぴ~)は今日からRSダンパーを装備したA4/B7に乗って東北方面へ長距離テスト兼、冬季需要営業に旅立ちました。横浜本牧をスタートして青森>盛岡>酒田>山形>仙台>福島と5日間全行程3000kmその間お客様との商談は10数件を予定しており、僕とは土曜日の富士スピードウエイにて当日合流と言うスケジュールで進行しております。当日の門橋隊員の”顔色と疲労度”がそのままRSダンパーの完成度を物語っておりますので、試乗した後に”チラっと”門橋隊員の顔をチラ見する事も忘れないでください。

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RSダンパーテスト装着のA4/B7をロングドライブ中(東北営業巡業)の弊社門橋さん(通称よっぴ~)から朝1番に定時連絡が入りました。「運転していて全然疲れません、これ凄いですよショージさん!東北道の途中、少し舗装が旧い個所が続くんですけどね、全くペース落とさずに走れました。」昨日本牧を出発して一路北へ800km!無事青森に到着してそのまま”夜の街”に繰り出す元気が残っていたのにも関らず、飲み代が”青い切符”に化けてしまった門橋さん(あはは)。今頃は奥羽山脈の山深いワインディングでしょう。僕も以前に自前の国産FRオープンで数回走った事がありますが、舗装の古さ、高低差と極小旋回半径の難所と、、今のA4のセッティングにとって1番酷かもしれないですね、ここのセクションでまずまずのOKが出せれば”日本の道路専用!万能快適高速スポーツサルーンのアシ”として太鼓判だと思います。そんな事は全く気にしていない門橋さん、マイフェイバリットソングを例の吉幾三先生から「ぽ~にょぽ~にょ~♪」に変更して”セクション奥羽山脈”をリズミカルに駆け抜けている頃だと思います。残り4日、2、200km!を無事走破して、土曜日の富士スピードウエイで再会出来ることを願っております。

さて、AudiA4/B7用RSダンパーセット(サスペンションセット)現在の所、暫定のスプリングが組み込まれておりレートはF1.0Kg/mm、R9.0kg/mm、、数字で書くと硬そ~なバネですよね、車重1、630kgのサルーンでサーキットも走らないのに何でこんなスプリングが必要なの?と思われる方もいらっしゃると思います。僕も普通に考えても「変だ!」と思ってました、、実際に乗るまでは、、と言う事で「百聞は一見にしかず!」是非とも今週土曜日、ガルフストリームさん主催の「富士スピードウエイ体験走行」にご来場下さいませ。

※今週末の試乗会には残念ながら間に合いませんが、AudiA4/B7用RSダンパーセット”完全製品版(通称Vr、B)”に含まれるスプリングは中央発條のSFC(伸縮応力制御)をセットアップ致します。当然RSダンパー用の専用設計品でレートは暫定と同じですが、明らかに”ソフトに感じる、レートを下げたような錯覚を覚える”と言った次世代エンジニアリングが組み込まれたプレミアムスポーツスプリングです!当日ご来場頂いた方で「それって、どう言う事なのよ~?」と思われる方は是非とも僕に聞いてください。簡単な図解で解りやすくご説明致します。

★今週末の土曜日、富士スピ-ドウェイでお待ちしております。★

LotusCupJAPAN。

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7月1日のSACHSdayツインリンクの続きで、ロータスカップにフォーカスです。このワンメイクロータスカップにはレギュレーションでSRE-SACHSダンパーが標準装備されており、製品構造は1wayの減衰調整(伸び縮み同調、通称New1way)の車高調整です。多くのエントラーさんはサーキットまでは自走&普段乗りにもエリーゼ使います!”サンデーレースを自分のライフスタイルに上手く取り入れている方々”にとても好感が持てました。皆さんの格好(服+靴+時計)もオシャレでしたね。(チラ見してすいません)因みにブリテイッシュグリーンゼッケン11番のエリーゼはFM局でお馴染み、西澤健(通称ピストン西沢)さんのマシンです。たまにラジオで「SACHSダンパーはイイゼィ!ねえ土屋さん、、」何て聞こえて来たのは西沢さんだったんですね!今後とも宜しくお願い致します。

PORSCHE CarreraCupJapan。

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7月1日のツインリンクもてぎはSACHSDayでした。LotusCupとCarreraCup2つのワンメイクレースにSRE-SACHSダンパーが実装着され、同日の開催で今回はPorscheにフォーカスです。ご覧の通りSRE製SACHSダンパーが997Cupカーに実装備されております。(中段Front下段Rear)996時代に比べ非常にシンプルな作りなのですが、それはダンパーの仕事量が減った証拠でもあり、シャーシ性能が飛躍的に向上した結果だと思います。しかし、こうしたワンメイクサプライ活動にも関らず、Porsche=SACHSと言ったイメージが未だ定着しないのはとても残念な事です。Porsche製品の用意は来年以降、本格始動する予定なので、Porscheオーナー様&スペシャリストショップ様には是非とも注目して欲しいです。

imp熊崎さんとカメラマン田村さん。

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富士スピードウエイでの一コマ。afimp編集部、熊崎副編集長さん(上段)とカメラマンの田村さん(下段)です。ホントいつもお世話になっているご両名に感謝しております。以前imp誌にてSACHS+OZ+Michilinの3行による連続コラボ取材には毎回、専任でフォローして頂きました。毎回オーナー像を想定してVW、Audi、BMW、Mini、Volvoに3行の製品を実装着。ロケーションとインプレッションを取材記事として掲載して頂きました。(通称*妄想企画取材)まあ賛否両論の企画でしたが僕的には大満足で、予想外の異業種(主にファッション誌)からの評価が高かった事は少しびっくりでした。SACHS+OZ+Michilinはドライブするヒトとロケーションを選ばない、装着した事によりベーシックポテンシャルがスポイルされたり、行動範囲が狭まるような事が決して無いチューニングでドライブしてみませんか?と言う事を大いにアピール出来たと思ってます。

秦野中井COX訪問。

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久々にCOXさんに訪問です。今から数年前、弊社とCOXさんのSACHSに関する国内製品専用の開発協定が結ばれましたが、SACHS側の諸事情により未だ具体的な活動、製品は残念ながらリリースされておりません。しかし、当初よりCOX社長渦尻さんからは「これは時間が掛かる大きな仕事だからね、じっくり構えまて行きましょう」とお言葉を頂き、我々もじっくり構えている次第です。僕が尻社長から聞いた「大きな仕事」に関る時間割の例としてAudiSport10年、VW15年、Porsche20年(全て交渉期間)だったような気がします。信念を貫くには、忍耐力も必要である事を今更ながら思い知らされます。現在までCOXさんでは全てのVWワンメイクレース(GOLF2ポカール、GOLF3GtiCup、BeetleCup、LupoGtiCup、GOLF5GtiCup)にSACHSダンパーを採用して頂いており、我々のワールドワイドレギュレーションにおける大切なパートナーです。
さて、今回の訪問は茂木次長からの”有り難いお誘い”の相談でして後ほど詳細をご案内出来るかと思います。

SIS2007視察。

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ご存知Studie横浜のCEO鈴木さんのご好意でアドバンさんブースに置かれたE90WTCCのボンネットを開けて頂きました。(ついでにボンネット持ってもらってます)僕の目的はダンパー銘柄の確認だったのですが、しっかり装着されておりました。とだけ書いておきます。SRE含むSACHSから「いかなる場合においてもスポンサー(この車両はMOTON社)の権利を侵害してはならない」と言う規則がありますので書けません。

BMW神戸ファミリーエ。

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SRE-SACHSダンパー(多分DTCE46&M3用?)がZ4MCRvr(ロードバージョン略)無事に装着されました。と、書いてしまえば一行足らずなのですが、ホント、、スタッフの皆様ご苦労様です!多分、CEO鈴木さんの頭の中では以前から決めていた事なのでしょうが、現場には突然指令が下されるようです。(現場のバタバタ度は三枚町にまで伝わってきましたから)カリスマは何時も確信犯ですね。それにしても、無理難題な要求をキッチリ収める敏腕メカニック集団は流石のBMWエキスパート!次回は時間を見て帆足CTOにSACHSダンパーの優位性をインタビューしたいと思います。また写真のZ4MCRロードバージョンに関しましてもセッティングが決まり次第、随時お伝えして行きたいと思います。

1954/55 Mercedes GP W196

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1954/55年のメルセデスGPレーサーW196。(手計算の直墳直8エンジン)ZF-SACHSのオフシャル画像が見つからず私物のミニチュアカー(TONKA製)で写真掲載致しました。勿論このマシンにもSACHSダンパー(レバータイプダンパー)が装着されております。確か実装着画像はWQ大佐が保有していたと思いますので、近日公開致します。また、このマシンに装着されているワイヤーホイルは以前のSACHSグループ企業、ドイツクロンプリンツ社製です。(現在ではトラック専用ホイルメーカー)さて、そんな栄光のGPメルセデス、、、ノイヴァウアー監督とファンジオ、モスが駆ったレジェンドマシン。ルマン悲劇の撤退まで無敵を誇ったチームメルセデスの栄光の一端をSACHSダンパーが担っていたようです。

日産DUALISの効果。

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以前からドイツZF-SACHSのスタッフより「日産Qashqai(キャシュカイ)がユーロ圏で好調で、日本でも売れているんでしょ?」などと聞かれておりましたが何の事だかさっぱり解りませんでした。Qashqaiの正体はDUALISだったんですね。世界戦略販売車両において、各国での車名統一は相当なコスト削減に繋がるようなのですが、さすがに日本で”キャシュカイ”は言い辛いですね。さて、日本名、日産DUALIS。このクルマにもSACHSダンパーが標準装着されております。嬉しい事に、新車発表プレスリリース&カタログまで「ドイツザックスダンパーを採用」明記されているようで、各ジャーナリストさんの評価も好評です。そして気になる「ザックスによるハイスピードコントロールダンパー」の正体なのですが、デバイス等の搭載は一切なし、「普通のツインチューブオリフィスダンパー」と、ZF-SACHSのO氏から正式コメントを頂きました。ZF-SACHSにおける”スタンダードスペック”が、如何に超高精度なのか、求められた減衰数値を必ず具体化するエンジニアリングは何処にでも出来る仕事ではない事がよく解りました。