「SACHS Performance Coilover」カテゴリーアーカイブ

好敵手(良きライバル)。

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見覚えのある広告だなー、、と、思っていたらそれもそのはず、僕と二瓶さん(本牧勤務)が喧嘩しながら作った広告(確か3年前かと、、)の焼き直しでした。見事なスケルトン画像でしょ~。これ作るの凄い苦労するんです。兎に角フォトショップレイヤーの枚数が多くて、オペレーターの二瓶さんに怒られっぱなしだった記憶が蘇ります。因みにこの広告主は、ZF-SACHS香港のインポーターさんで、現地法人じゃない(メーカーの資本投下がされていない)僕らと同じ独立系輸入元として頑張っていらっしゃいます。勿論、友好関係にあり、交互に情報交換をしております。僕は、同じブランド、製品を取り扱う上で”良きライバル”と、勝手に思っております。そんな香港のSACHS代理店さんから「例の新型車種用SRE製RS-1!大量発注しましたよ。」と聞き、驚きと、喜びと、敗北感が一気にこみ上げてきました。毎年末ドイツケルンで開催されるザックスレースエンジニアリング(SRE)社のガラミーティング。今年のベストインポーター賞(のようなもの)の栄冠は彼等のものとなりそうです。香港スタッフの皆さんおめでとう!!これからも宜しくねー。

広告掲載誌 人車誌(CarAndDRIVER)

武士の一分、ケイマン武芸帖(SRE-ProOne)。

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武蔵著、五輪書によると(自己流の解釈)「武器(当時の刀等の道具)としての作法は気にする事無く、一切は目的用途に合ったモノを選ぶが勝利即ち生き残る術也。」実践においては、どんな名刀であっても戦法戦術に合わなければ何の役にも立たない。何て事が書かれていたような気がします(うる覚えですいません)。武術(ここでは操縦技術)の上達に連れ、間合い(ドライビングスタイル)を確立した武芸者の持つべき道具が”武士の一分”こと、ProOne(プロワン)である。

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えー、、今読んでいる小説に影響を受けやすいタイプなので勘弁してください。ドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1way減衰&車高調整サスペンションセットRS-1を、オーナーの目的用途に合わせて減衰レートを見直した製品がProOne(プロワン)です。今回、世界で1番最初のProOneをPorscheCaymanに装着頂いたオーナーさまのマシンを拝見させて頂きました。ボディサイド、インレット付近にはProOne製作に携わった方々の名前が、、僕の名前も入れて頂いてホント恐縮です。またフロントバンバー左右にはZF-SACHSの正式ロゴも添付して頂いております(岡さんっ!そして佐々木さん見てますかぁ~)。さてさて、ワークス直系モータースポーツからの派生商品SRE製RS-1。リニア&ワイドレンジの減衰特性を持った懐の深い(使いやすい)製品性能を、オーナー主体の目的(用途)を目指して全方位の性能を一辺に向けて追い込んでいったら、思った通り切れ味鋭い”しつらえ”となりました。何よりオーナーさんがご満足頂いて下さって僕らも嬉しいです。

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動く姿に凄みを感じますね。オーナー様っ!次回は何時もの富士シケインにてカメラを構えておりますので、合図の度に綺麗なスライドを決めて下さいっ!

Pro-One(プロワン)と言う選択。

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世界初のProject-One、通称Pro-One(プロワン)が完成致しました。PorscheCayman用RS-1のダンパーを、クライアントさんのリクエストに応じて減衰を見直し専用設定と致しました。これは僕らがRS-1取り扱い当初から構想していた事で、実に構想から約3年目にして具体化出来ました。オーナー(クライアント)さんとアデナウの高麗さん、そしてアネブル(SERjapan)の蘇武さんに感謝致します。ありがとうございました。おかげさまで”一歩踏み出せた”気がします。それと同時に問題点も明確になりました。これは製品、パーツの不都合では無く僕自身の問題で、豊田の新社長さんも同じような事をおっしゃってました。「現場間(例えばレーサーとエンジニア)を的確につなぐ共通言語を共有する事。」今回コレを痛切に感じました。クライアントさんは”こう”したい、、対するエンジニアさんは物理数式とと明確な数字での応答と、、、(辛)。今からエンジニアを目指すなんて全く思いませんが、せめてユーザー(クライアント)さんとエンジニアさんを的確に結ぶデヴァイスとして僕が機能しないと製品に左右される、、何てやわな製品では絶対にありませんが(SACHSと蘇武さんの腕には100%信頼を置いていますから)100%のエンジニアリングの成果を解る言葉で100%伝えきる事。目下の課題です。さてさて、今回、、世界初となったPro-Oneのクライアントさんは、GTレーサー密山代表率いる専門店Adenau(アデナウ)さんの常連さんで、前回の富士シケイン定点観測では実に武芸達者な方にお見受け致しました。Pro-One付きPorscheCaymanのデヴィュー戦は17日と聞いております。頑張って下さいっ!

 

Gti+RS-1戦隊を激写。

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某日のAdenau(アデナウ)さん富士スピードウエイ走行会のワンシーンです。3台3様のゴルフGti!唯一の共通パーツがザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1way減衰調整&車高式サスペンションセット”RS-1”のユーザーさんです。で、こちらがSAFメンバーの伊藤さんですねー。メット&グローブ新調と気合で挑まれたそうで、富士スピードウエイ!楽しめましたでしょうか?サーキットの楽しみはタイムを削るだけではありません。安全に自分のマシンを堪能するって事が1番だと思いますし、そこから得られる感覚が自分とマシンの距離をぐっと近づけてくれるはずです。

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もろもろ取材等でお世話になっているRS-1オーナーさんです。引き続き宜しくお願い致します!

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さてさて、黒い6Gti!見覚えがあると思いますが5Gtiから新型6Gtiへスイッチされつつも、RS-1サスペンションセット(オーバーホール済み)を使い続けて頂いているユーザーさんです。富士のシケイン入りから開けまでを”じーっ”と見ていましたが、、速いです。ユーザー(MT54さん)さんの腕は勿論、シャーシ性能(5番から6番へ)の進化が見えた気がします。

ランサーEVO用RS-1!シュヴァインフルトから緊急輸入。

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ザックスレースエンジニアリング(SER)社製、ニードル制御による1way減衰調整&車高調整サスペンションセット”RS-1”の三菱ランサーエヴォリューション7/8/9用をドイツから緊急輸入致しました!

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そもそも何故ランサーなのか?SACHS(ザックス)のラリーエンジニアリングはAudiのQuattro(Dr、ハロルドミュース)と共に育まれ、、とか書いても昔話にしかなりませんね、、じゃあ何か?と言いますと、、ニュルブルクリンク旧コースを走るドイツ人プライベーターの中に意外とランサーEVOが多く(Porscheは壊すと高い等の理由なのかな?)その”ニュル+ランサーEVO”の組み合わせにSRE社はチャンスを見出したようで、事実SRE社製”RS-1”サスペンションセットのしなやかな乗り心地、ナチュラルな動体挙動、そして圧倒的な路面追従性能がドイツ現地では評価されたそうです。またランサーEVO用”RS-1”の技術背景にはPWRCウイナー(08年)A、アイグナーとチームエンジニアリングが投下されている事も事実です。プロラリーからの派生モデル、、ひょっとしたら現(日本の)ランサーフットワークチューニングにおける概念が引っくり返るかもしれませんよ!

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一方こちらはドイツSRE社が製作したRacingDamper(Rally)のフライヤーです(08年PWRCチャンピオン”A、アイグナー”が駆るランサーが見えますか)。こちらは、いわゆる”プロモデル”でして、日本国内であれば全日本ダート、世界戦はPWRまでをカバーするプロチーム用コンペティションモデル!保持する性能と言えば4way(伸び&縮みの減衰を高速/低速域で各独立調整が可能)制御と、応力剛性が絶対要求のラリーダンパーにおける永遠のテーマである”剛性を保ちつつフリクションを如何に軽減するか?”は、既に解決済みの製品なんですよ、、、どうやって?って思うでしょ!超高応力剛性に優れた倒立式に見えて実はその中に入子状態で正立式のダンパーが現れるって事のようです。数文字で簡単に書きましたが凄い複雑なエンジニアリングなんですよ、詳細をお伝えしようとすれば宇宙行ってシール作って、、って(汗)、そんなんですから詳細はいずれ。あ!こちらの製品は1台(4本)約¥150万でアネブル(SREジャパン)さんにて取り扱い中です。で、ようやくEVO10!も完成したらしく、只今クライアント様募集中です。こちらの詳細も画像が到着次第、ご案内致しますので来期全日本ダートをEVO10で参戦予定のエントラー皆様、何卒宜しくお願いします。

Cayman用RS-1!シュヴァインフルトから緊急入荷。

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ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製の1way減衰調整サスペンションセット”RS-1”PorscheCayman用の3人目のオーナーさんが見つかりましたっ!オーナーさんのリクエストによりバネレート変更、減衰も見直しております。あ、、僕はエンジニアじゃないので何もしません(あはは)。餅は餅屋!刈谷アネブル(SREジャパン)蘇武さんの的確なセットアップと、アイバッハジャパンの”番長”改め、大人になった野田君にお願いしてあります。続きは後ほど。

AudiTT2.0TQuattroにRS-1装着(社外営業マンに感謝っ!)。

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ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1”をAudiTT2.0T/Quattroに装着して頂きました。RS-1+TTオーナーさん曰く「実は、、当初、他銘柄のダンパーセットを考えていたんですよ。この製品(RS-1)とSACHS(ザックス)ブランドの優位性はずっと気になっていましたが、、正直、ここまでの性能が必要なのか?自分に使いこなせるのか、、、?」これは、オトコの買い物の永遠のテーマでありまして”オーバークオリティへの憧れと、躊躇い”。ご覧頂いている読者の皆さんも「う~む、、アルな、それ。」と一同ご納得頂いていると(勝手に)思っております。そんな中、今回ご決断!ご購入頂いたTTオーナーさんに感謝”オーバークオリティは安全マージン”と、ご理解頂けた事が嬉しかったです。

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フロントセクション、リア、一時完成の画像です。オーナーさんのご好意でチョットだけ助手席に同乗させて頂きましたが、”モラルある乗り心地とスムースな動作”にちょっと感動(手前ミソ)!勿論、高速域での動体パフォーマンスはお墨付きですので安心してドライブを楽しんで欲しいです。

SRE製RS-1、GOLF5Gtiから6Gtiへ換装。

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Golf6GtiにSRE製1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1”を装着して頂きましたよ。と、書きつつタイトルの通り、5GtiにRS-1を装着して頂いたオーナーさんが6Gtiに乗り換えと同時に、今まで装着したRS-1をオーバーホールして再び6Gtiに装着して頂きました。5&6Gti純正標準ダンパーはSACHS(ザックス)製でして、僕が合言葉のように使っている”SACHSからSACHSへ!”は、、今回の場合、、「SACHSからSACHSで、またSACHS!」って事になりますねー。兎に角、無事5Gtiから6Gtiへ換装完了です!
アネブル(SREジャパン)蘇武さんの手で組み直された(オーバーホール)されたRS-1!目には見えない性能への拘り(更なるダイアルレスポンス、ヒステリシス特性を目論みSuperGT用ダンパーと同じオイルを使用。劣化したストラットスリーブ&シールはフリクションの軽減に寄与出来るPorsche997GT3Cupのフロントダンパーに組まれるパーツをそのまま使用)が装備されています。「RS-1のオーバーホール代金、、高い!」って声も聞こえますが、”自分のマシンにレースマシン(SuperGT&CarreraCup)との関連性を持ち込める”と言ったSACHSならではのマインドパフォーマンス(スポーツドライヴィングのより所って、、感じかしら?)も付帯装備されております。オーバーホールは、RS-1の可能性を更に広げるツールとして考えて欲しいです。

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RS-1無事装着完了。非常~にジェントルなシルエットだと思います。この状態でFrontマイナス(下げ)20mm、Reraマイナス(下げ)33mmです。(※ノーマル車高比)今後オーナーさんのインプレッションを待って推奨値(ハイト&レート)をご提案して行こうと思っております。

SRE製サスペンションセットRS-1オーバーホール。

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アデナウさんより5Gti用RS-1のオーバーホールを承りました。オーナーさんは、あの”MT54さん”と、聞いておりまして、「おーーーっ!待ってました。」と、社内でも盛り上がっております。有名人MT54さんのBlogを拝見しているとですね、「具体的で的確。解り易い性能表現はお見事、、と言うか見習わなくては!>byショウジ」一方「うわ~、、、読んでいると(MT54さんが使っているパーツ)全部欲しくなる>byトゥーランオーナー内田」と、こんな感じです。で、今回のオーバーホールはマシンを”5Gtiから6Gtiへ”スイッチされ、ダンパーセットはRS-1を続投。装着して頂けるそうです。ドイツSRE社からは6Gtiの現RS-1装着詳細情報は、ラインランド(トュフ規格)検査申請中と言った事務関連情報しか得られず(規格後、ゴルフ6も追加適応される予定です)、僕(ハンズ)と蘇武さん(アネブル)の電話会議で「6Gtiにもそのまま使用OK」と、致しました。今回アデナウさん>MT54さんからご依頼を受けたオーバーホールメニューには減衰変更は御座いません。RS-1独自のワイドレンジ(減衰調整幅)を信じて6Gtiに装着して下さい。お預かりしたRS-1は、既に刈谷のSRE(アネブル)蘇武さんの作業台に並んでおります。「外から見えないモディファイこそ美しく、、」MT54さんの言葉に添えるクオリティーとパフォーマンスを保持したRS-1、今週末にはお戻し出来ると思いますので、楽しみにお待ちください。

2009ノルドミーティング、1/300台の奇跡

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東北地方最大級のVW、Audiイベント、ノルドオステンに9年ぶりに参加してきました。急遽出場だったので”何の仕込”も出来ず、とりあえず出かける前にコノBLOGで告知した程度。で、告知ログを観てRS-1ユーザーの伊藤(本牧戦線SachsBlogレギュラー読者)さんが駆けつけてくれました。ホント!嬉しかったですよー。実は気付かれないように会場のクルマに装着されたダンパーを見て廻ったんですが、、SACHS(ザックス)装着車両ゼロ!(300台中)あははー。ある意味凄いですよ!確か、第1回ノルドオステンの時は、まだまだSACHSユーザーさんいらっしゃったハズなのにね。東北エリア担当の前任と前々任者の功績見えずっ!残念ーっ。さてさて、RS-1&5Gtiの伊藤さん、鉄道関係のお仕事をしつつクルマ趣味とライフスタイル全般が”ちょっとコダワリ派”のようです。僕らより若いのに”買い物のベクトル”が共感できる今時珍しい青年(あはは)。少しでも良いのも、長く使えるもの、掲げられたブランドだけに頼らず、実製品を見定めて納得するまで考えて決断する(え~本来”オトコの買い物”って、こんな感じなんです)。総体的には僕と同じ”一生もんだから買う、今買って生涯使いこなす”的購買意識かもしれないなー、何て思いました。で、そんなオトコが”もてるか?”って、、、伊藤さん、絶対モテナイから安心して欲しい(その手のオジサンには一目置かれるかもですが)。でもね、そんなこだわり派に製品”RS-1”が喜ばれるって事は何より嬉しいです。伊藤さんありがとねー。オーバーホールの時は一声かけてください。

撮影協力 RS-1&5Gtiオーナーの伊藤さん Danke!!

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ノルドミーティングでSRE社製のA4B7用RSダンパーセットの”ほぼ”プライベートな試乗会を開催致しました。ご試乗頂いたのはブルーのA4B7DTMのオーナーさん。試乗会の告知をご覧になって郡山まで駆けつけて頂きました。ブルーのDTMオーナーさんは毎回このブログをご覧になって頂いているようなので、製品概要と様々なシチュエーションでのインプレッションも熟読されて、「だったら自分で運転してみてどうかな?」と、興味を持っての今回です。ご試乗されたコメントに「アライメントが変ですね、、、」と、ご指摘頂き、よくよく考えるとタイヤの空気圧が原因でした。スイマセン!!こんな時の為にミシュラン小型ポンプを搭載してきたのですが、、。ご試乗頂いたA4DTMオーナー様、今回のデモカーは実製品の50%と考えて下さいませ。

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ブルーのDTMを背景に、RSダンパーセット用に専用設計された中央発條製SFC応力制御スプリングと、Nismoスペックバンプラバー+SRE製フルタップアルミシェルケース。ご試乗頂いたオーナーさんのはBBSのリムにミシュランPS2を装備されていました。PS2とRSダンパーセット、、これ以上の組み合わせはナイ!と自負しております。何卒、ご検討宜しくお願い致します。

撮影協力 ご試乗頂いたA4DTMオーナー様ご一行様.