「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

GOOD SMILE RACINGの大門さんを訪ねて。

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GT300参戦中のグッドスマイルレーシングさんのマシン。Blogの分類が”Installing(装着車両)”と、なっておりますが間違いではありません。SACHSダンパー実装着です。で、この画像いいでしょ~、、だってプロの撮影ですから。うん!凄くいいっ!富士のシケインにて一服中に機材談義になりまして、速攻で本牧戦線SAFにご協力頂ける事になりました。作者は宇留野潤(ウルノジュン)さんです。今後とも宜しくお願い致しますっ!画像の”質と精度”更に向上させ、より多くの皆さんにご覧になって頂きたいな~と、思っております。引き続きご期待下さい。

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え~業務連絡、、Studie横浜の倉本隊長っ!例の”大門さん”居ませんでした。「チームの組織変成上”あのキャラは封印しました。”」と言ったかどうかは不明ですが、まあそんな感じです。で、パドックに居たのは普通の鈴木さんでして、どうにも文章にすると難解な感じになるのでこれで報告終了。

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チームクルーの皆さんが着ているウエアに注目して欲しい。ポルシェモータースポーツ!です。で、画像下側、ミクちゃんの笑顔が描かれた更に下にですね、SACHS(ザックス)ロゴが添付されております。

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ピットアウト&グリッド。リアルミクちゃんのブーツがですね、往年のデヴィッドボウイを彷彿とさせますねー。う~ん、、BGMはジギースターダストだなっ。

PORSCHE CarreraCupjapan 2010 Rd3(FujiSpeedway)

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5月3日、富士スピードウェイにて開催された2010ポルシェカレラカップ第3戦を視察して来ました。僕が5歳の頃から憧れ続けるポルシェ。それから37年経っても、なお色褪せない輝きとスピードで疾走する孤高のマシン、、僕の中で”常に先にある指針と、到底追い付く事の出来ない頼もしさ”がポルシェであります。と、長々つぶやいてしまいましたが、今回もポルシェカレラカップを満喫しました。関係各位の皆様に感謝。レース詳細は左リンクバナー”PorscheCarreraCupJapan”を”ぽちっ”と押してご覧下さいませ。

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ミシュランのコントロール(カレラカップ専用)タイヤとBBSのリム。何時見ても良い景色です。

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ゼッケン1清水康弘選手(A ART TASTE CUP)のパドックにお邪魔させて頂きました。タイヤが外されたボディ全景。何かを感じさせる光景、、と、思ってしまうのは僕だけでしょうか?デザインの専門家ではないのでアレなんですが、前後のホイルアーチがボディ全体の骨格になってる感じがしますねー。でも実はホイルアーチの内側が僕の興味だって事は、、もう皆さんご承知ですね。詳細続きます。

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フロントナックル&ダンパーストラットの図です。今期のカップカー(2010モデル)のダンパーも勿論ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製です。で、このカップカー用フロントストラットダンパー。多くのユーザーさんからの支持が高いRS-1(倒立ストラット)と一部のパーツが共用化されているんですよ。レース由来、、ポルシェカレラカップ由来のRS-1!ユーザーさんには”ちょっと嬉しいニュース”ですよね。

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一方こちらはリアーセクション。各部のジョイントがボール化されもう観ているだけでワクワクしますねー。注目のリアーダンパーもザックスレースエンジニアリング(SRE)社製。フロントと違い正立タイプを採用。で、このダンパーこそがRSシリーズ(AudiA4B7用前後)に使われるソノモノです。当然要求される減衰レートは全く違いますが構成部品(内部パーツ)は”同じ”です。全国限定20台のRS-A4B7ユーザーさん、、読んでくれてるかなー?

SAF九州支部より電信。

ザックス・アチーブド・フォトリレーションメンバー、略してSAF!その活動範囲は”行けるところまで何処までも”。そして最大の任務が”収集した情報を必ず無事に持ち帰る事。”無事帰還が最大の任務なのであります!敬礼!何の為に?などと聞かないで欲しい、、これは自分とターゲットとなるマシン(一部関係各位のパワーバランス)との戦いなのだから、、、。時には怒られ(ホントです)、時には&何時も?怪しい人物と勘繰られても信念で情報を撮る。今回情報提供下さったSAF九州支部KEOさんこと、大下健一郎氏(ブログは左リンクボタンより)は完全なプライベートフォトグラファーながら、プロ側の観点からファインダーを覗く(だから注意されちゃうんですよねー)信念の写真家です。KEOさんいつもありがとー。

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ザックスレースエンジニアリング(SRE)社のステッカーが貼り込まれたマシンは、、、

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これが全景。全日本ラリー選手権、ゼッケン32番”DL・PETRONAS、BRIGヴィッツ(天野&井上選手)”!このマシンのダンパーサポートを請け負うSREジャパンことアネブル蘇武さん曰く「今年は優勝間違いなし!絶対勝ちますよ!」と。”エンジニアだから見える(読める)勝利の確信”って事なのでしょうねー。兎に角っ、僕らもKEOさんと共に応援します!頑張って下さい。

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リアダンパーリザーブ&減衰調整ダイアルの図。SRE社のコンペティションモデル(4way制御)です。

VW Gti Cup 2010 NewMachine(6GtiCup).

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某日の秦野中井、COXさんに訪問させて頂きました。偶然にも今シーズンから投入されるGtiカップカーの最終チェック中と言う事で、モロモロ拝見させて頂きました。

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エッティンガーゴルフ1とゴルフ4に挟まれて、最終車高調整の図。

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搭載されるダンパーは当然ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製のCup専用品番。

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新旧のカップカーを並べて頂きました。その性能差は歴然、、、何と!旋回速度が実に20km/hも違うんですって。流石、、ポルシェ同様、最高のGtiは最新のGtiなんですねー。格好もですね、見慣れたのでしょうか?断然6Gtiの方が格好良く見えます。今回もフォルクスワーゲントロフィーアソシエーション様のご好意によりZF-SACHSロゴが添付されております。SACHSダンパー実装着の新型Gtiカップカー!第1戦は5月23日の岡山からっ!皆さん応援宜しくお願い致します。

VW Racing POLSKA.

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ドイツの隣国ポーランドにて開催されるVWゴルフのワンメイクレース”VW-POLSKA(ポルシュカ)”。昨シーズンまで3Drのディーゼルターボを搭載したマシンでTdiCupを運営。今シーズンよりニューマシン(ゴルフ6)が投入され更なる盛り上がりが期待されます。それにしても、、、要所要所のワイドボディー化!美しくはないのですが機能優先主義的で僕は好きです。格好いい!で、このマシンに搭載されているダンパーの銘柄は、、今の所?ですが、昨シーズンまで使われていた5シャーシのTdiカップカーにはザックスレースエンジニアリング(SRE)社の1way減衰調整式(VWR社指定部品)が使われておりましたので、継続搭載だと思います。詳細確認出来次第、またご案内致します。

パフォーマンスプラスのスプリング。

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新製品の純正形状サスペンションセット”パフォーマンスプラス”にセットアップされるスプリングはドイツのVogtland(フォクトランド)社の専用設計されたパフォーマンスプラス専用を組み込みました。「何だぁ、、アイバッハじゃないのかぁー」何て、残念に思う事は全然ないですよ。ドイツフォクトランド社はバネを創り続けて100年以上の歴史を持つ複合スプリングメーカーですしドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社とも口座を持つ企業ですから安心して下さいね。、、、、、、、と、書きつつ、「あまりに親切丁寧に説明されると、何か妖しい、、。」と、勘繰られてしまうかも。等と一瞬思いましたが、パフォーマンスプラスの優位性である”安心感”をユーザーさんの立場から考えたら、マニュファクチャラー(組み合わされるスプリング)の組成も明確にお伝えするべき大事な事だと思います。さて、「じゃあフォクトランドスプリングの優位性って何?」と、聞かれると、スプリングのプロダクツ(製品開発)において完璧なコミュニケーションが取れる唯一のメーカーって事だと思います。後は、、書いていいのかな?スプリングの素材(鋼材)から冷間巻きのマシン&システム、ショットピーニング(表面鍛造処理)、線間密着(フルロード)荷重慣らし、ペイント&コーティング処理までの行程、実はフォクトランド社の他、某E社と某H社と全部同じなんです。おまけに3社のファクトリーもドイツゾーリンゲンに集中しております。要は3社3ブランド共ティーセンクルップ社の優良鋼材を使い、同じ機械で同じ作業行程を経て製品化される訳ですからクオリティーにおいても絶対的な信頼性を保持していると言っても過言ではないでしょう。ですので安心です。

PerformancePULS(パフォーマンスプラス)。

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ついに、、正式リリース開始です。旧パフォーマンスセット終了告知から約2年。ようやく再スタートにこぎつけました。これも偏に現パフォーマンスセットユーザーさんを初め、時期製品をお待ち頂いている皆さんのお陰だと思います。ホントですよ。1つのブランド(SACHS)を掲げる企業体として、一度終了のアナウンスをしてしまった製品を再生したところで市場価値はあるのか(売れるのか)?社内でいろいろ議論しました。会議中「そもそも”終わる”何て言わなければよかったじゃないかーーー(怒)!」と、責められもしましたが、自分の中でもケリを着けたかったのと、嘘も言いたくなかった。って、事が本心です。ドイツサイドからの終了案内から約半年後、「セット(ダンパー&スプリング)の販売はもうないのだが、ダンパーだけはパフォーマンスに準じた製品が準備出来るようになるよ。」と、それから今までラインナップ&製品詳細&リリーススケジュールをドイツと何度も何度も確認しながら慎重に進行してきました。だって、、「もう終わる」って言いたくなかったし、次にリリースする製品は絶対的な継続性が必要だったからです。スポット的な製品の投入も議論されましたが、僕は断固反対しました。次に出す製品は、本当の意味で”永遠のスタンダード”を目指したかったからです。旧パフォーマンスセットと同等の性能を保持して、常に在庫があり、補修用のダンパー単品でもリーズナブルに交換して頂ける事。今僕らとZFS(旧ザックス販社)に出来る事を全てこの新製品”パフォーマンスプラス”に注ぎ込んだつもりです。ヨーロッパ車のアフターマーケット(補修部品含む)に要求される最もベーシックな課題である「安全で、安心してクルマに乗り続けて頂くためのサービス(製品)。」そういった実用性を重視してほんの少し趣味性を加味した製品がパフォーマンスプラスです。製品&パーツ構成、適応に関しては随時blogにてご案内致します。話が途中ですいません。ここまで(パフォーマンスプラスの製品リリース)これたのも製品を待って頂いて、僕らに期待を持って頂いている多くの方々の賜物です。毎回のメールやお電話でのお問い合わせが励みになり、社内会議での「パフォーマンス再開発決定」の要因です。本当にありがとうございました。お陰さまで無事再スタート出来ました。引き続き宜しくお願い致します。

東京モーターサイクルショウ2010視察。

先月末、、決算月の多忙を掻い潜りオートバイの展示会を視察してきました。実は、、今年のモーターサイクルショウ視察はあきらめていたんです。数字の推移(売り上げね)を見る限りバイク観に行ってる場合じゃないかも、、、と思っていた矢先、SACHSの母体企業ZFジャパン広報の佐々木部長より「ビックサイトに集合せよ!」(今回もお世話になりました!)渡りに船とはこの事で、有難い特命の元”ZFJさんの指令ですから、、”と、無事本牧脱出成功っ!そもそも僕の場合、本牧事務所の机で出来る仕事って殆どありませんからね問題ないでしょう(自分に言い聞かせ)。会場ではフランスの名門、あのハシエット夫人画報社気鋭のプランナー松延さんともろもろ打ち合わせさせて頂きました。引き続き”昭和43年生まれ申年同士イケイケの年”という事で宜しくお願い致します。746-2

MVアグスタF4!全車SACHSダンパー搭載。素敵過ぎます!

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ハスクバーナはご覧の通りです。このデカール欲しい、、、

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アプリリアにもご覧の通り。

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ピアッジオグループ(アプリリア、デルヴィ、ジレラ、モトグッチ)のマシンに搭載されたSACHSダンパー群。マシン本体の画像を撮り忘れてどれがどれだか解りません(あはは)。SACHSのバイク用ダンパーはイタリアトリノファクトリーにて生産されていて、数年前のシェアは70%(イタリアで生産される全てのバイク)。で、つい最近トリノ工場大幅縮小かもよ?何て事も聞こえてきましたが、この勢いだったらまだまだ大丈夫デス。僕も出来ることならZF-SACHSジャパンの岡さんを見習ってSACHSダンパー付きのマシン(バイク)を乗らなくちゃ!と思う今日この頃です。

あのBMWにまたSACHSダンパーが標準搭載(S1000RR)。

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またまたBMWの凄いマシンにSACHS(ザックス)ダンパーが標準搭載されちゃいましたよー。この勢い、、、僕はちょっと不気味に感じます。何てことは「ひとり言」にしておいて、兎に角ご覧になってください。1000RRです!07年のモトGP参加騒動(実は僕が書いたBlogの内容がドイツの一部で騒動となったらしい、、)から3年!無事に参戦しているBMWレーサーの市販バージョンがこちらです。前後共にSACHSダンパー搭載ですよー。

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フロントセクション。上からトップブリッジアジャスター(左右独立)、フォーク下アジャスター(左右独立)よって2way(伸び縮み独立調整)減衰制御。画像下部が問題のステッカー、、、普段はカウルに隠れて見えません。バイエルン(BMW)とシュヴァインフルト(SACHS)の親密さなのかな?正直気持ち悪いです。

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リアーセクション。アジャスターと、謎のステッカー付きリザーブタンク。

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ああ、、マシンの全貌はこんな感じです。ダンパーは前後ザックス。ブレンボキャリパーとアグラボのエクゾースト、、おまけにカウルはドイツのベッカーカーボン社製。理想のマシンですねー。

決戦は明日から(CarerraCupJapan2010)。

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いよいよ始まりますっ!全車SACHSダンパー装着のレース”2010年ポルシェカレラカップジャパン”。スタートは明日から、ステージは岡山です。

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ロ○マンズカラーを彷彿とさせる素敵なカラーリングですねー。サーキットを疾走する姿に”はっ”としてしまう程格好いい。マシンはMY10(エムワイテン、2010モデルのGT3CUP)ゼッケン9番、TeamKDCこばやし歯科GT3Cup。

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激しくメタリックな赤です。ClassA昨年のチャンピオン清水氏のマシンART TASTE CUP。こちらもMY10です。で、毎度お馴染みSACHS(ザックス)ダンパーの画像です。スチール製アウターシェルはSER製サスペンションセットRS-1と共用かもしれません。このCUP専用ダンパーは減衰調整機能はナシです。某氏から「997GT3Cupの足回りは最悪だなー。」と、言われましたが僕は否定しません。車載映像で忙しいステアリングワークを何度も見ていますしトラクションコントロール、ABSすら装備されていない戦う道具ですから。生粋のポルシェモータースポーツフィロソフィを具体化するとよりシンプルになる。と、言う事でしょう。ワンメイク、イコールコンディションでの戦いですから”それをコントロール出来る者だけが勝利する。”非常にシンプルで清い戦いがカレラカップです。

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今シーズンからホスピトレーラーが2台体制なんですよ。1台は従来通りコントロールセンター、そしてもう1台がお楽しみのケータリングトレーラー!!で、画像下、全身アディダスな方が”ミスターカレラカップこと関本さん”です。今シーズンも宜しくお願い致します。

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ゼッケン10番、事実上のワークスマシンGARMIN(ガーミン)さんです。

撮影協力 カレラカップジャパン事務局