おはようございますっ!探していた画像がよーやくっ見つかりました!2011年、VWゴルフGti誕生35周年記念に3台(+1台?)のみ製作されたニュル24エンデュランスマシン!残念ながらリザルトを残す事が出来ませんでした(全車リタイヤ)が当時現場に居たジャーナリストのヤマモトシンヤ先生曰く「序盤は凄く速く、このまま行くんじゃないか?」と、思われたそうな、、。ま、SACHSレーシングダンパー実装備でボディデザインも超格好いいのでOKです。で、このマシンの画像をですね、カタログに掲載するらしいので、モロモロ準備致します。※バンパーのナンバープレート部のステッカーは24Hエントリー車両全車添付の義務(レギュレーション)から貼られているだけで、BILSTEINダンパーは装着されておりません。
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oettinger
前職の輸入車専門チューニング&ドレスアップパーツサプライヤーだった頃、一番身近なチューナーがエッティンガーでした。倉庫に行けばブランクのコンプリートエンジンや各種パーツが整然、、じゃなくゴチャゴチャに置かれていて、コンプリートカーと言えば麻布の沼地に立つ水没寸前の某ビルF1車庫と、移転前のオフィス駐車場に整然と並べられておりました。当時は全て見なかった事(訳あって)になってましたが、その無骨でいかにもドイツ職人が造形した構成パーツに萌えた記憶があります。VW本体より先にGOLFに16Vヘッドを搭載した天才エンジニア。その後即、VWがそっくりのヘッドとマニフォールドをリリースして初のGti-16Vが誕生。当時のエッティンガーとVW社の関係は?のままですが、エッティンガーの創立者兼社長のゲアハルトエッティンガー博士はまぎれもなく”好き者の天才”だと思います。画像は、、多分当時のフライヤーから抜粋されたカラベル用チューニングパーツ構成。清志郎さんが愛したポルシェのエンジンを搭載した最強のVWバス!ボディパーツ(前後スポイラー&サイドパネル)に始まりタイヤ&ホイル+ブレーキアップデート、6気筒エンジン構成パーツとペダルレス変速(スポルトマチックコンバート)、で、注目して頂きたいのが赤いダンパー!勿論SACHS(ザックス)です。エッティンガー別注の特別セットアップで勿論専用品番でした。思えばVWのスポーツモデルにSACHSダンパーが標準搭載される以前からエッティンガーが採用して居たんですね。天才は目利きでもありました。さてさて、新生エッティンガージャパンがスタートしたようなので、陰ながら、昔の約束通り気付かれないように(笑)応援したいと思います。現代のVWにはもうこの画像のような大掛かりなパーツ構成は全く必要ないと思いますが(ノーマルで十分速く、必要なのはアップデート過給機とそのECUの調律+マフラーで500PSつー車両もあるそうです)サスペンションはまだ伸びしろがあるように感じます。DCC(VWに標準搭載される電子制御ダンパー)は優れたセットアップではありますが、高負荷での応力とレスポンスは機械式(オリフィス)には敵いません。また従来からのクルマの動き(揺れ方)を良しとする多くのVWエンスージャストの方々にも機械式、つまりSACHSパフォーマンスコイルーバーの自然な動きの気持ち良さを体感して頂けると考えております。今の私のポジションであれば、当時のようにエッティンガー専用のダンパーセットアップ(専用品番)SACHSパフォーマンスコイルオーバーのプロデュースも可能なのでエッティンガージャパンさん、その際は宜しくお願い申し上げます。
SIMONINI
SIMONINI(シモニーニ?)1970年代後半のダートレーサーでありまして、ご覧の通り、搭載される空冷2stエンジンは”SACHS(ザックス)”製であります。当時のドイツSACHS社はダンパー、クラッチ等の自動車部品サプライ(純正供給とサードパーティーへ)を行いつつ、ヨーロッパのオートバイと小型自動車(メッサーシュミットやBMWイせッタ等)のエンジンマニュファクチャラー(開発&供給)としての一面もありました。この2stエンジン開発の派生から現ロータリー(旧ヴァンケル)エンジンの開発に居たりました。ロータリーエンジンもSACHS(子会社ヴァンケル)が世界初です。エンジン部門の最初のプロダクツは2stの50ccで製品名Saxsomat、、だったと思います。この小さなエンジンを自転車に乗せて売ったら大ヒットだったようで、「ソレ、、HondaのCubと同じじゃないすか?」と、思いますよね。同じですがHondaより20年以上前のプロダクツですから元祖はSACHSです。今は引退されたドイツ人みたいな私の尊敬する日本人”ミスターK(マンネスマン時代から1人日本で戦ってきたSACHSブランドの重鎮)”はHondaとの会合(OEMでの会議?)でよく衝突していたらしく、その都度「お前らがカブ作って売ってる20年前からこっちはやってんだ!」的な言い合いだったそうで、、ブランドを保つ事、そのブランドを扱う上でプライドを持つ事。今も肝に銘じております。
TOKYO AUTO SALON 2017-008
約1年半前から追いかけて来たマシンがようやくお披露目されました。TOYOTA-WRC参戦記念限定車(推定)のVITZ。奥のマシンがホボ実物のWRC。拘りの3ドアボディとハイパワーエンジン&MT、更に専用のエクステリアを装備した素晴らしいマシンです。特にサスペンションが良い(ハズ)です。、、詳細内容は公式発表をご参照頂ければ幸いです。技術解説下さったGAZOORACINGの佐々木さんに感謝!引き続き宜しくお願い申し上げます。
リアエンド回り。スクエアにブラックアウト化されたリアバンパーは造形のエッジと相まってWRCマシンをイメージするソレに仕上がっております。ウイングの賛否はあると思いますが、おめでたい(WRC参戦、復活)ですのでこれが正解だと思いますっ!格好いいですね。
フロントセクションはこんな感じ。ノーズを伸ばした造形の恩恵はCd値の改善の他、フロントウインドウの傾斜角が穏やかに見える(感覚)って視覚的効果でもあります。
こちらはもうご存知、最終戦を待たずしてシリーズチャンピンを獲得したマシン。勿論搭載するダンパーはZFレースエンジニアリング社のスペシャルSACHSダンパー(セットアップbyアネブルさん)。このマシンの活躍、成果があって現在があると私は感じております。リスペクトしてますよー!
TOKYO AUTO SALON 2017-007
実車があまりにも人気の人だかりで撮影出来ませんでした。ま、オトナを口に出したッ瞬間、もーミシュランパイロットとザックスサスペンションは外せませんね。
TOKYO AUTO SALON 2017-006
今回のオートサロン、、86の展示が少なかったですよね。TOYOTA-GAZOORACINGブースでも限定車の数台。AREA86からGRガレージへと、いろいろな話が出ておりますが、86はこのまま続きます。だって、ユーザーさんが一生懸命だから。と、自分は思ってます。愛車の意味を社長自ら解くTOYOTAですし、スポーツカーを育て、環境と共に人を育てる事。続けて欲しいですよね。
トーマスシューリガーが仕立てたTOYOTA純正SACHS(ザックス)ダンパーを装備した86シューティングブレイク。初めてホンモノを見ました。いやー格好いいじゃないですか!レーサー風に仕立ててブレッドバンを目指したいです。
一方、ピエリトランプが仕立てたドイツZFレースエンジニアリング社製SACHS(ザックス)車高調整ことパフォーマンスコイルオーバーを装備した86台限定生産のマシン!
で、こちらはウルトラマンと86のコラボレーションのようでした。内容?ですいません。
今年も宜しくお願い申し上げます。
えー、噂話を一つ。某ドイツのF1サスペンション(主にダンパー)サプライヤーさんに某To社と、某Hy社からWRC用のダンパー供給依頼があったそうで。サプライヤーとしては当たり前ですが”売りたい”。と、しかしサプライヤーと契約しているWRC常勝某Vo社のチームトップが「出すな、、」と。言っているようで、、。そこまで聞いて「じゃ、To社のWRCには装着出来ないじゃん!」と考えておりましたところ、、Vo社が突然のWRC撤退表明!!これでしがらみって言うか、大人の事情も解除でいい流れ!!とワクワクしておりました。そして2016TGRF前日にヤリスWRC(本物)を拝み、、写真などは厳重警戒でナシなんですが張りぼてじゃなくホンモノを目の前で見れました。実車のダンパーはどうなってるのだろう?”と、気になりましたが見る事は叶わず。で、翌日(TGRF当日)の早朝、匿名(非通知)での電話で起こされまして「装着、、某ダンパー暫定装着。以上、、ガチャ、、、、。」電話が切れました。で年末のフィンランドで行われたYo社のWRC正式参戦発表会にてジャーナリスト(自動車研究家)ヤマモトシンヤ先生のレポートを読む限り搭載されるダンパーの銘柄までは言及されず、、。これをどうやって実証するか?答えは簡単。リザルトが全てです!さぁ~お楽しみが始まりましたよ!今年も宜しくお願い申し上げます。
Gas-Shocks by Sachs .
1977年の伝説。リアウイング上面の文言も忠実に再現された素晴らしいアート作品。SACHSブランドの創業は1895年、、歴史の厚みは技術の厚みでもあります。
筑波スーパーバトル2016
SUBARUのお膝元、群馬のSYMSさん。SACHSレーシングダンパーとCOXボディダンパー搭載のBRZ。いい景色ですね。
年末恒例行事。今年も視察できてよかったです。ASMさんがスーパーラップの方に移行したのは帰宅してから知りました。来年も宜しくお願い申し上げます!、、仕事は続きます!
S+SACHSロゴ.
ドイツのサーキット風景+BMW M235Racing。ZFの乗用8速トルコンがレースでも使えますよ!的な実証機でありまして、このATミッションがスープラに搭載されるのは大賛成であります!さて、SACHS+S印ロゴ(フェンダー付近に注目)、、弊社はこのロゴを推進しておりまして、今後も変更する事は一切ありません。ZFじゃなくSACHSが私の仕事であります。追伸:なぜこのマシンにSACHSロゴが貼られているのかは不明です。M235Rの標準ダンパーはKW製で、、。