「Motor Cycle」カテゴリーアーカイブ

ミュンヒ

ミュンヒ ヴェルナー ギュンターザックス我が尊師、ギュンターザックス(ドイツSACHS家三代目)も生涯愛したバイク-ミュンヒ。組成は詳しくないのですが、当時のハイパワーマシンとしての造型が素敵に感じます。車体の容積はカワサキ水冷6発KZ1300位でしょうか?実車を見た事が無いので?ですが時代の最先端感はしつこい程感じます(笑)。希代のプレーボーイで写真を中心とした作品を作り続けたギュンターザックス。もし、SACHSブランド創始者2台目、つまりギュンターザックス氏の親ヴィルヘルムザックスの後を継いでいたら今の先進性能に美的&芸術的要素が含まれた製品が出て来たと思います。自分にとってミュンヒはギュンターザックスの生き様であり、ロストアートテクノロジーのアイコンです。因みに関西方面のコーヒー専門店”喫茶ミュンヒ”に同じマシン”TT1000”が展示されているようですので何時か見に行きたいです。

角型造形の最高峰

KAWASAKI Z1000 MK2 カワサキ 空冷 ヴェルナー画像の整理をしていて発見。通称Mk2(マークツー)ことカワサキZ1000。前モデルのZ1(Z900)の事をマークワンと呼ばないのが不思議だと思うのですが、トヨタにマークワンがあるのか?と言われれば?なので、マークツーは日本人独自の名称意識かもしれません。で、名前よりカタチが好きでカメラを向けたのでありまして、四角を基本造型とした展開(削る盛るアールとエッジ)はホントに尋常なないくらい格好いいと感じます。これ、1978-1980年の製造らしいです。約40年の時を経てもコレを越える造形美を感じるバイクを見た事がありません。前モデルZ1の丸を基調とした流線形、ティアドロップデザインも素晴らしいのですが、丸の次は角!でこれがポンと出てくる当時のカワサキデザインは神ってるの一言。と思っている方が多く、現在も個体価格が高騰中で250万から300万位ですかね?同型で750ccモデルもそんな感じです。自分も30年前に750ccモデルに乗ってましたが、財布の軽い(今もw)高校生の自分には重た過ぎました。予算&根性があればモリワキ860cckit+CRキャブ+ダイマグリムと、、。全て妄想で終わり19万で買って25万で売ってお終い。夢をもう一度、とか思うのですが親族にMk2乗りが居りますので見てるだけで満足です。、、今思えば現愛車XT500を選んだのはZ750FX-1が重たかったからかもしれません。

デニムとバイクのイイ関係

Vanguard - V7 MOTO GUZZIタンクのブルーペイントが擦れたデニムみたいで綺麗だなーーーと思っていましたら、まんま正解でした。ネーデルランド(オランダ)のデニム屋さんVANGUARD社のプロモーション?製品と一体化したプロジェクトマシン-モトグッチV7改CAFE。バイクのいい所は装備されたパーツが外から見える事で、つまり性能が可視化されたパーツの集合体って事です。外から見える(うかがえる)性能に対して、やっぱり乗る時も”姿勢を正して”と言いますか、性能装備に相応しい自分でありたい。と、思うのであります。V型モトグッチと言えば、弊社のセールスパートナーで老舗のVW専門店”柏のアイテックさん”店主上原社長様がマーニーフレームのモトグッチを物色中だそうで、何としても手に入れて欲しいなーと思います。

Vanguard - V7 MOTO GUZZIアパレル屋さんなのか?バイクビルダーなのか?、、日本ではこんな問いがあるかもしれません、、バイク先進国なのに、使う側の意識とセンスが薄いのか?そもそも社会悪的に扱われる日本のバイクの現状じゃ仕方ないのかもしれません。バイクと服、自分のやりたい仕事の一つなのですが、やはり海外発信じゃないとダメなんですね。話は飛びますが、上画像ブルーの鉛筆ホルダーがタンクのデニム色と同じで、こーゆー細かい所に惹かれてしまいます。↓下記ムービーにて繊維縫製(デニム)と金属加工(バイク)の美しい融合がご覧になれます。私の考える一番大事な性能”格好いい事”が前部詰まった感じで日々精進。

■日本には今だ取り扱い店がございませんので製品詳細/ご購入はこちらから>VANGUARD JEANS

装備としてのジャケット

ヴェルナー ライダーズジャケットヴェルナー ライダーズジャケットロータックスとBMW。共通の萌ポイント(笑)がマフラーの造型です。跳ね上がったサイレンサーが冒険野郎の心意気だと自分は思ってまして、本題のジャケットでありますがボタンの数とポケットの数が多ければ多いほど厳重装備の感じがして格好いいと、、ほんと好みの話ですいません。因みに自分はバブアインターナショナル(BMWのライダー着用)を使ってます。

MAGNI/675F3

MAGNI 675 F3 WERNHER MOTO試作機の完成から約2年。実販はされないのかもしれませんが、それはソレこそ想いでのマーニーとして有りだと思います。3発675cc逆回転クランクを装備した自分の理想のエンジン+クロモリパイプフレーム&フォルチェラセリアーニ等ヴィンテージパーツをセットアップしたストリートレーサー。いい景色。

MAGNI 675 F3 WERNHER MOTO直線的な3本(左1、右2)のエキゾーストパイプのラインから見えるエンジン下(オイルパン部分)の突起が気になりますが、スリムなカウルからはみ出す造形としてはアリだと感じます。格好いい。欲しいけど売ってない(そもそも今はお金なくてダメなんですが)物欲妄想が私の原動力なので、これ見て日々精進。宿題の”作文”は近々提出予定です。

謎のマシン

WERNHER ヴェルナーWERNHER ヴェルナー世の中には凄いプライベーター(プライベートビルダー兼ライダー)が居るんですね。もう何だか解らない(サイズ感が謎)のですが、上画像のメットとベストがナイスセンス&フロントガーター式新造トラスは小径リム化は理に適ってる気がしますが全て謎。

ラジエターシュラウド

Lloyd Brothers Motorsports WERNHER造型は性能が決める。と言ったのはオーストリアのポルシェ関係者だったか?建築家だったか?ですが自分もそー思います。目標性能の為のカタチ、そして少しでも格好良く!<実は一番大事な要素だと考えております。クルマのパーツは勿論ですが、バイクのパーツはデザイン構成の要素がほぼ100%パーツのデザインに依存しますので、一つでも不調和があると全てご和算になります。画像はL型エンジンを少し持ち上げてV型搭載した水冷ドゥカティ。注目頂きたいパーツがサイドマウントされたラジエターシュラウド(カバー)。格好いいんですっ。曲面構成の使い方、、優れたアメリカ人(笑)のデザインが感じられます。何となくaFe-TAKEDAのデザインに通じる”格好良さ”。ヨーロッパの人々はこのような造形感覚を持ってないように思います。理由はWW2の戦闘機を見比べれば一目瞭然です。

Lloyd Brothers Motorsports WERNHERバイクの全景。V型マウントの為に新造されたオリジナルクロモリフレーム(クランクケースDUCATIロゴが傾いている分エンジンが起きてます)。コンパクトパッケージで理想のサイドバーンレーサー(ダートレーサー)です。直進する時間より旋回中の時間の方が多い(ハズ)のがダートレースの特徴であり、サイドマウントラジエターの優位性もそこにあると思います。前面投影より右斜めからの流入効果を狙うんですけど、左右非対称って事にも萌えますよね。(趣味の話)

Lloyd Brothers Motorsports WERNHERで、こちらがサイドバーン風景。190km/h前後のストレート速度からオーバルコーナーに侵入。想定される侵入速度は140~160km/h?側面シュラウドのデザイン効果が発揮されていると思います。

XT500のモディファイプラン

XT500 WERNHER DESIGNXT500が手元に来る前からモディファイ(改造)プランを考えておりまして、手帳に挟んでおいた画像メモが出て来たので掲載。XT500に現代風スクランブラーのテイストを!と考えフロント21インチから19インチへ。ショートフェンダーと大型ドラムブレーキ。ステアリングを低く短く、そしてシートを低く。マフラーは純正のコブラ式をそのままで。絵的には”いい感じ”でしたが実際にはどれも採用することなく、1977年製造当時の状態を維持しております。シートの高さが変わるとですね。重心が変わりますので設計理想から外れてしまいます。たかがシート高、、バイクは繊細なんですね。

XT500 WERNHER DESIGNで、こちらがフロント21インチのまま&SHOWA倒立フォーク&ディスクブレーキを装備したXT500.オフロード性能のアップデートとしてはアリかとメモ的に掲載。