スロットルリミッターが発見されました。

FA20エンジンを搭載した旧型86のマニアックなネタです。自分の86の話で、同じD型の86に乗っていて”不満がある人”には朗報かもしれないニュース。常々、アクセルを踏んでも(物理的にアクセルペダルを床まで踏む)スロットルが閉じてしまう事象が続き、ドライビジョンECUのリセットを繰り返しても改善ナシ!実走行データ(ログ)解析してもスロットが閉じる症状が見つけ出せず、、3速まではリニアに/ペダルストロークに応じて動く感じなので市街地データでは症状が出ません。で、上の手書きグラフをご参照下さい。横軸が物理的にペダルを踏む量(開度)100以上はタイムラグのイメージ/縦軸がOBD経由でデータ化されるスロットル開度指数。黄色線は1~3速までストレスなくリニアに開くイメージ。問題は4速(オレンジ)、5速(ピンク)、6速(青)。ギアが高く(速度が高く)なるにつれてアクセルがECUによって戻される。6速で100%踏んでも実スロットル開度指数(OBDで表示されます)は50%程閉じてジワジワ上る感じ。4、5、6速もリニアな感じで加速したい!具体的に言えば86のA型のドライビジョンECUように。実際86に乗っている人からすれば状態時の速度が解ると思いますが、多くの人に必要な性能じゃありません。しかし、操縦マニアの自分としては、少しでも自分の操作(アクセルペダルを踏む)とクルマの動き(エンジン加速)をリニアにして気持ち良く走りたい。そんな想いが叶うかもとワクワク!

上画像はつい先日発見されたスロットルオープンアングルリミット(バタフライの開度制限)プログラムの一部。”ほら、やっぱりあったんだ!”が、実感。ドライビジョンECU-FA20(86&BRZ)チューニングプログラムは約10年前に基礎が完成してバージョンアップを繰り返してきました。当時は見つける事が出来なかった制限も、進化した解析によりこの度判明。やはり開発を止めず、続ける事で”その先”が見えてくるんですね。先にAFEタケダインテーク専用-空燃比(af値)補正プログラムを施した自分の86は、副産物である前から聞こえるシャープなエンジンサウンドと、ブレない空燃比によって物凄く良くなりました(個人的見解)。そして今回のスロットル制限解除プログラムを乗せれば、自分史上最高(推定)の86が完成する、、かも。結果はまたご報告致します。 日々精進

重箱の隅をつつくイメージ