税込み価格70万円!のADRO(エイドロ)製スワンネックステイ付きドライカーボンウイング。けっしてお買い得とは言えませんが、払った分だけの効果を明記している事ってとても大事だと思います。「ファッション&スタイリング性能だけのウイングだったら要らない。」そんな方が選ぶ製品。と個人的に思います。そもそも元F1ウイリアムズの空力博士が設計した製品を自分の愛車に装備出来る事って事だけで70万円の減価償却が完了しているようにも思います。で、気になる空力効果ですが、GRスープラにADRO(エイドロ)スワンネックステイ付きドライカーボンウイングを装備する事で約100kg(正確には92kg)のダウンフォースが得られます。その際の相対速度が180km/hです。「え?180じゃすぐにリミッターじゃね?これじゃ使えなくね?」みたいな話はGRスープラに乗った事が無い人(GRスープラの速度リミッターは250km/hから起動)。さて、その約100kg、、正確には180km/h走行時に発生する92kgのダウンフォース-ウイング効果を支える構造に関して図解説明。
スワンネックステイ取り付け部分はリアゲートエンド左右。片側46kgのダウンフォースを支える土台が上画像のカーボンリーンフォースメント(ウイングの付属品)。このリーンフォースメントをゲートの指定部分に綺麗に納める作業が結構大変です。内装の樹脂パネルを付属の型紙に併せてカット>ゲートのインナー(発泡ウレタン)を根気よく、丁寧に削ってリーンフォースメントをキッチリ納める事。これで作業の70%は完成
スワンネックステイの穴位置を確認してリアゲートに穴を左右6カ所開けます。
ネジ留め剤を使用して下側からキッチリとボルト留めして完成。空力効果を確実に発揮するのは検証&計算されつくした優れた造型と、それを受け止める確実な強度が絶対。この確実な装着メゾットを見れば92kgのダウンフォースもキッチリ受け止められる事がご理解頂けると思います。よろしくお願い申し上げます。 日々精進