新体制のチームドライビジョンが展開するFA24を搭載したGR86&BRZ2Gen用チューニングプログラムの開発状況ご報告!解析が完了したGR86A型MTにチューニングプログラムをインストールしてテスト走行を決行!その結果、フォルトコード606が出て一時中断。101(バビル二世)じゃなく、5150(ヴァンヘイレン)でもない606と言う数字。ダイアグノス主導者であるGMのエンジニアが決めた故障コードで、主に過給機を搭載したGR86に出る症状のようです。ざっくり言うと吸気流入量異常。エラーが出てテストを中断しましたが、個人的にはとても意義ある検証が出来ました。以下、状況まとめましたのでご確認下さい。
ニューチームドライヴィジョンFA24-GR86A型MT用チューニングプログラム-第一回目の検証まとめ |
1)補助電源を介してECUのプログラムをフルで書き換え完了>エンジン始動-問題ナシ |
2)チューニングECUの試運転20分程度は普通に動いた(フィーリング良好) |
3)断続的なアクセルオンオフでスロットルの感触を確認中にセーブモードになった。 |
4)ドライヴィジョンECU上でもセーブモードプログラムが起動する事にちょっと安心。 |
5)診断の結果、エラーコード606発動。過給機を積んだGR86に近い空気流入量/スロットル開度をNAエンジンのままで実現できたのか?またドライヴィジョンECU下でもOBD診断がちゃんと動く事を確認出来ました。 |
6)バックアップメニューでフルのノーマルデータ(元の車両データ)をリロードでして、ノーマル状態にて復帰。物理的な故障ではありません。※念の為 |
既に開発を終えてGR86用チューニングECUを販売している各コンペティターさんがこのブログを見るとは思いませんが、「まだそんな事で、、しかもA型限定、、」と思われているかもしれない。しかし、焦る事なくダメを全て出し尽くし今出来る最高峰を目指すのが我々ニューチームドライビジョン!実は今回のテストインストールで開発担当から「今回は初めてのテストなので4パターンのプログラムを作成してゆるい(フォルトが出にくいと思われる)バージョン1から順次番手を上げて最後に4番目の一番過激なプログラムをテストして下さいね。」と。言われましたが自分の独断で最初からバージョン4の一番過激なプログラムをインストール!結果が上状況。短気が高じて(笑)良いテストが出来ました。開発担当は既にテスト当日のログデータを元に吸気(スロットル開度/速度)関係のリプログラムを製作中。乗った感じがとても良かったのでもしかしたら大ヒットになるかも、、A型特有の過敏な?アクセルレスポンスも全然リニアな感じになって違和感なし!続きは次回の検証後に! 日々精進